子犬を迎える前に考えてほしいこと(パート2)
ミスマッチを避けるための選択は大切です
ライフスタイルに合った犬種を選ぶ
あなたが1歳以上の年齢の成犬を迎えるのではなく、子犬を選ぶのであれば、その子犬が成犬になった時の大きさがどのくらいになるかを推測しなければなりません。
例えば、両親犬が分からない雑種の子犬の場合には、成犬になった時にどのくらいの大きさになるかを予測することはむずかしいかもしれません。ペット可のマンションなどの集合住宅の場合には、ペット飼育細則で、成犬時の体重が10kgまでの小型犬と決められていることが多いので、雑種の子犬を迎えようとする際には、慎重に検討しなければなりません。
なぜなら、将来、雑種の子犬が成犬になった時に、予想よりも大きく育って10kgを大きく超過したとしたら、犬を手放すか、引っ越しを余儀なくされることもあり得るからです。
ペット飼育細則で、中型犬まで認められている場合でも、上層階の部屋に住んでいる場合には、廊下やエレベーターといった共用部分を利用する際には犬を抱っこしなければなりませんから、ご家族のだれでもが抱っこして運べる大きさの小型犬が勧められます。
自己所有の一戸建てにお住まいの場合には、犬のサイズや鳴き声の選択条件はかなり緩やかなものになりますが、それでもお子さんやお母さんが散歩に連れていく時に、引きずられてしまうような力の強い大きな犬は避けた方が良いでしょう。
一戸建てで、中型犬や大型犬を飼う場合でも、外飼いではなく、室内飼いをすることは今や必須条件です。暑さ、寒さを凌げる快適な生活空間で暮らせるようにすること、それは同時に蚊が媒介するフィラリア症に罹患するリスクを減らすことにも役立ちます。
また、マンションなどの集合住宅では、犬の鳴き声がトラブルの原因になるケースが多いので、よく吠える犬種や吠え声が大きい犬種は避けることをお勧めします。
アレルギー体質の家族がいるご家庭では、被毛が抜けにくい犬種、例えばトイプードルを検討してみて下さい。もちろん、完全にペットアレルギーを避けることができるわけではありませんが、事前にトイプードルを飼っているお友だちのお宅で、ワンコとのふれあい体験をさせてもらって、アレルギー症状がでなければ、良い結果が期待できるかもしれません。
ホームページ「ナチュラル・ドッグ・プライド」では、トイプードルのミックス犬、マルプー♀エマをご案内しています。マルチーズもトイプードルも毛が抜けにくい犬種です。
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