アメリカ、フランス、韓国の消費者による「訪日に関する意識調査」を公開

Dynata Japan LLC(旧:サーベイサンプリングジャパン合同会社)

2024.04.23 12:49

<独自調査>日本のインバウンド需要を測る。~2030年、訪日客6000万人、消費額15兆円をめざす日本のポテンシャルとは~

世界約7000万人のファーストパーティデータを活用したオンラインリサーチサービスを提供するDynata Japan(ダイネータジャパン:東京都目黒区、ダイネータ本社:アメリカ・テキサス州)は、昨年から引き続き、アメリカ、フランス、韓国の3か国の20~59歳の男女を742名を対象に「訪日に関する意識」を調査しました。「訪日経験の有無」、「訪日時に期待すること」、「日本のアニメやゲーム、キャラクターに関する認知」などの質問を聞きました。

今回の調査は、以下のようなインバウンド需要の高まりを感じる社会的な背景をもとに実施しました。

1)昨年からの新型コロナウィルスの感染拡大防止のための水際対策撤廃の好影響か、都内でも多くの外国人観光客の姿を見かけるようになり、2024年1月にJNTO(日本政府観光局)により発表された2023年12月期の訪日外客数もコロナ禍以降最多の270万人を記録し、統計的にも訪日外国人数が増加していること。

2)今年1月に召集された通常国会にて岸田総理により行われた施政方針演説から「2030年訪日客6000万人、消費額15兆円を目指す」とあり、今後も観光産業への期待もますます高まると考えられること。

本リリースでは、抜粋した調査結果をお知らせします。フルレポートについてはInfo.Japan(at)Dynata.com までお問合せください。

※メールアドレスは、(at)の部分をアットマークに変更して送信ください。

■調査サマリ 

  • 日本を含むアジア諸国に来たことがないとの回答がアメリカで71%、フランス64%、韓国7%という結果でした
  • 日本に対して期待をしている体験は、「日本食」や「日本の寺社仏閣などがみたい」「四季折々の風景が楽しみたい」など
  • 日本に関する情報を得る媒体はwebサイトやYoutube動画
  • 3カ国ともによく知っているキャラクターは、「ポケットモンスター」「スーパーマリオ」「ハローキティ」

■日本やアジアへの訪問経験について

 アジアの各国に関する訪問経験についての質問では、来日経験があると回答した人が最も多いのが韓国で50%、アメリカに関しては17%、フランスでは18%という結果でした。

■3か国共通で「日本食」を楽しみにしている(上位回答)

3カ国ともに「日本食を楽しみたい」という回答が最も多く、次いでアメリカ、フランスでは「日本の神社などをみたい」という回答が多く、韓国では「伝統的な祭りや四季の風景を見たい」という回答が多い結果となりました。

 

■日本に関する情報媒体としては、ウェブサイト、動画サイト(Youtube)

日本に関する情報を得る媒体はウェブサイトという回答がフランス(64%)、アメリカ(57%)で多く、Youtube動画という回答が最も多いのは韓国(61%)でした。

■日本のキャラクターの知名度について

 「日本のアニメやゲームのキャラクターで知っているものがあれば教えてください(複数回答)」という設問に対して、3か国共通で「ポケットモンスター」、「スーパーマリオ」、「ハローキティ」が上位で回答されました。

アメリカについては、映画公開された「ゴジラ」や、ファッションブランドとのコラボ展開も多い「ハローキティ」の回答者が多い結果となりました。フランスでは「ドラゴンボール」、「NARUTO」といったアニメや漫画のキャラクターや、ゲームでの認知度の高い「パックマン」などが上位の回答にあがりました。また、韓国に関しては、「名探偵コナン」、「ドラえもん」といった回答もあり、3か国それぞれの回答の特徴が浮き彫りになりました。

 

 

※調査したキャラクターについて:ポケットモンスター、ドラゴンボール、スーパーマリオ、ハローキティ、NARUTO、ゴジラ、ソニック・ザ・ヘッジホッグ、セーラームーン、ワンピース、パックマン、ゼルダの伝説、名探偵コナン、ドラえもん、ガンダム、デスノート、進撃の巨人、スタジオジブリ、ハンター*ハンター、鬼滅の刃、るろうに剣心、モンスターハンターワールド、呪術廻戦、スパイファミリー、プリキュア、デジモンアドベンチャー、聖闘士星矢

■キャラクターの認知度の昨年との比較

昨年実施した調査との比較を各国別で見てみましょう。

アメリカでは、最も多い回答を得た上位3つのキャラクターは、「ポケットモンスター」、「スーパーマリオ」、「ゴジラ」という結果となりました。昨年度との比較では、映画やイベントなどの影響か、「スーパーマリオ」、「ゴジラ」、「ドラゴンボール」といったキャラクターの認知度が向上しました。

次にフランスの結果をみてみると、最も多い回答を得た上位3つのキャラクターは、「ポケットモンスター」、「ドラゴンボール」、「スーパーマリオ」という結果となりました。昨年との比較では、「ワンピース」の認知度が25ポイント増加しました。また今回調査したすべてのキャラクターの認知度が向上し、前年と比べてマイナスとなっているキャラクターがいないことが特徴のひとつです。

韓国では、最も多い回答を得た上位3つのキャラクターは「ポケットモンスター」、「名探偵コナン」、「ドラえもん」という結果となりました。

昨年の結果と比較すると、「ゴジラ」については、認知度が11ポイント向上していることがわかります。

 

■日本で買いたいとおもうものは「食べ物」「お菓子」という回答が多く得られました。

日本で買いたいと思うものについての質問では、アメリカ、フランスでは「食べ物」という回答が多く、韓国では「お菓子」といずれも食品関連ということが分かりました。

 

【調査概要】

 

調査期間:2024 年3月15~18日

調査国  :米国(247)、フランス(225)、韓国(270) 計742サンプル

調査対象:20歳~59歳 男女

調査手法:オンライン

※キャラクター名等は正式名称ではなく、略称や一般的な総称を使用しています。シリーズが多数あるものに関しても直感的に理解できる総称を使用しています。キャラクターについては世界的に人気があると思われるアニメ、ゲーム、エンターテイメント施設、各種アイテム、漫画・コミックなどからダイネータジャパンにて選出しました。

 

【会社概要】

Dynata LLC(ダイネータ)について

Dynata は、世界最大規模のファーストパーティーデータを活用するオンラインリサーチ企業です。本社はアメリカ・テキサス州。

ジャパンオフィスは東京都目黒区。

世界中の約7,000万人の消費者や、ビジネスプロフェッショナルにリーチし、調査を通じて収集された個々のプロファイル属性の広範なライブラリを備えています。また、堅牢なファーストパーティデータサービスを中心に革新的なデータサービスとソリューションを構築し、インサイトの発見からキャンペーンの活性化、クロスチャネル マーケティング ROI の測定まで、マーケティングの連続体全体に顧客の声を届けています。Dynata は、北米、南米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の 6,000 以上の市場調査、メディアおよび広告代理店、出版社、コンサルティングおよび投資会社、法人顧客にサービスを提供しています。

 

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本リリースの引用や転載時にはクレジットを明記いただけますと幸いです。

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【お問合せ先】 Dynata Japan  Sales&Marketing Team  Info.Japan(at)Dynata.com

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東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー7階   https://www.dynata.com/

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