今までなかった! 汗の悩みを解消し、前向きな生活を取り戻す本『誰にも言えない汗の悩み』発売!

福村出版株式会社

2024.10.30 10:00

心理学・医学の専門家が、汗に悩むあなたの生活をサポートします!

福村出版株式会社は、来る11月1日(金)に、新刊書籍『誰にも言えない汗の悩み』を発売いたします。本書は汗かきで困っている子どもから大人まで幅広い年齢層の方々に向けて、汗による困りごとへの対処法を紹介します。また、日本人の10人に1人が罹患しているとも言われる「多汗症」という病気の基礎知識を学ぶことで、汗にまつわる不快感を解消して快適な毎日を送るためのガイドブックです。全国の書店・オンライン書店でお求めいただけます。

本書『誰にも言えない汗の悩み』は、汗に関する悩みを抱える人々にとって、共感と実践的な解決策を提供する貴重な一冊です。本書は、幼児期から成人期まで、発達段階ごとに異なる汗の問題を具体的なエピソードを通して紹介し、日常生活での困難や葛藤を深く掘り下げます。特に「多汗症」という病気に焦点を当て、その理解と治療法、さらに周囲のサポートの重要性を強調しています。

本書は、ただ汗の問題を抱える人々だけでなく、その家族や友人、職場の同僚、そして医療関係者にとっても、理解を深めるための必読書です。多汗症患者のドキュメンタリーや支援グループの活動にも触れられており、社会全体がこの問題にどう向き合い、よりよい共生社会を実現するかを考えるきっかけにもなります。

また本書は、多汗症に悩む人々の団体である「NPO法人多汗症サポートグループ」の全面協力のもと、当事者だからこそ語れる悩みや、汗を軽減するノウハウ、多汗症の患者でも住みやすい社会の提言などを幅広く紹介しています。社会共生(インクルージョン)の立場からも、役立つ書籍となっております。

『誰にも言えない汗の悩み』は、多汗症や汗に悩む全ての人々に向けて、解決の道筋を示し、同時に「一人じゃない」という強いメッセージを伝えます。ぜひ一度お手にとってごらんください!

 

■書誌情報

書名   誰にも言えない汗の悩み
副題   多汗症のための心理学的・医学的サポート
編著者  藤後悦子・山極和佳
協力   NPO法人多汗症サポートグループ
定価   本体2,000円+税
対象読者 汗かきで生活に不具合を感じている人
発行所  福村出版株式会社

 

■目次

はじめに

第1部 汗と向き合う日々
 第1章 汗に関する困りごと
  1 幼児期(おもに3 歳〜5 歳)の困りごと
  2 学童期(おもに小学生)の困りごと
  3 思春期(おもに中学生・高校生)の困りごと
  4 青年期(おもに大学生・専門学校生)の困りごと
  5 成人期(おもに社会人)の困りごと
 第2章 「多汗症」という病気とその対処
  1 汗への困りごとを抱える本人にとって必要なこと
  2 汗への困りごとを抱える人を取り巻く人々
 第3章 多汗症を通したより良い社会の実現へ
  1 汗の悩みを抱える人たち
  2 多汗症サポートグループの皆さんの声より
  3 多汗症を通した共生社会の実現に向けて

第2部 汗の問題は心の問題?
 第4章 汗の基礎知識
  1 汗腺の種類
  2 汗の成分
  3 汗の役割
  4 暑熱順化
 第5章 多汗症の基礎知識
  1 多汗症の定義と診断基準・部位による違い
  2 多汗症という病気
  3 多汗症の治療法
 第6章 汗による心の健康とQOL(生活の質)への影響  
  1 はじめに:汗を背景とした精神的不調とは?
  2 汗を背景とした精神的不調とその心理的サポート
 第7章 汗で悩む方に精神科ができること
  1 精神科医療が汗の症状を扱うということ
  2 森田療法とはどのような精神療法なのか
  3 汗の症状に苦悩する方に対する森田療法
  4 不安を活かしてより良い人生を送る
  5 精神科医療の可能性と限界

おわりに

 

■編著者・協力・執筆者

[編者]
藤後悦子(とうご・えつこ)
東京未来大学こども心理学部教授。博士(学術)。公認心理師、臨床心理士。立教大学、筑
波大学大学院の兼任講師を経て現職。東京都のスクールカウンセラーや大学の学生相談、保
育・子育て相談などに携わる。また、全国保育士会や日本中学校体育連盟など、子ども・子
育てに関する分野で多数の講演会を行う。
おもな著書に『スポーツで生き生き子育て& 親育ち―子どもの豊かな未来をつくる親子関
係』(福村出版,2019 年,共編著)、『社会的子育ての実現―人とつながり社会をつなぐ、
保育カウンセリングと保育ソーシャルワーク』(ナカニシヤ出版,2022 年,監著)など。
山極和佳(やまぎわ・わか)
東京未来大学モチベーション行動科学部教授。博士(人間科学)。公認心理師、臨床心理士。
早稲田大学助手、東京福祉大学講師を経て現職。臨床心理学を専門として、大学における教
育・研究活動とともに医療機関において臨床心理実践活動に取り組んでいる。
おもな著書に『保育カウンセリング―ここからはじまる保育カウンセラーへの道』(ナカ
ニシヤ出版,2010 年,分担執筆)。

[協力]
NPO 法人多汗症サポートグループ
2022 年に設立した、「原発性局所多汗症」に関する日本初のNPO 法人で、多汗症の周知活
動を行う。「たかが汗、を変えていく」をミッションに、情報発信、交流の場の提供、患者
目線の商品開発の3 つをメイン事業としている。多汗症であっても制限なく本来の力を発揮
できる、生きやすい社会を目指す。

[執筆者]
藤本智子(ふじもと・ともこ)
池袋西口ふくろう皮膚科クリニック院長。博士(医学)。浜松医科大学医学部卒業後、東京
医科歯科大学皮膚科入局、関連病院を経て2017 年に池袋西口ふくろう皮膚科クリニックを
開院し診療を行う傍ら、大学病院においても2005 年より発汗異常外来を担う。多汗症につ
いて豊富な診療実績を持ち、原発性局所多汗症診療ガイドラインの策定にも携わる。
小川さやか(おがわ・さやか)
長崎純心大学人文学部福祉・心理学科講師。博士(医学)。公認心理師、臨床心理士。専門
分野は心身医学および臨床心理学。大学で公認心理師の養成に携わりながら、原発性局所多
汗症とメンタルヘルスの関連性、特に多汗症が不安やQOL に与える影響についての研究を
進めている。多汗症患者に対するアセスメントツールの開発や心理学的支援の確立を目指し
ている。
田所重紀(たどころ・しげのり)
札幌医科大学医学部神経精神医学講座准教授。博士(医学)、修士(学術)。精神科専門医、
臨床心理士、公認心理師。室蘭工業大学保健管理センター所長・教授を経て、2021 年より
現職。森田療法を中心とした精神科臨床に携わりつつ、心の哲学とくに感情の哲学の観点か
らメンタルヘルスに関する理論的研究に取り組んでいる。
おもな著書に『精神医学と哲学の出会い―脳と心の精神病理』(玉川大学出版部,2013 年,
共著)、『心の臨床を哲学する―Philosophy of Psychiatry & Psychology』(新曜社,2020
年,共編著)など。

 

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■お問い合わせ先

福村出版株式会社 編集部 榎本
104-0045 東京都中央区築地4-12-2 シグネットビル5階
電話 03-6278-8785/ファクス 03-6278-8323

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