個人向け出版サービス「パブー」 文章を褒めて伸ばすAI編集者「エディー」 最新のGPT-4oモデルを使用
ホームページ上で誰でも簡単に出版できるサービス(MyISBN、ムゲンブックス、パブー)を提供するデザインエッグ株式会社(大阪府東大阪市、代表取締役:佐田 幸宏)は、個人向け出版サービス「パブー」に、AI編集者「エディー」のβ版機能を5月23日より追加します。モデルは、2024年5月にリリースされたばかりの、GPT-4oを採用。
「Puboo(パブー)」は、2019年に大日本印刷グループの株式会社トゥ・ディファクトより事業譲受した10万人以上のユーザーを持つ電子書籍出版サービスです。デザインエッグがバトンを引き継いでから5年、毎日多くのユーザーが執筆活動を行う活発なサービスとして成長しています。
一方で、「原稿の良し悪しを聞いてみたい」。けれど、「誰に聞いていいかわからない」「AIの使い方がわからない」「編集者に依頼すると50万ほどと高額だ」と悩みを抱えている著者様から意見を頂戴することが多くありました。
そこで、デザインエッグはより多くの著者様に、より創作活動を楽しんでもらうことを目指し、AI編集者「エディー」の開発を2023年より続けてまいりました。
「エディー」は編集者として、「文章の良いところを3つ褒めてくれる」「具体的な改善点の提案」を行います。研究開発時点からその指摘は的確で、ユーザーの自信を回復し、より良く執筆が進むわかりやすい内容ですが、少し機械的でもある点が懸念事項でした。
ところが、先日リリースされたGPT-4oモデルでテストを行ったところ、彼の回答は数段の対話能力が向上しており、人間的に自然なコミュニケーションが見られました。これにより、懸念事項は解消しました。このたび、「Puboo(パブー)」ユーザーの皆様に無料で機能提供をスタートいたします。
人工知能進化の著しい時代ですが、私たちは、人間にしかできない想像や手触りのある文章を大切にしたいと考えています。このため、エディーは「全ての文章を書く」のではなく、「伴走者」としての開発を心がけてまいりました。当社は5月7日、創業より14年を迎えました、これからも顧客のコンテンツをより多くの人に届けることと著者の利益の最大化を目指して出版サービス事業に取り組んでまいります。
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