映画のリクエスト上映サイト：ドリパス（https://www.dreampass.jp）の特別企画にて、1973年3月に公開された高畑勲＆宮﨑駿コンビによる超名作ファンタジーアニメーション映画「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」が、5月25日（土）にスクリーンにて上映されることが決定しました！

しかもスタジオジブリ所属のアニメーター本田雄さんと映像研究家の叶精二さんによるトーク付で観ることのできる貴重な機会となります。更に上映会当日には、会場のUDXシアター（東京・秋葉原）のロビーにて制作当時の貴重な資料などの展示も行われる予定。

加えて、トークショー後には超豪華な景品など盛りだくさんのブレゼント大会も実施される予定。

是非、この機会をお見逃しなく！

【イベント概要】

イベント名： ＜ドリパス特別企画＞アニメーター 本田雄さんと映像研究家 叶精二さんによるトーク付き「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」上映会

場所：UDXシアター（東京・秋葉原）

日時：2024年５月２５日（土）

17:30 ～　開場

17:50 ～ 「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」上映（39分）

18:30 ～  本田雄さんと叶精二さんを迎えてのトークショー＆プレゼント大会

19:30　　終了予定

◎ロビーにて制作当時の貴重な使用など展示を予定。

チケット販売方法：ドリパスサイトにて絶賛販売中！ https://www.dreampass.jp/e5327

＊チケット販売は5月23日（木）の18:00までで終了。当日券はないので、ご注意ください。

【 作品について 】

作品タイトル：パンダコパンダ　雨ふりサーカスの巻　（1973年3月公開）　著作権表記：©︎TMS　

サーカス団がやってきて、さらに楽しく素敵に。宮﨑駿が原案・脚本のシリーズ第2弾！

あらすじ：ミミ子ちゃんとパンちゃんとパパンダは、毎日楽しく暮らしていました。そんなある日、ミミ子ちゃんたちの留守に怪しい二人組が……。そこへ帰って来たミミ子ちゃんは「どろぼうさんを見るのは初めて！」と喜びますが、二人組は一目散に逃げ帰ってしまいました。せっかくの面白そうなお客さんがいなくなって、ちょっとがっかりのミミ子ちゃんですが、パンちゃんは自分のご飯が食べられていることに気付きました。パンちゃんが鼻をクンクンさせて家中を探します。パンちゃんのベッドにもぐりこみ、スヤスヤと眠っていたのは……なんとトラの子供でした！　二人ともびっくりして家中を走り回って大騒ぎです……。

原案は宮﨑駿によるもので、後の宮﨑名作アニメの源流と置づけられる。ユーモラスで愛くるしい２頭のパンダは今なお人気。

スタッフ：原作・脚本・美術設定・画面構成：宮﨑 駿　演出：高畑 勲

作画監督：大塚 康生、小田部 羊一　美術監督：小林 七郎 　撮影監督：清水 達正　音楽：佐藤 允彦　

原画：河内 日出夫、中村 英一、近藤 喜文、竹内 留吉、青木 雄三、本多 敏行、本木 久年、大塚 康生、村田 耕一、才田 俊次、小田部 羊一、矢沢 則夫、金沢 比呂司、宮﨑 駿

背景：小林プロダクション 中野 一郎、清水 一利、平川 栄治、窪田 順子、水谷 利春、熊谷 賢二、男鹿 和雄

声の出演：ミミ子：杉山 佳寿子　パパンダ：熊倉 一雄　パンちゃん：丸山裕子　トラちゃん：太田 淑子

団員：山田 康雄　サーカスの団長さん：和田 文雄

【ゲストについて】

■本田 雄（ほんだ たけし）：アトリエ戯雅で動画デビュー後、ガイナックスのテレビシリーズ「ふしぎな海のナディア」（1990）で初めて作画監督を務める。その後マッドハウスで「千年女優」（2001）「電脳コイル」（2007）に参加、Production I.G等でも活動。カラーにて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」（2012）の総作画監督、日本アニメ（ーター）見本市「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」（2014）で原案・キャラクターデザインを務める。スタジオジブリ作品では「ゲド戦記」（2006）、「崖の上のポニョ」（2008）、三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編アニメーション作品「パン種とタマゴ姫」（2010）で原画、「毛虫のボロ」（2018）で作画監督を担当。現在はスタジオジブリに所属。

宮﨑駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」（2023）にて作画監督を務めた。

■叶 精二（かのう せいじ）：映像研究家。 東京造形大学特任教授。

亜細亜大学・大正大学・女子美術大学 非常勤講師。

「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」展示アドバイザー、図録担当。

著書に「宮﨑駿全書」「日本のアニメーションを築いた人々 新版」、

編著に「大塚康生 道楽もの雑記帖」など。