8/10 三重県亀山市で開催の「物流見学会」 子どもたちが物流の仕事体験
親子で過ごす夏の思い出を創出 トラックドライバーを“憧れの職業”に
この度、三重県亀山市で運送業を営む株式会社カワキタエクスプレス(所在地:三重県亀山市、代表取締役: 川北辰実)は、2024年8月10日(土)に三重県トラック協会が主催する「物流見学会(亀山会場)」に参加いたします。見学会では、物流の仕組みを学べる座談会、子どもが実際に運転・操作できるミニサイズトラック、ミニフォークリフトの乗車体験などを開催する予定です。親子で楽しく学びながら、物流の仕事を身近に感じられる体験機会を提供します。現在、7組の事前申込みがあり、20名の親子が参加予定です(7/24時点)。
■当社を象徴する真っ赤なボディのミニトラックの運転で、よりリアルな体験を提供
厚生労働省の調査(※)によるとトラック運転手の平均年齢は、大型トラックが49.9歳、中・小型トラックの平均年齢は47.4歳と、平均年齢が高い状況です。
「物流の2024年問題」を迎えた現在も業界の人手不足は慢性化しており、今後も平均年齢が上がる傾向にあります。
当社は2009年頃からトラックドライバーの未経験者採用・育成に注力しており、少子高齢化がより深刻化する「2030年問題」を見据え「子どもたちが将来就きたい“憧れの職業”として、トラックドライバーを選ぶ社会」を作りたいと考えるようになりました。
そこで、子どもたちに「夏休みの思い出」や「物流をより身近に感じられる機会」を提供したいと、三重県トラック協会主催の「物流見学会」に参加する運びとなりました。
当社の代表である川北は、以前から「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」という強い想いがあり、現在では未経験者率93.5%・平均年齢29.9歳・離職率5%(2024年6月時点)の運送会社となることができています。
しかし、世間ではまだ「トラックドライバー」に対するマイナスイメージが根強い状況にあるため、今後も運送業界に携わる私たちが「トラックドライバー」という職業に誇りを持ち、労働環境が整った会社でやりがいを感じながら働く姿をお見せできる機会を創出する必要があると感じています。
大変お忙しいとは存じますが、この件につきましてご取材いただき、報道によるお力で多くの方にお知らせいただけますと幸いです。
※厚生労働省 「国民の皆さまへ トラック運転者の仕事を知ってみよう 統計からみる運転者の仕事」より
イベント概要
イベント名:三重県トラック協会主催「物流見学会(亀山会場)」
主催者:「三重県トラック協会」 HP:https://santokyo.or.jp/
開催日:2024年8月10日(土)13:30〜
申込方法:「物流見学会」の申込専用ページよりお申込の上、ご参加ください
申込専用ページ:https://santokyo.or.jp/entry_form/
開催場所:三重県亀山市白木町60-21
参加費:無料
※報道関係者の皆様がご来場される際は事前のお申込は不要です
トラックドライバーを若者が憧れる職業にするために始めたSNS投稿
InstagramやTikTokでトラックドライバーの日常や社内の取り組みを発信しています。
中でもInstagramに投稿した福利厚生(男性の育休取得)に関する動画は、過去最高の23.5万回再生を突破しました。
■子育て世代のトラックドライバーたちも多く在籍しており、男性育休取得率は100%となっている
■福利厚生の一環として、月に2回の頻度で出張整体を利用できるように労働環境を整備した
■トラックドライバーが憧れの職業となるよう、見た目にもこだわったトラックを所有している
2023年にはSNSの投稿をきっかけに20代の未経験者7名を採用し、現在の従業員数は33名となりました。
三重県以外の東京・大阪などから移住する形で入社した社員も在籍しています。
業界では珍しい「月給制」の導入により離職者が急増した過去も
当社は未経験者のトラックドライバーでも十分な給料を得られるよう、歩合制が一般的だった運送業界で「月給制」を導入しました(2008年頃)。
未経験者を平等に扱う社風にシフトしたことでドライバー経験者から反発が起き、ベテランドライバーを中心に退職者が増加しました。
過去には「トラックドライバーの育成会社だ」と揶揄されたり、人手が足りず会社の利益が53%減になったこともあります。
しかし、その後も「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」という想いは変わらず、未経験者の採用・育成に注力した結果、2011年に65%だった離職率は5%まで下がり(2024年6月末現在)、採用後のミスマッチも防げている状況です。
■弊社の若手社員たちの様子
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