住宅建築コーディネーター協会、学生たちの探究学習を支援—「国産材を使ったマイホームの魅力」を発信

(一社)住宅建築コーディネーター協会

2024.10.15 17:15

大阪学院大学高校の学生たちが、国産材を活用したマイホームの魅力を提案。持続可能な林業の未来を見据え、間伐材の活用や新たな流通方法を模索。国産材の重要性を広めるための斬新なアイデアを発案し、地域社会の活性化を目指す探究学習の成果を発表。

住宅建築コーディネーター協会(大阪市中央区)は、2024年10月9日に大阪学院大学高校(大阪府吹田市)で行われた探究学習の中間発表を支援しました。この取り組みは、「日本の林業を活性化させるため、マイホームに国産材を使う魅力を発信せよ!」というテーマのもと、学生たちが国産材の重要性とその利活用方法について考察すること、チームで協力し発表するを目的としています。

初回の授業が行われた9月25日には、学生たちはまだ進捗が30%程度にとどまっていましたが、チームでの話し合いや意見交換を重ねることで、10月9日には完成度の高いスライド資料を生徒自らが作成し、全員が自信を持って発表を行いました。この活動を通じて、彼らは国産材の魅力を多角的に考え、具体的な解決策や提案を導き出しています。

発表内容は多岐にわたり、若い発想力が光る内容になりました。

 

【発表の主な内容】

国産材の必要性

  • 輸入材と国産材のメリット・デメリットを比較し、国産材を使う必要性を強調。

森林国家の現状

  • 世界第二位の森林国家でありながら流通が乏しい理由や、間伐材の活用アイデア(お箸やパズルピース)について。

情報発信の工夫

  • YouTubeやクラウドファンディング、博物館を通じての広報活動やイベントの実施。

新しい流通の提案

  • 「木のコンビニ」を作ることで流通を促進するアイデア(北海道の実例に触発されて)。

持続可能な林業の促進

  • 「孫ツリー」概念を提案し、3世代先で育てた木を用いた家づくりを考察。

林業の未来

  • 高齢化や後継者不足を解決するために、外国人の人材を高待遇で募る提案。

住宅建築コーディネーター協会の役割

  • 住宅建築コーディネーター協会の立場からFacebookなどのSNSで情報発信し、国産材の魅力を広める活動。

家づくりに関する意識

  • 学生たちが「どんな家を建てたいか」という問題提起を行い、意識の変化を促す。

 

この探究学習は、11月20日に予定されている最終発表へと続き、優秀な3組は1月30日にメイシアターで行われる本番に挑むことになります。
国産材の重要性を広める活動を通じて、次世代のリーダーとしての成長が期待される学生たちの取り組みに、ぜひご注目ください。

 

<写真:右(一社)住宅建築コーディネーター協会 戸張志乃美 写真:左 ㈱あおぞらカンパニー 代表取締役 内田知哉>

住宅建築コーディネーターとは

住宅建築コーディネーターは、経済産業省・国土交通省が推進する「住生活エージェント」を目指した“中立な住まい相談員”と言われる、国土交通大臣認可 全国室内環境改善事業協同組合の推薦資格です。住宅建築コーディネーターは、家づくりに関わるすべての流れを把握し、資金・不動産・設計・施工などの住宅建築に必要な専門分野を繋いで、お客様の家づくりを叶えます。住宅建築についての流れや、どこでどんな手続きが必要かなどの道案内をし、お客様が分からない部分を理解しながら家づくりが進められるようサポートするのが、“中立な住まい相談員”の「住宅建築コーディネーター」です。

【一般社団法人住宅建築コーディネーター協会概要】

名称:一般社団法人住宅建築コーディネーター協会

設立日:2011年1月

所在地:〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目1−6 BizMiix Yodoyabashi 4階

理事長:多田 好幸

公式Webサイト:https://www.jkck.jp/

 

本活動に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。

【連絡先】
住宅建築コーディネーター協会
電話:06-4708-5308
メール: info@jkck.jp
担当:戸張・蓮見

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