「トラックドライバーに興味をもつ若者を増やしたい」 “還暦の社長”が音声番組(Podcast)の配信を開始‬‭

株式会社カワキタエクスプレス

2024.09.11 10:00

離職率65%→5%の運送会社 「物流の2024年問題」後の採用数減少に危機感‬‭

この度、株式会社カワキタエクスプレス(所在地:三重県亀山市、代表取締役: 川北辰実)は、トラックドラ‬イバーをテーマにしたPodcast番組「カワキタのドラゴンロード 〜険しいけど楽しい道〜」の配信を2024年8月‬30日(金)に開始いたしました。 番組は毎週金曜日の17時に「Apple Music」「Spotify」「Amazon Music」で配信し、全国のトラックドライバーや、就職・転職‬活動中の方に向けて、日々の暮らしに欠かせない職業であるトラックドライバーのイメージ向上を目指したメッ‬セージをお届けしていきます。‬

Podcast番組「カワキタのドラゴンロード 〜険しいけど楽しい道〜」は「Apple Music」「Spotify」「Amazon‬‭ Music」などで配信中

番組の収録に臨む、当社代表の川北(今年で還暦を迎えた)

当社に所属する若手社員たち(10〜20代が7割を占めている)

「物流の2024年問題」後の採用数減少に危機感‬‭

厚生労働省の調査(※)によると、令和6年6月時点で全職種の平均有効求人倍率は1.23倍、トラックドライバーを含む「自動車運転従事者」の有効求人倍率は2.45%(昨年6月は2.53%)でした。

ドライバーの待遇改善を求める「物流の2024年問題」を迎えた現在も、依然として働き手が足りない状態です。

特に今年は、例年よりも採用に関する問い合わせが減少傾向にあり、当社でも昨年の4〜6月に15件あった問い合わせ件数が、今年は半数以下の6件となっています。

トラックドライバー全体の高齢化・慢性的な人手不足の対策に向けて、今後も労働環境の整備が求められます。

番組では「トラックドライバーのイメージ向上」を目指したメッ‬セージを発信

当社の代表である川北は、日本の人口減少により労働者不足がさらに深刻化する「2030年問題」も見据え「まずは若い世代に、トラックドライバーという職業を身近に感じてもらうことが重要」であると考えています。

そこで、トラックドライバーにも馴染みのある音声メディアでも情報を発信していこうと、今回のPodcast番組を制作しました。

番組では「運送・物流業界のドライバー不足」を社会全体の問題として捉えていただけるよう「2024年問題の解決に向けた当社の取り組み」「ドライバー未経験者の採用・育成に注力する川北の考え方」などをお伝えする予定です。

Podcastのユーザーは10〜30代が約半数を占めており(※2)、当番組がトラックドライバーに興味を持つ若者を増やすための一助となればと思っています。

「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」

川北は「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」という強い思いから、2009年頃から未経験者の採用・若手社員の育成に注力してきました。

現在では、未経験者率93.5%・平均年齢29.9歳・離職率5%(2024年6月時点)の運送会社となっています。

しかし、世間で「ドライバーの2024年問題」が取り上げられる中で、トラックドライバーのマイナスイメージ(長時間労働・きつい等)が注目されたことや「運賃の値上げ」「今後の配送スピード」などが話題に上がっている現状に気付きました。

今後も物流・運送業界のポジティブな面に注目していただけるような活動が必要であると感じています。

今回の取り組みにより、運送業界に携わる私たちが「トラックドライバー」という職業に誇りを持ち、労働環境が整った会社でやりがいを感じながら働く姿を世間にお見せできると考えております。

トラックドライバーが若者の憧れの職業となるよう、今後も社会や地元地域に貢献して参ります。

【参考資料】

※1 厚生労働省|「一般職業紹介状況(令和6年6月令和5年6月)」

※2 「ポッドキャスト国内利⽤実態調査 2022

【お知らせの概要】                

■番組名 :Podcast番組「カワキタのドラゴンロード 〜険しいけど楽しい道〜」

■配信日時:毎週金曜日17:00〜

■配信先 :「Apple Music」「Spotify」「Amazon Music」で配信中

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