ガイアフロー 静岡蒸溜所 「シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW 純日本大麦 2024年版」発売

ガイアフロー株式会社

2024.08.28 17:20

国産大麦100%のウイスキー 最新エディションが誕生

静岡県でシングルモルトウイスキーを製造販売するガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県静岡市葵区落合555番地/代表 中村大航)は、この度「ガイアフロー シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW
純日本大麦 2024年版」を、国内5,000本限定で2024年9月下旬より発売することをお知らせいたします。 「ポットスティルW」は、世界でもまれな薪の直火蒸留機Wで蒸留した数量限定のシリーズ。パワフルでリッチな味わいが特徴です。今回は、希少な国産の大麦を100%使用しており、この組み合わせとしては2回目。 第1作目は、ワールドウイスキーアワード(以下WWA)2024にてベストジャパニーズ・スモールバッチシングルモルトを受賞しました。

  • 薪直火蒸留機「W」

静岡蒸溜所の特徴である、世界的にも珍しい薪直火を熱源とした蒸留機は、Wood-fired(薪の炎)を意味する「W」と呼ばれています(写真左側)。スコットランドのフォーサイス社製の銅製スティルと、国内のピザ窯職人特製の炉を組み合わせた蒸留機です。

スチームによる間接加熱では150℃程度のところ、薪直火では800℃という高温に達します。このように高い温度で加熱することで、コクと力強さ、心地よい香ばしさを持った原酒が造られています。

燃料となる薪は、静岡の豊かな山の営みから溢れ出た針葉樹林の間伐材。用途の少ない材を活用することで、森林保護活動の一助にもなっています。

地元のきこりが管理する山から切り出した木材を、蒸溜所の敷地内で乾燥し薪に仕立てています。

蒸留の際には、より蒸留に適した炎の状態を保つため、約15分おきに薪を投入します。試行錯誤を繰り返し、現在の方法に辿り着きました。

  • 日本産大麦麦芽100%

静岡蒸溜所では、製造を開始した2016年から日本産大麦を使用。大麦の産地ごとに分けて仕込み、テロワールを感じられるウイスキーづくりを行ってきました。

実は、ジャパニーズウイスキーに限らず、世界中で造られているモルトウイスキーのほとんどは、大麦の生産地を明確にすることはありません。さらに、日本産大麦は収穫量が少なく高価であるため、大量の麦芽を必要とするウイスキーづくりにはほとんど用いられてきませんでした。また、「大麦の産地による風味の違いは、ウイスキーの味わいにほとんど影響しない」とされる定説もありました。これに疑問を抱き、静岡蒸溜所独自の試みとして始まったのが、日本産大麦のみで仕込むウイスキーづくりです。

実際に蒸留してみたところ、日本産大麦のみで仕込んだウイスキーは、外国産の大麦とは異なる繊細な味わいになることが分かりました。熟成を経て、その違いはより明確になってきています。そのため、大麦の産地ごとに「純日本大麦」「純外国産大麦」と分けてリリースしています。ノンピートの日本産大麦由来の味わいを、そのままお愉しみください。

  • 「ポットスティルW 純日本大麦 2024年版」

静岡蒸溜所では、シングルモルトウイスキー
(単一の蒸溜所の原酒のみ)であるだけでなく、初留蒸留機による味わいの違いに着目しています。そのため、単一の初留蒸留機からの原酒のみで構成したウイスキーを「シングルウォッシュスティル・ウイスキー」と表記し、「ポットスティル」シリーズとして限定数量でリリースをしています。※静岡蒸溜所特有の表現です

繊細な味わいの国産大麦麦芽から、パワフルな蒸留を経て育まれた「ポットスティルW 純日本大麦」の最新作。WWA2024にてベストジャパニーズ・スモールバッチシングルモルトを受賞した組み合わせです。

ガイアフロー株式会社代表取締役の中村大航は発売に際し、「静岡蒸溜所の特徴を体現した、薪直火+日本産大麦という唯一無二のウイスキー。第1弾となる前作は、WWA2024で見事ベストジャパニーズ賞に輝きました。第2弾となる今作は、さらに凝縮した味わいを実現すべく、原酒の構成を変えています。進化する静岡の味わいをお愉しみください」と語っています。

  • 商品詳細

商品名
 ガイアフロー シングルモルト日本ウイスキー 静岡
 ポットスティルW
純日本大麦 2024年版  
 GAIAFLOW SINGLE MALT JAPANESE WHISKY SHIZUOKA
 POT STILL W 100% JAPANESE BARLEY 2024 EDITION
アルコール度数/容量
 55.5%/ 500ml
希望小売価格
 14,905円(本体価格:13,550円)
販売数量
 5,000本(国内販売)
発売日
 2024年9月下旬
詳細
https://www.gaiaflow.co.jp/blog/shizuoka-distillery/44628  

会社概要

ガイアフローディスティリング株式会社(代表取締役 中村大航)
2014年設立。「静岡らしいウイスキーを造る」という目標のもと静岡蒸溜所を創設し、2016年よりシングルモルトウイスキーの生産を開始。2020年に初めて「シングルモルト日本ウイスキー 静岡 プロローグK」をリリース。
2022年からジャパニーズウイスキーでは例のない大麦の産地で製品を造り分けた「ポットスティルシリーズ」を発売し話題となりました。
海外でも各リリースは高く評価されており、2024年、WWAにて「シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW
純日本大麦 初版」が日本地区スモールバッチシングルモルト部門で最高賞を受賞。
コーポレートサイトhttp://www.gaiaflow.co.jp

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カテゴリ
食・グルメ