約300点のコンテンツ検討を通してオタクを分析!書籍『オタク・スペクトラム』発売!

福村出版株式会社

2024.08.16 16:00

オタク文化の数値化を目指す初の試み! オタクの文化や生態を理解する「眼」を育てる! 在野の気鋭研究者が展開する、オタク論の新機軸!

福村出版株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:宮下基幸)は、2024年8月19日(月)に、新刊書籍『オタク・スペクトラム──オタクの心理学研究』(著:山﨑尚彦)を刊行いたします。「オタクか、オタクでないか」という二分法的観点から語られてきた従来のオタク論に「スペクトラム」という概念を導入し、「どの程度オタクか」を示すことによってオタクのデータ化・定量的な理解を図る、気鋭の心理学研究者による意欲的な書籍です。

 著者の豊富な実視聴体験と聖地巡礼のフィールドワークに支えられた約300作品(アニメ・マンガ・ゲーム等)のコンテンツ紹介を通じて、オタクを構成する要素を3つに大別。各要素を数値化するための手がかりを図示することで、読者はオタクの生態や文化を複合的に理解する「眼」を持つことができるようになります。

 著者は米国在住の気鋭の若手心理学研究者で、オンラインゲームでトッププレイヤーとしても活動していた実力者です。学会等での発表経験多数(山上尚彦名義)。これが初の著書となります。

 

■概要
書 名 オタク・スペクトラム──オタクの心理学的研究
著 者 山﨑尚彦
体 裁 A5判並製232ページ
定 価 本体3,600円+税
ISBN  978-4-571-25065-1
対象読者 サブカルチャー・オタク研究者、オタク論・オタク研究・心理学に関心をもつ一般読者

 

■要約
オタクの心理学的研究のための観点を解説し、定量的データと膨大なコンテンツ紹介に基づきオタク文化の実態を網羅的に分析する。心理臨床支援にも役立つ新世代のオタク論。

 

■目次
第1章 序論──オタク定義の基礎付け
第2章 先行研究──オタク論と実証研究
第3章 オタク・スペクトラムの第一因子(f1)──オタク的コンテンツの消費行動量
第4章 オタク・スペクトラムの第二因子(f2)──消費行動様式
第5章 オタク・スペクトラムの第三因子(f3)──人物特徴
第6章 オタク文化の臨床心理学的価値

 

■著者略歴
山﨑尚彦(やまざき・なおひこ)
1989年生。東京都出身。2012年、上智大学総合人間科学部心理学科卒。臨床心理士・公認心理師として、精神科臨床や学生相談など、主に医療・教育分野の臨床に携わる。陸上自衛隊衛生科予備自衛官1等陸尉。帝京大学医学部附属病院脳神経内科にて高次脳機能障害の研究に従事し、東京藝術大学・関東学院大学などで非常勤講師も務めつつ、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻3年生博士課程を修了。現在、米国メリーランド州在住。

 

■ご購入先
本書は全国の書店・オンライン書店でお求めいただけます。

 

■「オタク・スペクトラム」概念図

本書ではここに記したオタクを構成する各要素について、豊富な実例をもとに分析・解説しています。

 

■本文サンプル

 

■お問い合わせ先
福村出版株式会社 編集部
104-0045 東京都中央区築地4-12-2 シグネットビル5階
電話 03-6278-8785/ファクス 03-6278-8323

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