株式会社川崎技術研究所がOSEK/VDX V2.2.3仕様ベースの車載向けリアルタイムOSを新規リリース

株式会社川崎技術研究所

2024.06.04 11:58

OSEK/VDX V2.2.3仕様をベースに、μITRON4.0仕様のサービス・コールも利用可能

株式会社川崎技術研究所は、ARM Cortex-A AArch64向けリアルタイムOS『SSF-OS』を新規にリリースした。同OSはOSEK/VDX V2.2.3仕様をベースとし、μITRON4.0仕様のメモリ管理サービス・コールを使用可能。現在、ARM Cortex-M0+への移植作業を進めている。

株式会社川崎技術研究所(本社:名古屋市西区)は、ARM Cortex-A AArch64向けリアルタイムOS『SSF-OS V1.00.00』をリリースした。

同OSは車載向けOSであるOSEK/VDX V2.2.3仕様をベースとしながら、μITRON4.0仕様のサービス・コールを利用可能であり、メモリ・プール管理機能も備えている。

基本使用は無料とし、サポートを受ける場合にはライセンス契約が必要になる。

サポート契約は、半年間で税込み110,000円、1年間で154,000円としている。

また、追加機能の実装や他のCPUコアへの移植も請け負うとしている。

現在、ARM Cortex-M0+への移植作業を進めており、こちらは2024年6月末から7月末をめどにリリースを行う予定である。

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カテゴリ
自動車・バイク

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デジタル
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