存続の危機にあるパレスチナの伝統石鹸産業「最後の石鹸工場を未来につなげる」クラウドファンディング開始!
【パレスチナ最後の石鹸工場】存続の危機にあるパレスチナの伝統石鹸救済プロジェクト。戦火はガザ以外にも拡大しており石鹸工場も巻き込まれました。どうか皆様のお力をお貸しください。
クウドファンディング実施の背景と想い
2024年4月28日、パレスチナにある石鹸工場から悲報が届きました。
戦火に巻き込まれ、石鹸造りを続けることが困難な状況に陥っているというのです。
1611年に創業し、パレスチナに残る2つの最後の石鹸工場の一つであるこの工場は、世界中に石鹸を供給する唯一の工場でもあります。
この工場の閉鎖は、パレスチナの石鹸造りの歴史の終焉を意味します。
ガザでの戦火が広がる中、私たちも支援を続けてきましたが、今回の悲劇的な現状を知り、より具体的な行動が必要であると感じました。そこで、皆様のお力をお借りして、このプロジェクトを立ち上げました。
ヨルダン川西岸地区、ナーブルス地方でも戦火が広がり、子供や女性を中心に多くの市民が犠牲となっています。石鹸の原材料であるオリーブも被害を受け、昨年度はあまり実をつけることができませんでした。さらに、2024年4月15日には、石鹸工場を経営する一族の中からも犠牲者が出ました。
日本ではほとんど情報が入らず、英語で取得した情報は悲劇的なものでした。現在、毎日銃声が響き、多くの一般市民が犠牲となっています。
2023年10月7日以降、ガザ地区では117人の子供たちが命を失いました。日常生活が制限され、石鹸の主原料も確保できない状況が続いています。
このような状況の中で、私は何も返す言葉が見つかりませんでした。しかし、皆様のご支援があれば、この歴史ある石鹸工場を守り続けることができるかもしれません。
日本で発売する「ナーブルスソープ」製造再開の目途は立たず
Nablusの石鹸は10世紀から現在まで、パレスチナ・西岸地域で作られてきました。しかし政治的な緊張や軍事的な衝突、度重なる戦火により工場の多くが閉鎖されました。
1900年代には数十軒あった工場が、今では二軒しか残っていません。
クラウドファンディングプロジェクトの概要
2) 支援募集期間
2024年6月3日~2024年7月23日
3) 目標金額
50万円
4) 資金使途
今回のプロジェクトで集まった支援金の使途は、以下の通りです。
●石鹸購入費用
・国外輸送費用
・国内輸送費用
・輸入手続き費用
・一時保管費用
・各種税金
・プロジェクト広報費用
・石鹸発送費用
●工場運営存続のサポート支援活動
※輸送費や広告費が想定よりかさみ足が出る場合でもプロジェクトは止めません。私たちが責任をもって負担いたします。
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
5)クラウドファンディングの形式
・購入型 / All-in形式
6)リターン
日本未発売のパレスチナ・ナーブルスオリーブオイル伝統石鹸
クラウドファンディングはこちら
https://yourorganics.shop/products/nablus1611soap
ナーブルスソープ公式ウェブサイト
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