もんぺ博覧会は2011年に久留米絣の産地である八女市ではじまりました。久留米絣を知ってもらう、体感してもらうためにスタートしたもんぺ博覧会は今回で11回目となります。愛媛大洲会場では、久留米絣だけでなく伊予絣のことを知ってもらうための展示ともんぺも用意いたします。久留米絣の織元4軒（野村織物、丸亀絣織物、下川織物、坂田織物 / 順不同）とうなぎの寝床、合計5社の色柄いろいろ、形もさまざまなもんぺを総数600本、豊富に用意いたします。柄や模様、生地の風合いを見比べ、着心地を穿き比べ、久留米絣を存分に楽しんでいただきたいと思っております。 

【イベント詳細】  
第11回 もんぺ博覧会 – しる！かう！はく！–  愛媛・大洲店 

会期：2024年6月7日(金)〜6月16日(日)  
時間：10:30 – 18:00  
店休日：火、水 
会場：愛媛・大洲店（愛媛県大洲市大洲240-2 ） 
電話：0893-57-6303（うなぎの寝床 愛媛大洲店） 

＜愛媛・大洲店限定イベント詳細＞ 

①伊予絣と久留米絣の交流の上で出来た、新作もんぺを発売！ 

 久留米絣を通して伊予絣を知り、関わるきっかけを生んでいきたいと考え、現在も愛媛で伊予絣を製造する白方興業様にご協力頂き過去の収蔵されている伊予絣の生地アーカイブから柄を探し、その柄を現代の久留米絣でどのように表現できるかを久留米絣の織元と一緒に考えて、形にしたもんぺです。 

今回のこの伊予絣柄のもんぺを通して、伊予絣に少なからず触れてもらうことができるのではないかと考えています。うなぎの寝床にとっても、愛媛のみなさまにとっても、伊予絣に関わるきっかけになればと思っております。 
※愛媛大洲店、オンラインショップにて先行販売予定 

久留米絣を通して伊予絣を伝える　“久留米と伊予” 絣産地の交流 

 伊予絣と久留米絣はかつて日本三大絣と呼ばれ、産地間の交流は盛んで、お互いに人も生地も行き来していたと聞きます。うなぎの寝床では、かつて伊予と久留米が産地交流していたように現代においても産地交流ができないかと考え、今回のように「伊予絣の柄を参考に、久留米絣で反物を生産していく」、そういった形での交流もありえるのではないかと思っています。 

②大洲限定トークショー「レッツトーク伊予絣！」開催 
伊予絣柄もんぺの発売にあたり、愛媛県西条市にて日用雑貨店「jam room store」を運営し、伊予絣もんぺの開発に以前取り組んだ経緯がある新名直子さんをゲストにお招きし、伊予絣を中心に産地のものづくりや、新しい形について深掘って行きます。 

日時：6/7(金)　18:30-19:30 
以下URLより詳細をご確認ください 
https://unagino-nedoko.net/archives/52310/ 

7月には、八女市でも巡回いたします！  

 今回のもんぺ博は、5月よりアクロス福岡からスタートし、続いて6月の愛媛県大洲市へバトンタッチ。その後、7月には八女市でも開催いたします。会場ごとにお披露目となるもんぺも準備しております。今回の愛媛・大洲店に続いて、八女での開催も楽しみにお待ちください。  

地域文化商社「うなぎの寝床」について ： 

 うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点に2012年7月に創業しました。地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。次世代へ継承していくべきであろう「地域文化（ものづくり、まちづくり、食文化など）」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それが浸透していく仕組みを整えます。社内だけでなく、つくりて（生産者）、つなぎて（地域文化商社）、つかいて（生活者）、そしてその先にある地域資源や自然も含めた生態系をつなぎます。つくりてとつかいてを結ぶ場を、福岡県八女市に２店舗、福岡県福岡市に2店舗、そして愛媛県大洲市に1店舗設けています。また、オンラインショップ運営や、メーカーとして久留米絣のMONPEを中心としたUNA PRODUCTSの製造・販売も行っています。グループ会社のUNAラボラトリーズ では、宿泊施設「Craft Inn 手【té】」、ツーリズム、出版業を手がけ、潜在化している本質的な地域文化を探求し続けています。