未来のプロマーケッターと共に創る 岐阜大学インターン生×太美工芸社員で得た新しい学び
『人を助ける印刷屋さん』 太美工芸(たいびこうげい)株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表:野田 哲也)は、NPO法人G-netと連携して岐阜大学の学生3名を迎え、2024年夏のインターンシップを実施しました。
きっかけは大学生から受けた取材『東海ヒトシゴト図鑑』
弊社、太美工芸株式会社は、従来の企業向け印刷業から、日々のお困りごとを解決する『人を助ける印刷屋さん』として一般消費者の方向けへの業態拡大に挑戦してきました。失敗を恐れず挑戦しようとする仲間・未来のプロフェッショナルと繋がりたい、そんな想いでインターンシップを実施しました。
弊社としても初のインターンシップのきっかけは、『東海ヒトシゴト図鑑』の取材(※)でした。取材実施後には、取材で来てくれた学生からの感想も聞いて双方に実りある貴重な取り組みだと感じ、今後も同様に大学生との関わり方をしたいと思っておりました。このような中で、マーケティングに関心のある岐阜大学1年生3名との長期インターンシップが今回、実現しました。
※東海ヒトシゴト図鑑 https://tokai.hitoshigoto-zukan.jp/media/gifuu-hitoshigoto/p10716/
次項の活動レポートで詳細を記載しておりますが、今回の取り組みは学生、弊社社員共に新しい学びに溢れた機会となりました。弊社は、地域の皆さんに応援され「ここで働きたい」、「この人と働きたい」、「未来が楽しみだ」と思ってもらえるような会社でありつづける為に、今後も未来のプロフェッショナルである学生の皆さんと共に成長できる取り組みを継続的に実施します。具体的には、今回のような長期インターンシップも含めた学生の受け入れ計画を立てていきたいと思います。
インターンシップ活動レポート
【実施概要】
期間: 2024年9月1日~9月30日(1ヶ月間)
参加者: 岐阜大学 社会システム経営学環 1年生3名、太美工芸株式会社社長・社員
実施内容:実践型マーケティング(流動性の低い既存商品のリサーチ、ヒアリング、売上向上の施策立案・実行)
実施方法:キックオフと活動報告会は対面、週に1回のオンライン会議と適宜のSlackでのやり取りで進行しました。
具体的な取り組み内容:
・「おでかけチェックマグネットシート」についてアンケート等を行い、課題の把握
・各人で選んだ商品(「アイフレンド」「マイサイン」「あらいっこ」)についてリサーチ、アンケート等を行い、課題の洗い出し
・各々が選んだ商品のキャッチコピーと検索ワードの見直し。WEBショップ商品ページ用の写真撮影。
・ブラッシュアップした内容を実際に商品ページに反映し、変化の有無の調査。
短期的な成果:商品ページを変更して一週間ほどの期間で、ページ流入者数の増加を確認しました。
【岐阜大学生のインターンを通して得たものコメント(最終報告会、アンケート一部引用)】
・「商品への理解と愛情が大切」
商品の事を考えすぎて嫌になることもあるけれど、商品の良さが分かってくると、この良さをもっと知って欲しい!とモチベーションにもつながる。また、商品の伝え方に迷った時も、この商品のこんな魅力を伝えたい!の気持ちに立ち返ると答えが見つけられる。
・「様々な人から意見を得ることの大切さ」
自分の考えた事だけで解決へ導くのではなく、友達などの若い世代、自分の親世代などの幅広い人の意見を得る事で、新しい考え方が生まれた。
・「メンバーの良い所を知った事」
一緒に共有する時間が増え、意識的にメンバーと会話し互いを知る事で、それぞれの良い所や得意を知った上でそれを活かしあうことが大切だと理解した。今後も周りの意見を組み込んだ柔軟な考えを持ち続けたい。
【弊社社員のインターンを通じた感想】
・初めての受け入れで作業内容よりコミュニケーションなどに悪戦苦闘しました。学生ならではの視点に感心したり、私達もまだまだ勉強不足だなと色々考えさせられたりしました。今回参加してくれた学生の皆さんにとっても今後歩んでいく人生の道標に少しでもなってくれれば良いなと思います。
・学校の授業と同化するのが怖かったのですが、最後の彼らの発表で、授業で得られない知識や体験ができたとの言葉を聞いてほっとしました。彼らと一緒に走ることで、私たち自身も多くの学びや気づきがあり、今まで踏襲してきたマーケティングの知識のアウトプットにもなりました。
・学生のメンバーが参加して良かった、と最後に少しでも思ってもらえる様な環境づくりに一番心を尽くしました。基本オンラインでのやりとりだったので、関係づくりやコミュニケーションについてより良い形を見つけるまで少し苦労しました。
改善に取り組んだ商品について
今回学生の皆さんが改善のテーマとして選んだ商品は「アイフレンド」「マイサイン」「あらいっこ」でした。これは広告デザイン専門学校の2年生7名と一緒に生み出したソーシャルグッドな商品です。(過去リリースhttps://presswalker.jp/press/9077)
開発・販売を達成してからしばらく停滞していた商品ですが、今度は岐阜大学生の3名のマーケティングの力で動かし始めたのは大きな御縁を感じました。今回の取り組みで商品自体も困っている方々に届くと嬉しく思います。
太美工芸株式会社について
“スクリーン印刷”を核とした特殊印刷加工でお客様のお役に立ちたい、そんな想いから『人を助ける印刷屋さん』を看板として掲げ、ステッカー等の製造請負から消費者の方へのお役立ち商品の制作・販売を手掛けています。熟練の技術と、厳しい品質管理、きめ細かな出荷管理体制によって問題解決や新しいアイデアの実現に貢献いたします。
【会社概要】
社名:太美工芸株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市西区中小田井2-75-2
代表取締役社長:野田 哲也
事業内容: “スクリーン印刷”を核とした特殊印刷加工
設立: 昭和54年9月
【受賞歴】
フリーランスパートナーシップアワード2022 審査委員特別賞 https://blog.freelance-jp.org/20221102-16545/
【掲載履歴】
レタスクラブ(URL: https://www.lettuceclub.net/news/article/1089056/ )、中部経済新聞、ラベル新聞、印刷新報、印刷情報、印刷雑誌、名古屋商工会議所会報、新聞オール印刷、他多数
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