探究型教育による地域活性化の実現に向けた第一歩、「包括連携協定」締結 ~日本体育大学荏原高等学校×栃木県芳賀郡益子町~

株式会社こふろ

2024.09.24 00:28

東京都内高校と地方自治体の連携による新たな価値創造

探究活動の実施を通した地域課題の抽出や解決を目的とする活動がスタート!

2024年9月21日、日本体育大学荏原高等学校(以下、日体大荏原高校)と栃木県芳賀郡益子町(以下、益子町)との間で、探究活動と地域活性化を目的とした包括連携協定が学園祭「荏原祭」の場で締結された。

益子町は江戸時代より窯業地として栄え、民藝の地として人間国宝である濱田庄司をはじめとする多くの陶工・作家を生んできた。一方、日体大荏原高校は日本体育大学系列の高校であり、近年はスポーツ、学業のみならずICT教育や探究授業に力を入れており様々な外部連携を進めている。今回、自治体との連携は初の試みとなる。

今後、日体大荏原高校の生徒らは益子町について、文化、産業、自然など様々な観点から地域を捉え、調査やヒアリングを通し自らの考える課題を抽出していく。更にこれらの課題に対する具体的な解決方法を探究していくことになる。

株式会社こふろは2021年より日体大荏原高校と産学連携を開始し約4年にわたり、校内のICT普及活動や探究活動推進支援を実施してきている。
(日体大荏原高校は2021年度、日本教育工学協会(JAET)学校情報認定委員会の「学校情報化先進校」に認定)

https://nittai-ebara.jp/course/ict

 

9月21日の式典では、日体大荏原高校校長の渡邊健氏、益子町町長の広田茂十郎氏による包括連携協定書への調印が執り行われた。
本式典には益子町から益子芳星高等学校の教員と生徒も参加し、生徒らによる益子町紹介のプレゼンテーションも行われた。日体大荏原高校の生徒らによる益子町への提案プレゼンテーションも同時に行われ、生徒らの当活動に対する真剣な姿勢が見られた。

 

一方、学園祭内の模擬店として益子町ブースが設けられ、益子焼やご当地フード、産地直送の新鮮な野菜などが販売された。
益子町職員と日体大荏原高校の生徒たちが協力して運営する姿が印象的であった。

また、協定に先駆け、大田区長や日体大荏原OBも祝福と激励のため駆けつけ、益子町町長らとともに生徒たちが企画した模擬店など校内を巡った。

今後の両者が連携して生まれる活動により、どのような価値が創造されていくのか期待が高まる記念すべきハレの日となった。

 

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種類
イベント

カテゴリ
自治体など

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