沖縄県久米島の珊瑚をまもるため、 赤土流出を防ぐグリーンベルト植栽に寄付と植栽を実施
〜海の緑化プロジェクト Blue Action〜
「海の緑化プロジェクト Blue Action」は、地球温暖化防止と生物多様性保全を目指して、海藻、海草、珊瑚の保護・繁殖への取り組みおよびその重要性を伝える活動を展開しています。 また、「花を植えて珊瑚をまもる」は、赤土の流出による珊瑚の被害を減らすため、赤土の裸地やサトウキビ畑などの周辺、斜面の下側などに、樹木や草木などの植物を帯状に植えて溝の流れを弱めたり、濁水中の土粒子を補足したりするグリーンベルト植栽を行う取り組みです。
一般社団法人海洋連盟[本社:東京都中央区、代表理事:妹尾博之(以下海洋連盟)]は、株式会社ネットリソースマネジメント[本社:東京都千代田区、代表取締役:高野昌樹(以下、NRM)]および、海と街と株式会社[本社:東京都中央区、代表取締役:内田聡(以下、海と街と)]の協賛を得て、赤土の流出を防ぐためのグリーンベルト植栽『花を植えて珊瑚を守る in 久米島』実施のための寄付金500,000円を沖縄県久米島町に贈呈しました。
<久米島とは>
久米島は沖縄本島から西に約100kmに位置し、豊かな自然に囲まれた美しい島です。「ホタルとサンゴの島宣言」は河川環境の保全、サンゴ再生事業、赤土流出防止対策などにより、陸上の森林と同等かそれ以上のCO2の吸収源として機能している可能性のあるサンゴ礁の保護をするための宣言です。海洋連盟は設立当初より久米島と海洋教育や海辺のPRためのワークショップなど、さまざまな取り組みを行なってまいりました。
<10/29寄付金の贈呈式を実施>
久米島町仲里庁舎(沖縄県島尻郡久米島町比嘉2870)の町長室にて実施された贈呈式には桃原秀雄町長、中村幸雄副町長、玉城安雄町議会議員、棚原哲也町議会議員にもご出席いただきました。
・贈呈式の概要
日 時:2024年10月29日(火)9:00
場 所:久米島町仲里庁舎(沖縄県島尻郡久米島町比嘉2870)町長室
参加者:桃原秀雄町長、中村幸雄副町長、NRM代表取締役 高野昌樹、海と街と
代表取締役 内田聡、海洋連盟代表理事 妹尾博之、玉城安雄町議、
棚原哲也町議、久米島の海を守る会事務局長 黒木恭子他
後列左から妹尾代表理事、高野社長、桃原町長、玉城町議、棚原町議、中村副町長
前列左から内田社長、黒木事務局長
<10/29植栽セレモニーを実施>
第1回の植栽場所となる久米島町義間のサトウキビ畑にてクワンソウの植栽セレモニーを実施しました。今後この寄付金を使い、一般社団法人久米島の海を守る会の協力により、島内のさまざまな場所にグリーンベルト植栽を実施することで、赤土流出の防止に努め珊瑚の保護を進めていく予定です。
・植栽セレモニーの概要
日 時:2024年10月29日(火)12:00
場 所:沖縄県島尻郡久米島町儀間(県道89号線沿いサトウキビ畑)
Google Map https://maps.app.goo.gl/RvYnk9YEJi8NbduTA
植栽物:クワンソウ
参加者:NRM代表取締役 高野昌樹、海と街と 代表取締役 内田聡、海洋連盟代表理事 妹尾博之、久米島町議玉城安雄、久米島町議棚原哲也久米島の海を守る会事務局長 黒木恭子
<9/21久米島まつりでも贈呈式を行い島民に周知>
10月29日の贈呈式に先立ち、9月21日〜22日に開催された久米島まつりの「ホタルとサンゴの島宣言」において、海洋連盟、NRM、海と街とからの寄付でグリーンベルト植栽を実施していくことを発表し、島民周知のための寄付金贈呈セレモニーを実施。
台風の影響で海洋連盟、NRM、海と街とは現地に赴けなかったため、棚原議員が代理として贈呈を行なった。
ホタルとサンゴの島宣言(全文)
久米島は県立自然公園に指定され、多くの天然記念 物の生き物が生息する自然豊かな島です。島の山々、 川そして海へと流れる豊富な水環境から大きな恩恵 を受けています。その山、川、海の保全を行うことによ り、生き物の保全再生につながり、さらには私たちの 暮らしに豊かさを与えてくれます。
そして、この素晴らしい自然環境を次世代に引き継 いでいくことは、私たちの責務でもあり、行政、町民、 事業者が一体となった自然と共生する地域づくりを 目指すため、ここに久米島町を「ホタルとサンゴの島」 とすることを宣言します。
宣言による行動計画(例)
- 赤土流出防止対策の徹底、植栽事業の拡大、農家への営農指導強化
- 久米島漁協が行う事業(サンゴ再生、藻場造成)に対する行政、民間事業所の支援、連携強化
- キクザトサワヘビ、ホタルなど希少生物が生息する河川環境の保全、ラムサール・ネットワーク日本による浦地川の自然共生サイト登録(環境省)に向けた(30by30)
- 小学校・中学校における環境教育活動の取り組み強化
<「海の緑化プロジェクトBlue Action」と「花を植えて珊瑚をまもる」の概要>
「海の緑化プロジェクト Blue Action」は、地球温暖化防止と生物多様性保全を目指して、海藻、海草、珊瑚の保護・繁殖への取り組みおよびその重要性を伝える活動を展開しています。
また、「花を植えて珊瑚をまもる」は、赤土の流出による珊瑚の被害を減らすため、赤土の裸地やサトウキビ畑などの周辺、斜面の下側などに、樹木や草木などの植物を帯状に植えて溝の流れを弱めたり、濁水中の土粒子を補足したりするグリーンベルト植栽を行う取り組みです。
海藻・海藻・珊瑚(※1)は「ブルーカーボン」として知られ、二酸化炭素を吸収して「カーボンニュートラル」に貢献する重要な役割を果たしています。しかし、地球温暖化による海水温の上昇および二酸化炭素の増加による海の酸性化は、海洋生物の生息環境を悪化させ、生物多様性の減少を引き起こす原因となっています。Blue Actionはこれらの問題に取り組み、海洋の健康を取り戻し、生物を育み、カーボンニュートラルに貢献する自然の防波堤としての機能を守ることで、持続可能な未来の実現を目指します。
<賛助会員募集>
海洋連盟では、我々の取り組みに賛同いただける企業を募集しております。
詳しくは海洋連盟までご連絡ください。
<会社概要>
一般社団法人海洋連盟(住所等はお問合せに記載)
「3000万人を海へ」をスローガンに海おこし、町おこしに取り組む団体。海の緑化プロジェクト「Blue Action」、海のPRコンテスト「うみぽす」、高校生の海の課題可決コンテスト「うみぽす甲子園」、親子向けエデュテーメント「海賊王と海の教室」などのイベントや大会を実施している。
ホームページ:https://ocean-alliance.org/
株式会社ネットリソースマネジメント
「働く空間から生まれるデータで働き方を変える」というビジョンを掲げ、「可視化プロバイダ」としてお客様に新たな価値を提案しており、中小企業のESG経営の実現サポートも行なっている。海洋連盟のビジョンに賛同し、日本の海と地域のくらしのための活動をサポートしている。
代表取締役社長:高野昌樹
本社所在地:東京都千代田区神田三崎町2-18-5 水道橋 BUSINESS CUBE 3F
ホームページ:https://www.nrminc.co.jp
海と街と株式会社
日本の価値を掘り起こして海と地域と人とを繋ぎ、出会いを創出する事業を
リアルとオンラインで展開。国内外の方々に豊かなライフスタイルを提供してすることを目指している。その一環で、日本の美味しいものが集まる築地場外市場の魚河岸にて、築地で買ったものを持ち込んで日本酒とのペアリングが楽しめる角打ちを運営している。
代表取締役社長:内田 聡
本社所在地:東京都中央区築地4-10-6三輝ビル403
ホームページ:https://umi-machi.com/
■お問い合わせ先
一般社団法人海洋連盟
〒104-0045 東京都中央区築地4-10-6三輝ビル403
TEL:03-6281-5032
(受付時間:平日10:00〜17:00 ※スタッフの在宅ワーク日は転送されます)
secretariat@ocean-alliance.org
■公式サイト
海洋連盟:https://ocean-alliance.org/
Blue Action:https://blueactions.org/
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