【10/16 世界脊椎デー】World Spine Day
脊椎疾患や脊椎障害についての理解および予防の普及啓発
10月16日 世界脊椎デー(World Spine Day)の2022年テーマは「すべての背骨は大切(Every Spine Counts)」です。 腰痛や頚部痛をはじめとする脊椎(背骨)疼痛や障害などの脊椎疾患は世界的に大きな問題であり、世界中で推定5億4,000万人が一生に一度は腰痛を経験しており、障害を抱えたまま生活している人々もいます。世界脊椎デーでは、脊椎障害の世界的な問題に焦点を当てるための啓蒙普及活動を行っています。腰痛は、がん、脳卒中、心臓病、糖尿病、アルツハイマー病を合わせた数よりも世界的に蔓延していることから、世界脊椎デーのメッセージとして、脊椎の健康に配慮しながら、身体活動(エクササイズやスポーツ)、正しい姿勢、慎重に持ち上げる手順、健康的な労働環境を推進し、人々が背骨を大切にしながら日々活動し続けることを奨励しています。
10月16日は、筋骨格系ヘルスのグローバルアライアンス(Global Alliance for Musculoskeletal Health)により制定された世界脊椎デー(World Spine Day)です。毎年、世界カイロプラクティック連合(WFC)が中心となり世界中に脊椎疾患の予防と啓蒙を広めています。世界理学療法連盟(WCPT)や世界作業療法士連盟(WFOT)などの筋骨格系疾患を扱う医療職能団体も支援しています。日本国内では日本カイロプラクターズ協会(JAC)が中心となり、世界脊椎デーの啓蒙普及活動を行っています。
世界脊椎デーは、筋骨格系ヘルスのグローバルアライアンス(GMUSC)の骨と関節の活動週間(Bone and Joint Action Week)の一環として、世界中で脊椎疾患の理解と予防を呼びかけています。脊椎疾患の例として、腰痛、頚部痛、側彎症、椎間板の病気などがあげられますが、こうした疾患は人々の健康に大きく影響し、労働や毎日の生活習慣、快適な睡眠を妨げる恐れがあります。 多くの研究では悪い姿勢や運動不足が腰痛などの脊椎疾患を起こすことが指摘されています。しかしながら頻繁に起こる脊椎疾患の多くは日常の生活習慣の改善により比較的簡単に予防することができます。世界脊椎デーにあわせて開発された「背筋を伸ばそう(Straighten Up)」と「まずは歩こう(Just Start Walking)」プログラムは脊椎疾患を予防するための教育プログラムです。
世界脊椎デー(World Spine Day)公式ホームページ
https://www.worldspineday.org/
筋骨格系ヘルスのグローバルアライアンス(G-MUSC)公式ホームページ
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