マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化 外国人のマンガに関する観光ニーズ・属性・市場調査の発表

レインボーバード合同会社

2024.11.08 10:00

令和6年度日本博2.0事業(委託型) マンガの聖地としまインバウンド活性化(主催 レインボード合同会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁)にて、「外国人のマンガに関する観光ニーズ・属性・市場調査」の取組として、調査報告書を公開しました。 

https://rainbowbird.jp/files/tokiwasost_inboundresearch.pdf

 

2024年の訪日外国人旅行者数が3,500万人、旅行消費額が8兆円と過去最高になる見通しが示されるなど、インバウンド消費が日本経済において重要な成長分野となる中、訪日観光の消費行動に対する理解が求められています。同時に、政府は2024年6月に「新たなクールジャパン(CJ)戦略」を発表し、10月には経団連が「コンテンツ省」の設置を提言するなど、輸出産業としての日本のコンテンツの注目度が高まっており、コンテンツを軸にした観光・消費の新たな可能性が見込まれます。 

しかし、これまでコンテンツとインバウンド消費の関連性を掘り下げた調査は少なく、具体的なニーズの把握が十分でないのが現状です。本調査は、訪日観観光のコンテンツに関する関心を掘り下げて明らかにするとともに、トキワ荘通り(豊島区南長崎)の活性化に向けた実証データを収集することを目的に実施しました。 

池袋駅東口・トキワ荘通りの外国人訪問者と、東京都への外国人訪問者を対象に、街頭・チラシ・SNSでのアンケート調査を実施。主に街頭調査で224件、その他の方法と合わせて合計324件の回答を得ました。 

 

◆半数以上が「トキワ荘」を魅力的に感じている 

調査の結果、トキワ荘通りの未訪問者のうち75パーセントは存在を認知していませんでしたが、半数以上の方がトキワ荘マンガミュージアムがあるトキワ荘通りが魅力的との回答を得ました。 

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◆好きなマンガ・アニメ第一位は『鬼滅の刃』 

また、好きなマンガ・アニメについては、第一位の『鬼滅の刃』を筆頭に、『進撃の巨人』『ONE PIECE』『呪術廻戦』の4作品が回答割合の20%を超えました。 

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【令和6年度日本博2.0事業(委託型)マンガの聖地としまトキワ荘通りインバウンド活性化】 

「マンガの聖地としま」トキワ荘のまちエリアへの海外からのファン・観光客の来訪を促し、日本のマンガ文化を世界に広めることを目的に、各種取組を公と民間で協働して実施し、「トキワ荘マンガミュージアム」を中心としたトキワ荘通りのインバウンド活性化を進めています。 

取組「外国人のマンガに関する観光ニーズ・属性・市場調査」 
主催:レインボーバード合同会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 
分析:一般社団法人MANGA総合研究所 
調査:サクラス株式会社、一般社団法人マンガナイト 
協力:豊島区 


令和6年度日本博2.0事業(委託型) 

「日本博2.0」は、2025年日本国際博覧会に向けて、日本の美と心を体現する我が国の文化芸術の振興及びその多様かつ普遍的な魅力を発信する国家プロジェクトです。 

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調査レポート

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