単なる作業場を超えて〜地域の未来を創るローカルコワーキングの実現へ

コワーキング協同組合

2024.11.15 10:00

『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』

コワーキング協同組合(神戸市、代表理事:伊藤富雄)は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講いたします。 本講座は、14年に及ぶコワーキングスペース運営の実践知と、全国127ヶ所・海外11ヶ所の視察で得た知見を凝縮し、過去5回の開催実績をさらに進化させた集大成として提供いたします。 受講者の方々が、単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現できるよう、理論と実践の両面からサポートいたします。

■なぜ今、ローカルコワーキングなのか

「コワーキングスペースは、単なる作業場ではありません」

これが、私たちコワーキング協同組合の信念です。

地方都市が直面する人口減少、少子高齢化、空き店舗の増加―。しかし、各地で興味深い変化が起きています。コワーキングスペースを核として、地域の人々がつながり、相互扶助の精神で支え合い、新たな価値を生み出す共同体が生まれているのです。

例えば、農家の方が持ち込んだ規格外の食材が、その場にいたマーケッターやデザイナーとの出会いをきっかけに、新たな商品として生まれ変わる―。これは、実際に地方のコワーキングスペースで起きている事例です。

■対象となるローカルコワーキングとは

本講座でいう「ローカルコワーキング」とは、東京・大阪などの都心部の大規模施設とは異なる、地域に根ざしたコワーキングスペースを指します。
具体的には:

・地方都市のコワーキングスペース
・大都市圏の周辺部におけるコワーキングスペース
・その地域のコミュニティに密着した小規模~中規模のスペース

いずれも、その土地ならではの特性を活かし、地域の人々の多様な活動や交流の拠点となることを目指すものです。

■「コワーキング曼荼羅」が示す8つの可能性

本講座の特徴は、コワーキングを8つの領域で捉える「コワーキング曼荼羅」という独自の概念にあります:

1.仕事+起業・創業:フリーランスやリモートワーカーの活動拠点
2.学び(共学):セミナーや勉強会の開催場所
3.ものづくり+アート+表現:創作活動の工房やギャラリー
4.育児+教育:子育て中の方々の活動支援
5.健康(ウェルビーング):心身の健康維持・増進
6.リモートワーク+宿泊・滞在:ワーケーションの受け皿
7.飲食+地産地消:地域の食文化発信
8.シェアリングエコノミー:共有経済の実践の場

■過去の受講者からの声

「すべての講義に価値がありました。数年ごとにこの講座を受けたいくらいです」(島根県・Nさん)

「地域におけるコワーキングの役割を知り、施設の外に出て地域との繋がりを作っていこうと意識が変わりました」(福島県・Sさん)

「コミュニティマネージャーとしてのモチベーションが大きく変わりました。講座を受けるたびに新しい発見があり、刺激の多い時間になりました」(福島県・Tさん)

■講座の特徴

1.実践的なカリキュラム

・コミュニティ運営の具体的手法
・イベント企画から収益モデルまでを網羅
・各地の成功事例の詳細な分析

2.充実のサポート体制

・全講義の動画アーカイブ提供
・受講者専用コミュニティへの参加
・希望者向けマンツーマン・コーチング(1~6ヶ月)

3.柔軟な学習形態

・オンライン受講で全国どこからでも参加可能
・録画配信で復習も可能
・実践的な課題で即座に学びを活用

■カリキュラム詳細

【第1回】2025年1月9日(木)
コワーキングの基礎と理想形の構築

・コワーキングの歴史と未来
・「コワーキングの5大価値」とは
・ローカルコワーキングの実践事例

【第2回】1月16日(木)
コミュニティマネジメントの神髄

・頼られるマネージャーになるための3つのホスピタリティ
・チームビルディングの実践
・オンライン・オフラインのコミュニティ運営

【第3回】1月23日(木)
イベント企画と実践

・イベント企画の基本と実践手法
・告知・集客・決済の具体的方法
・オンラインイベントの活用術

【第4回】1月30日(木)
マーケティングと情報発信の実務

・ファン作りとコンテンツマーケティング
・ブランディング戦略
・効果的な情報発信手法

【第5回】2月6日(木)
リモートワーク時代の対応

・テレワークからデジタルノマドまで
・ワーケーション対応の実践
・地域外からの利用者獲得戦略

【第6回】2月13日(木)
収益モデルと運営の実務

・多様な収益源の確保
・効果的な運営コストの管理
・補助金活用と資金調達

【第7回】2月20日(木)
総まとめと実践計画

・理想のコワーキング計画の具体化
・ゲストスピーカーとのトークセッション
・参加者による企画発表と講評

■講師プロフィール

伊藤富雄(コワーキング協同組合代表理事)

2010年:日本初のコワーキングスペース「カフーツ」設立
2016年~:「コワーキングツアー」を主宰し、国内127ヶ所、海外11ヶ所のコワーキングスペースを視察
全国の地方自治体でコワーキング、リモートワーク、ワーケーション等をテーマに多数講演
著書:『インディー・コワーキングとは何か』他

■開催概要

期間:2025年1月9日~2月20日(全7回)
時間:各回19:00~(120~150分)
開催方法:オンライン(Zoom使用)
定員:15名(最少催行人数1名)

■受講料

・通常コース:110,000円(税込)
・マンツーマン・コーチング付きコース:
  ・1ヶ月コース:154,000円(税込)※早割138,000円
  ・3ヶ月コース:242,000円(税込)※早割210,000円
  ・6ヶ月コース:374,000円(税込)※早割320,000円
   ※早割は先着7名まで

■補助金情報

自治体によっては受講費用の補助制度があります。例えば福島県では「テレワーク施設利活用促進補助金」制度を活用した受講実績があります。お住まいの地域の自治体にご確認ください。

■お申し込み方法

講座の詳細・お申し込みは以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.coworkingmgr.com/exmandara202501 

■お問い合わせ先

コワーキング協同組合
〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通2-1-17-101
TEL:078-599-5809
Email:info@coworking.coop  

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種類
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カテゴリ
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