12/9(月)多死社会を豊かにする共創の場「デスラボ」渋谷で開催
カジュアルな「死」の対話から、多死社会の新たな解決策を見つける
一般社団法人デスフェス(本社:東京都渋谷区、共同代表:市川望美・小野梨奈)は、2024年12月9日(月)、多様な視点で「死」を考え、未来を創る共創プラットフォーム「リビングラボ from Death」(通称「Deathラボ」)を開催します。
【多死社会を迎える今だから、やるべきこと】
2023年の年間死亡数157万人(2023年 厚生労働省調べ)。この数字は、過去最多の数字で40年前の2.2倍です。
2040年の約170万人をピークに、長い期間高止まりすると予測されています。
今の日本は、超少子高齢化と同時に訪れた「多死社会」なのです。
死をタブー視しがちな世の中ですが、死がますます身近な問題となる今、改めて「死」を見つめ直し、社会に新たな死生観や葬送文化を創造する機会にしたいと、私たちは考えています。
【「死」をテーマに多様な人々が共創する場】
「Deathラボ」は、「死」をテーマに産学官民の多様なメンバーが集まり、それぞれの想いを共有したり、まだ顕在化していない社会の課題やニーズを掘り起こして解決法を探求するプラットフォームです。
10月2日に開催した第1回目は、企業や大学の研究者、自治体職員、市民など産学官民から70名を超える多様なバックボーンの方々にご参加いただきました。
2回目の今回は、新しいサービスやプロダクトを生む具体的アクションに取り組みます。
このアクションは、2025年4月に渋谷で開催予定のイベント「Deathフェス 2025」での発表に繋げていく予定です。
【生と死のウェルビーイング】
「死」は人生の一部であり、シニアに限らずすべての世代にとって考えるべきテーマです。
死を必要以上に恐れずにいられる場を提供し、死に対する準備や理解を深めることで、より豊かな生き方を実現できると、私達は考えています。
【イベント概要】
■イベント名:「リビングラボ from Death」 #2 アクション編
■日時:2024年12月9日(月)19:00〜21:00
■場所:SHIBUYA QWS 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階
■参加費:無料
■当日のプログラム(予定):
18:45 受付開始
19:00-19:45 前半
・本日の流れ、前回キックオフおよび12/9QWSで実施した様子の振り返り
・死をテーマとした対話(アイスブレイク)
19:45-20:45 後半
・Deathフェスに向けた動きのご説明
・プロジェクトオーナーによるテーマアップ
・参加チーム決め(最低3名~)
・チームごとのディスカッション
・シェアリング
20:45-21:00 クロージング、今後の進め方確認 終了
■申込:https://deathlab-02-qws.peatix.com/
■主催:一般社団法人デスフェス
※対面のみの開催
※オンラインは12月16日に開催します。お申し込みはこちら
※取材ご希望の際は事前に広報担当者へのご連絡をお願いします
【1回目の参加者の感想】
「このテーマでこれだけの人が集まると言うこと自体が凄いと感じた」
「傍観者的な参加者が少なく、全体的な熱量が高かった。あっという間に過ぎた2時間半でした」
「人の数だけ死があるということを認識しました」
「身内はきちんと見送りたくても、自分の死には無頓着(遠慮)してしまう。自分にフォーカスをあてた、自分らしいお葬式のプランをデザインしたいと思った」
「死をタブーとされている社会の中で、今後起こりうる災害などでの遺体の対応、外国人の対応などはどうするのかも合わせて意見交換できて貴重な時間だった」
【1回目の様子(動画)】
https://youtu.be/fiK6Cdv8FLg?si=9hctf_0i0sr8oaFY
【一般社団法人デスフェス】
2023年4月、NPO法人ETIC.の越境プログラム「Beyonders」に参加し、アイデアを発表。
8月より、SHIBUYA QWSのプロジェクト「Deathフェス実行委員会」として活動開始。
毎年4月14日を「よい死の日」として、タブー視されがちな「死」というテーマに出会い、生と死のウェルビーイングについて考えるイベントとして「Deathフェス」を提案。
様々な人の協力を得ながら、2024年4月13日より6日間にわたって渋谷ヒカリエで実現。
10代から90代まで2000人を超える来場者から寄せられた様々な思いや託された願いを元に、年間を通した対話の場づくり、創造的なオープンイノベーションの場としていくため、Deathフェス実行委員会から「リビングラボfrom Death」へと発展している。
【共同代表 市川望美(いちかわのぞみ)】
一般社団法人デスフェス 共同代表
非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー
合同会社メーヴェ 代表
一般社団法人幸せなコミュニティとつながり実践研究所 理事
日本ファンドレイジング協会 准認定ファンドレイザー
短大卒業後、IT系企業へ入社。育児離職、子育て支援NPOを経て、2011年内閣府のビジネスプランコンペで採択されPolaris設立。令和元年度東京都女性活躍推進大賞受賞。2023年、より実験的なプロジェクトに関わる器として合同会社メーヴェ設立。現在は「生と死のウェルビーイング」をテーマに、DEATHフェスを起点とした新しい文化の発信、エンディングにまつわる多様な選択肢づくりを実現すべく奮闘中。
【共同代表 小野梨奈(おのりな)】
一般社団法人デスフェス 共同代表
合同会社カレイドスタイル 代表
大学院修了後、IT企業、女性向けWebメディア編集部を経て2006年に独立。企業や経営者、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ企画を支援。女性経営者・フリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」を運営。Deathフェスと並行して、日本での有機還元葬の実現に向けて法人設立準備中。
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