PressWalker 有限会社七月堂【新刊情報】高嶋樹壱第一詩集『一千暦の帰り道』刊行

【新刊情報】高嶋樹壱第一詩集『一千暦の帰り道』刊行

エンタメ

有限会社七月堂（本社：東京都世田谷区、代表：後藤聖子）は、高嶋樹壱さんの第一詩集『一千暦の帰り道』を2024年11月に発売いたします。

◆詩集『一千暦の帰り道』について

著者渾身の第一詩集

果てしのない〝時間〟を越えようと願い描かれた〝歩行／飛行〟

友達、そんなものではない
恋人、それも違う
ノオト
おまえの村に昔からあった名で呼ぶ
ひとりひとりのはずなのに
背中をいつからか重ね合っていたい、誰か
たとえば天地や昼夜のように
理由もなく越えようとして
理由もなく時に長居をゆるしてしまう
おまえに懐かれるのには
十分な時間だったようだけど
でもおとなしくしておいで、ノオト
もう一度だけ嵐を抜ける
その途中で僕たち
一緒にぶっ壊れたって構わないと信じている

（「旅の子ノオト」より抜粋）

◆著者プロフィール

高嶋樹壱　TAKASHIMA Key

1996年生まれ。長野県出身。
2016年より詩作を行う。本書が第一詩集。
ブログ：key note
X：@keytakashima19

◆『一千暦の帰り道』商品情報

著者　高嶋樹壱
カバーイラスト　ねもとなおこ
A5判・並製、カバー・帯付、84ページ
装幀・組版　菊井崇史
価格　1,700円＋税
発行　11月25日
発売　11月25日頃
ISBN　978-4-87944-593-3
商品ページ：https://shichigatsud.buyshop.jp/items/94408227