「あかぎれ」は治癒タイプの絆創膏で早めの対処が効果的!

ニチバン株式会社

2024.11.25 14:52

インフルエンザやノロウイルス。感染症予防に必須の手洗い 一方あかぎれ・ひび割れに悩む人の64%が「痛くて手を洗いたくない」

インフルエンザやノロ。乾燥する季節の手洗いはあらゆる感染症予防に効果

秋冬は、インフルエンザを含む様々な感染症が流行しやすい時期です。この時期、感染症の予防に欠かせないのが手洗いです。池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生によると、「石けんでの手洗いは、ウイルスが付着した手で鼻や口に触れることで感染する接触感染を防ぐことができ、感染症の予防に非常に効果的です。石けんをきちんと泡立てて手のひら、手の甲、指の間、爪先、手首を30 秒以上かけて洗います。アルコールによる手指消毒は石けんの数倍効果がある消毒法ですが、アルコールは一部のウイルスに対する効果は弱いので、石けんとアルコール、両者を適宜組み合わせると良いでしょう」と語っています。

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一方で、頻繁な手洗いやアルコール消毒が「あかぎれ」になる要因に・・

その一方で、頻繁な手洗いやアルコール消毒は手の乾燥を引き起こし、「あかぎれ」ができる原因の一つでもあります。「あかぎれ」について、よしき銀座クリニック院長 吉木伸子先生に伺いました。


「あかぎれは手指の肌荒れの一種で、特に寒い時期に多く見られる症状で、手指の皮膚が深くひび割れ、ピリピリとした痛みを伴うことがあります。あかぎれの主な原因は乾燥です。肌の表面は「皮脂膜」で覆われており、角層内には「セラミド」という成分があります。これらが肌の潤いを守っていますが、手洗い、家事での洗剤使用、冷えによる血行不良、頻繁なアルコール消毒などにより、洗い流されたり失われたりすると肌の潤いが失われ、手指の肌荒れが起こりやすくなります」(吉木先生)

★あかぎれの予防には治癒促進タイプの絆創膏が効果的!

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「予防するには、家事でお湯を使う際は「ぬるま湯」を使用したり、手が濡れたらすぐに拭く、肌が弱い人は除菌ソープの使用を控える、保湿剤(ハンドクリームやワセリンなど)を使用するなど、日常生活での適切なケアと保湿が重要です。また、あかぎれになった場合は、ハイドロコロイド使用の治癒促進タイプの絆創膏を使うのが効果的です。治癒促進タイプの絆創膏は、あかぎれを治すのに適した潤った環境をつくり、皮膚がきれいに再生するのを促し、あかぎれの痛みも和らげます。水仕事が多いひとは、防水タイプが良いでしょう」(吉木先生)

★キズの部分だけをハイドロコロイドで覆うのが理想

「絆創膏は、あかぎれやひびのところだけパッドで保護し、周りの健康な肌は伸縮性、通気性のよいテープで覆うのが理想です。ハイドロコロイドはキズの部分だけに当てましょう。ただし、一向に症状が改善しない場合や悪化した場合は、医療機関の受診をお勧めします」(吉木先生)

 

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よしき銀座クリニック 院長 吉木伸子先生
横浜市立大学医学部卒業、慶応義塾大学病院皮膚科学教室に入局。浦和市立病院(現さいたま市立病院)皮膚科勤務、日本漢方研究財団附属渋谷診療所での研修等を経て、現在はよしき銀座クリニック 院長。レーザー、ケミカルピーリングなどの美容皮膚科学と漢方を取り入れた皮膚科療法を行っている。

3 人に2 人があかぎれ・ひび割れの悪化を気にして「洗い控える」傾向が!

★あかぎれ・ひび割れに悩む人の64%が「手を洗いたくない」!
ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、社長:高津敏明)が、あかぎれ・ひび割れに悩む全国の20~60 代男女(300 名)を対象に2023 年11 月に実施した、冬の乾燥対策に関する意識調査では、「あかぎれ・ひび割れで悩んでいるときに手を洗うことに対してどう思いますか?」の質問に対し、「痛くて洗いたくない」「痛みがないが悪化が怖くて洗いたくない」の合計が64%でした。およそ3 人に2 人が、水に触れることによって感じる痛みや、あかぎれ・ひび割れの悪化を気にして洗いたくないという「洗い控え」が発生していることがわかります。

★主な対処法は「ハンドクリーム」「絆創膏」「水仕事ではゴム手袋」

あかぎれ・ひび割れの対処法としては、「ハンドクリームを塗る」「絆創膏を貼る」「水仕事ではゴム手袋をする」が上位でした。ハンドクリームと絆創膏を併用するときは、まず絆創膏を貼り、その後に手全体にハンドクリームを塗ると、絆創膏がはがれにくいのでおススメです。また、絆創膏の貼り替えのタイミングは、治癒タイプの場合、使い始めやキズぐちから出る体液が多い時期は毎日貼り替えた方が良いですが、その後は2~3 日に1 回キズを観察し、感染を示す症状が無いことを確認しましょう。キズぐちの感染が疑われる場合は、医師にご相談ください。あかぎれは放置せず、適切なケアを行うことが重要です。日々の予防と適切なケアで、健康的な手肌を維持しましょう。

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あかぎれケアには「ケアリーヴ治す力」がおススメ!指先用、防水タイプも

ニチバンの「ケアリーヴTM治す力TM」は、モイストヒーリング(湿潤療法)で痛みを軽減し、キズやつらいあかぎれを早くきれいに治す絆創膏シリーズです。ハイドロコロイドという特殊素材の「モイストパッドTM」でキズぐちをピタッと密閉し、キズぐちから出る体液を吸収、保持します。高密度ウレタン不織布を使用したやわらかいテープ素材は、タテヨコによく伸びるので、指を動かしたり、曲げたりしてもしっかりフィット。通気性が良く、白くふやけにくいのが特長です。あかぎれやひび割れの部分はハイドロコロイド素材のパッドで保護し、周りの健康な肌は伸縮性と通気性のよいテープで覆います。また、「ケアリーヴ治す力」は、あかぎれができやすい指、手の甲などにぴったりのサイズを各種揃えていることに加え、T型の形状で指先を包み込むように巻き付けて貼れる「指先用」や、水仕事や手洗いが多い人にぴったりな「ケアリーヴ治す力 防水タイプ」などラインアップが豊富です。(※TM は商標です。)

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美容・健康