第三回ステキブンゲイ大賞審査員特別賞受賞作品に書き下ろしを加えた作品集『姉が壊れた。』が2024年12月17日に発売!!

ステキコンテンツ合同会社

2024.12.10 00:00

ステキコンテンツ合同会社(代表 中村航、本社:東京都中央区)は、同社が運営する出版社ステキブックスより小説書籍『姉が壊れた。』(著者・月島真昼)を2024年12月17日(火)より、紙の本、及び電子書籍で発売いたします。

◆「第三回ステキブンゲイ大賞」審査員特別賞受賞作の書籍化、2024年12月17日発売!

2作品を収録した『姉が壊れた。』。表題作は、小説投稿サイト「ステキブンゲイ」にて開催され2023年6月に発表された「第三回ステキブンゲイ大賞」にて審査員特別賞に選出された、月島真昼さんによる小説作品です。
姉の練炭自殺を寸前で防ぎ、姉が会社でパワハラを受けていることを知った弟が奮闘する様を、弟・敦の視点で描いた物語です。一見、現代的なローテンションのはずの敦の内側で渦を巻く、姉に対するコンプレックスと思慕の混沌を表現するかのように爆裂する一人語りが特徴的な作品です。
同作に、まるで仕方なく生きているかのように淡々と日常を過ごしていた男の前に、突然かつての想い人の娘が現れたことで起きた顛末を描いた書き下ろし作「どんどんキミに似ていく」を加えたデビュー作品集となっています。

◆「姉が壊れた。」あらすじ

姉の点火に間に合った奇跡の世界はここだけしかないのかもしんない

不意に訪ねた姉のアパートは、部屋の窓に目張りがされリビングの真ん中には七輪が置かれていた。姉はしどろもどろで言い繕うが、それは明らかに練炭自殺の準備であり、敦はそれを意図せず未然に防いだのだ。よく見ると自慢の美貌はくすみ自信に満ち溢れた生気は消え失せ、敦の知らない姉がそこにいた。姉は会社の上司からパワハラを受け、追い詰められていたのだった。

◆選考コメント

主人公の爆裂一人語りには、作者の才気を感じた。(中村航/小説家)

とても斬新で、読んだことのない設定、読んだことのないキャラ。だけど「読みたかった話」でした。(カモシダせぶん/書店員芸人)

◆著者紹介

1991年生まれ。大阪府出身。第三回ステキブンゲイ大賞審査員特別賞を受賞し本作でデビュー。

◆書誌情報

書名:姉が壊れた。(あねがこわれた)
著者:月島真昼(つきしままひる)
発行:ステキブックス
発売:株式会社星雲社
判型・ページ数:四六判・208頁
価格:1,870円(1,700円+税)
ISBN:978-4-434-35042-9

◆小説投稿サイト「ステキブンゲイ」及び公募文芸賞「ステキブンゲイ大賞」とは

2020年に開設された小説投稿サイト「ステキブンゲイ」では、いわゆる一般文芸の投稿作品を募り、プロ・アマチュアの垣根なく、活躍できる舞台を提供しています。ブンゲイという切り口で、文化の一翼を担いたい。その火を絶やすことなく、守り続けたい。「ステキブンゲイ」の作品をはじめ、ステキな作品を世に送り出していきます。

「ステキブンゲイ」サイト:https://sutekibungei.com/

新たな「ブンゲイスター」を輩出するための公募コンテストとしてステキブンゲイ開設と同時に募集が開始されたのが「ステキブンゲイ大賞」です。2024年までに4回の開催・発表が行われています。
ステキブンゲイ大賞からはこれまでに『コイのレシピ』(著・塚田浩司/第二回大賞受賞作/2022年10月刊行)、『サンティトル』(著・一ノ瀬縫/第一回優秀賞受賞作/2022年11月刊行)、『四度目のうぶごえ』(著・森春子/第一回優秀賞受賞作/2023年2月刊行)、『幸福の森』(著・千年砂漠/第二回準大賞受賞作/2024年7月刊行)といった作品が書籍化されており、現在も第一回から第四回まで各回の受賞作が、書籍刊行を目指して改稿作業が進められています。
また現在は「第五回ステキブンゲイ大賞」の募集も行われています。

「第五回ステキブンゲイ大賞」募集のお知らせ:https://suteki-bungei.zendesk.com/hc/ja/articles/38132906590617

◆ステキブックスとは

ステキブックスは、小説家 中村航が中心となってスタートした出版社です。
良い書籍を一冊でも多く届けたいと願っています。

出版社サイト:https://sutekibooks.com/

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