株式会社川崎技術研究所がOSEK/VDX V2.2.3仕様ベースの車載向けリアルタイムOSを新規リリース
OSEK/VDX V2.2.3仕様をベースに、μITRON4.0仕様のサービス・コールも利用可能
株式会社川崎技術研究所は、ARM Cortex-A AArch64向けリアルタイムOS『SSF-OS』を新規にリリースした。同OSはOSEK/VDX V2.2.3仕様をベースとし、μITRON4.0仕様のメモリ管理サービス・コールを使用可能。現在、ARM Cortex-M0+への移植作業を進めている。
株式会社川崎技術研究所(本社:名古屋市西区)は、ARM Cortex-A AArch64向けリアルタイムOS『SSF-OS V1.00.00』をリリースした。
同OSは車載向けOSであるOSEK/VDX V2.2.3仕様をベースとしながら、μITRON4.0仕様のサービス・コールを利用可能であり、メモリ・プール管理機能も備えている。
基本使用は無料とし、サポートを受ける場合にはライセンス契約が必要になる。
サポート契約は、半年間で税込み110,000円、1年間で154,000円としている。
また、追加機能の実装や他のCPUコアへの移植も請け負うとしている。
現在、ARM Cortex-M0+への移植作業を進めており、こちらは2024年6月末から7月末をめどにリリースを行う予定である。
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。