住宅建築コーディネーター協会、大阪学院大学高校での探究学習を実施

(一社)住宅建築コーディネーター協会

2024.10.03 12:24

国産木材の重要性を学び、持続可能な住宅建築を目指す探究学習の実施

住宅建築コーディネーター協会は、大阪学院大学高校で「国産木材」をテーマにした探究学習を実施しました。このプログラムでは、持続可能な住宅建築の重要性や国産木材の利用促進について学ぶ機会を提供。生徒たちは、国産木材の特性や環境への配慮、地域経済の活性化に関する知識を深め、問題解決能力を養いました。地域資源の活用や日本の林業の現状についても考察し、将来の建築に対する意識を高めることを目指しました。

2024年9月25日、住宅建築コーディネーター協会(大阪市中央区)は、大阪学院大学高校(大阪府吹田市)にて「国産木材」をテーマにした探究学習を実施しました。このプログラムは、持続可能な住宅建築の重要性と国産木材の利用促進を目的とし、地域の資源を活用する意義を生徒たちに伝える機会となりました。

 

<写真;(一社)住宅建築コーディネーター協会 内田知哉 ㈱あおぞらカンパニー 代表取締役>

 

 

探究学習の概要

探究学習では、以下の内容を中心に授業が進められました。

1. 国産木材の特性理解

生徒たちは国産木材の種類や特性について学びました。具体的には、木材の強度や耐久性、断熱性など、建築素材としての優れた特性に焦点を当てました。

2. メリットの探求

国産木材を使用することによるメリットについて、環境への配慮や地域経済の活性化、そして健康への影響(木材の持つ調湿機能など)を具体的に考察しました。国産材の使用が持続可能な社会の実現に寄与する点についても議論を深めました。

3. 日本の林業の現状

日本の林業が直面する課題についても取り上げ、人口減少や労働力不足、森林の適切な管理といった問題について学びました。生徒たちは、これらの課題を解決するためのアイデアを考えることで、問題解決能力を養いました。

4. 地域資源の活用方法

国産木材を利用した住宅建築の具体例を挙げ、地域資源を活用することの意義について深く理解しました。地元の木材業者の紹介や、地域での木材利用の事例を通じて、実践的な視点を持たせることを目指しました。

5. ディスカッションと発表

授業の最後には、生徒たちがグループに分かれ、自ら学んだことを発表しました。他の生徒や教員とのディスカッションを通じて、意見交換を行い、さまざまな視点を取り入れる機会となりました。

<写真;(一社)住宅建築コーディネーター協会 理事 戸張志乃美>

 

 

目的と意義

住宅建築コーディネーター協会は、理想の家づくりを実現するために、地域資源の有効活用を推進しています。国産木材の使用は、地域経済の活性化や環境保全に貢献するだけでなく、日本の豊かな自然を守るためにも重要です。このような教育プログラムを通じて、持続可能な建築の意識を高めていくことを期待しています。

 

授業に参加した生徒達の声

「国産木材のメリットや林業の現状について学べて、意外だった」

「日本は、木材不足だと思ってました!木材は高いし、日本の人件費は安いと…」

「世界第2位の森林国家なのに木をうまく使えていないので、木こりさんを増やせばよいのか…」

などと頭を悩ませていました。

今後の展望

住宅建築コーディネーター協会は、今後も学校や地域との連携を強化し、持続可能な住宅建築に関する教育支援を積極的に展開していく予定です。また、国産木材の利用促進や日本の林業の課題解決に向けた活動にも注力し、広く認知を広めていきます。

住宅建築コーディネーターとは

住宅建築コーディネーターは、家づくりに関わるすべての流れを把握し、資金・不動産・設計・施工などの住宅建築に必要な専門分野を繋いで、お客様の家づくりを叶えます。住宅建築についての流れや、どこでどんな手続きが必要かなどの道案内をし、お客様の不安を解消しながら家づくりが進められるようサポートするのが、住宅建築コーディネーターです。

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