「家の中の熱中症リスク」で高まる省エネ住宅の価値 建築を熟知した万能建築屋が提案する快適な家づくりの極意
【厳しい暑さと値上げを打破する施策「省エネ住宅」】
高気密高断熱だけでなく、換気による熱ロスを抑えることで更なる省エネを支える熱交換換気システムが有効だと考えられます。
2023年夏、東京の猛暑日は過去最多を記録しました。熱中症予防行動のひとつとしてエアコンの適切な使用を呼び掛けています。今年は7月から猛暑日が多く、平均的な電力使用量の家庭では月の負担増が見込まれています。また、住宅を建てる際の住宅ローンを借りるには、住宅が省エネ基準に適合していることが必須条件となっており、住宅ローン減税についても、2024年以降に入居する新築住宅では、省エネ基準に適合しないと減税の対象になりません。こうした背景から、この高気密・高断熱だけでなく、換気による約15%の熱ロスを抑えることで、壁断熱材を厚くするのと同じ効果があり、更なる省エネ化を支える高効率な熱交換換気システムは有効だと考えられます。
アットホーム株式会社が行った調査によると、実際に住宅を購入した人に省エネを意識して良かったことを複数回答で聞いたところ、「月々の光熱費が安くなった」が43.4%で最多。「冷暖房効率が良いので快適に過ごせる」(42.4%)、「社会や環境に良いことをして貢献できていると感じる」(36.4%)と続き、省エネ住宅における関心度は高くなっています。
【今、熱中症になりやすい場所は 「家」】
東京消防庁によると、救急要請時の発生場所では熱中症の約4割が住まいで発生しています。しかし光熱費の値上げで家計への負担はこれまでよりも重く、エアコン使用を控えることも原因とされています。そこで国の施策のひとつとして、省エネ住宅を進める建築物省エネ法の改正が行われました。国土交通省の試算によれば、省エネ住宅における年間の光熱費節約額は、4万円~5万円ほど現在より少ない試算です。
また、省エネ住宅における断熱化のによる健康への良い効果として「健康診断結果の数値が改善」「睡眠・生活の質の改善」「住宅内での活動が活発化」「喘息のこどもが半分に」など、室内の寒暖差がない安定した室温を保つことへの結果が出ています。
【エアコン一台で一年中快適な住まい】
弊社では、換気による熱ロスを抑える事で、断熱材を厚くするのと同じ効果を得られる熱交換換気システムを取り入れ、エネルギー消費等級6を標準仕様で取得する住まいづくりを行っています。また、断熱等性能等級に於いては エネルギー収支を実質的にゼロ以下にするZEH(ゼッチ)に相当し、さらにその上のZEH+(ゼッチプラス)の条件をクリアする住宅です。独自の施工により、空気の自然な対流を起こすことで、一軒家でもエアコン1台で年間を通して安定した温度を保つことが出来ます。
【熱交換換気システム ~熱ロスを大幅に改善~】
1.換気による約15%の熱ロスを抑え、壁断熱材4倍厚の効果
2.冷暖房費を抑え省エネ
3.室内温がほとんど変化なく快適
4.遮音効果が高い
5.換気のための窓開閉がなく、PM2.5や花粉対策が可能
一般換気
熱交換気
◼️湿度
夏場、多湿な空気とエアコンにて除湿された室内の空気を全熱交換すると、室外の多湿な空気を室内の除湿された湿度に近づけ、部屋内に給気します。
■温度
冬場、室温が20℃で外気気温が0℃の時、熱交換をして17℃にして給気します。
【断熱工法 ~3種の熱の伝わりを抑える~】
1.屋根、外壁、基礎への三重断熱
2.ZEH基準相当以上(断熱等性能等級5)
3.住宅エネルギーの収支を実質的ゼロ以下
【床下放熱器 ~家全体じんわり温める~】
1.足元からのふく射と自然対流で部屋を暖める
2.床下放熱器からガラリを通して家全体を循環
河津 守 (かわづ まもる)
株式会社SOUKEN代表取締役
東京出身。15歳で自ら職人の世界に飛び込み、才能を開花。ハウスメーカーで営業、設計、見積り、大工仕事まで何でも自分でやってみたい好奇心で自主的に取組み、独立への下積みを行う。現在は、これまでの経験と知識で、ものづくりの楽しさ、すばらしさを若手に指導。自身は住む人の健康、素材、デザイン、将来を見据えた家づくりのためこだわりを貫き、「毎日が学びの日々」とし、何事にも貪欲な建築屋として活動。
~得意とするターゲット~
◆シックハウス症候群に悩む方◆ストレスフリーな住まいを望む方
◆こだわりの家づくりをしたい方◆住まいの希望を実現したい方
~取材可能なテーマ~
◆建築における全ての内容
◆木造、鉄骨、RCを使いこなす家づくりの極意
◆シックハウス症候群の発症しない住まい
◆エアコン1台で戸建が快適に過ごせる住まい
【どんな作業もこなす万能建築屋】
15歳でエレベーター、美術館の中の工作物を作ったりと大物を作成する金物職人の道へ。1教えられれば10覚えるくらい自分に合っており仕事をドンドン覚える。ハウスメーカーで営業、見積、現場を経験し、2000年独立。2005年化学物質過敏症を発症し、頭痛、吐き気、喉の痛み、目が明けられない程の痛さを体験。2006年化学物質で人間が受ける害が怖いと考え全て自然素材へシフト。同時に高効率な換気を実現する省エネ住宅システムを構築。エアコン1台で戸建住宅が一年中快適な温度が保てる家づくりを行っている。自身は不動産の紹介から携わり、打合せ、設計、積算、見積、現場作業(木工事、内装、設備、家具、外壁、塗装)建築に係るほとんどの作業をこなすことが出来る万能な建築屋であることから、お客様からの信頼が厚く、ご紹介など口コミでのお客様が多い。これほど建築に精通している人を見たことがないと、河津本人も自覚している。
【建築におけるシステムを構築】
一方で、長年自分がプレイヤーとして動いてしまった為、自分がいなければ現場も会社も動かなくなってしまっていた。コロナで動けなくなり、「会社がすぐにでも無くなってしまう!」と従業員に泣きつかれる。現在は後継者を育成しながら、細かい作業の多い建築の仕事を効率化する見積システムを作り、既に自社で活用。工事の細かい見積書を効率的に作成するため、これまでの情報を終結させて作り上げたシステム。中国の会社へ建築コンサルタントとして活動の幅を広げ、現場での作業を出来るだけ少なく効率化するための建築工法の普及にも力を入れている。
◆家に帰ると無垢材の香りで緊張が解け、カラダがリラックスします。前の家では常に加湿器を使っていましたが、エアコンをつけても空気が乾燥しません。(東京都 M邸新築)
◆デザインが好きでSOUKENさんに興味を持ったのが始まりでしたが、住んでみて良さが分かりました。ここで住むようになってから毎日のように「は~いい家だな~」と言ってしまいます。(埼玉県 S邸新築)
◆キッチンは効率よく作業ができるサイズにするなど、女性ファーストな配慮が凝らされていて、一つ一つのパーツを丁寧に選んだ我が家は、愛着もひときわです。(東京都 T邸)
◆自然素材の心地よい空間とデザインが気に入っています。夢だったコンクリートキッチンやこだわりのインテリアも実現しました。あれも、これも希望しましたが、いろんなアイデアで叶えてくれて、リフォームが楽しかったです。(埼玉県N邸 築25年マンション)
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。