【子どもの外遊びは何時まで?】18時までが安全面でもマナーとしても常識!?
子どもの外遊びの許容時間は17時(28.8%)と18時(44.4%)までで6割以上
株式会社トナリスク(本社:東京都豊島区、代表取締役:松尾 大史)は、全国の17~92歳の男女1342名を対象に、子どもの外遊びの許容時間について調査しました。
秋になり、子ども達が外で遊んだり運動したりするにも過ごしやすい気候になりました。しかし、日も短くなり、暗くなってからの子どもの外遊びは騒音問題など、ご近所トラブルのキッカケにもなりかねません。子どもの外遊びは何時までが常識的な時間なのか、子どもの外遊びの許容時間について調査しました。
子どもの外遊び時間は「17時」と「18時」までで6割以上!子どもがいない人の方が許容時間は遅い傾向
子どもの外遊びの時間は「18時ぐらいまで」と回答した人が44.4%と最も多く、次いで「17時ぐらいまで」が28.8%でした。「17時」と「18時」をあわせると63.2%で6割以上となりました。19時以降は、「19時ぐらいまで」が15.1%、「20時ぐらいまで」が5.7%、「21時ぐらいまで」が3.0%、「22時ぐらいまで」が0.9%と、時間が遅くなるにつれて少ない結果となりました。「何時でも気にならない」と回答した人も2.1%いました。
回答者の子どもの有無別でみると、それほど大きな差は見られませんでした。しかし、「17時」「18時」「19時」と回答した割合は、子どもがいる人の方がいない人より多く、20時以降になると、子どもがいない人の方が多い結果となり、子どもがいない人の方が許容範囲が遅い傾向があるということがわかりました。
年代別での子どもの外遊びの許容時間の傾向
年代別では、「17時ぐらいまで」と回答したのは、20代以下と50代と60代以上で30%を超えましたが、30代で20.0%、40代で23.1%と、年代によって差がありました。しかし、「17時ぐらいまで」と回答したのが比較的少ない30~40代は「18時ぐらいまで」という回答が他の年代と比べると多い結果となっています。
若い年代の方が19時以降の遅い時間まで許容する人が多い傾向はあったものの、いずれの年代でも6割以上は「17時」か「18時」までと回答しており、19時以降というのは少数派でした。
子どもの安全のためと、ご近所の迷惑とならないためにも子どもの外遊びは明るい時間帯で
子どもが事故や事件に巻き込まれるのではないかという心配からも暗くなる前には家に帰ったほうがよい、という意見が多く見られました。また、子どもの外遊びで迷惑を感じた経験については、親にも迷惑を感じたことがある人もいました。また、ボールやスケートボードの音が響くので迷惑しているという意見も多く見られました。
<事故や事件を心配するコメント>
- 危ないから明るいうちに帰ってほしい。(30代女性、埼玉)
- 迷惑ではないけど、こんな時間まで外で遊んでて大丈夫かと心配になる。(40代女性、大阪)
- 帰宅時間、車の交通量が多い道で横断歩道を左右何も確認せずに自転車で走り抜けていく子どもがいて、ヒヤッとしました。本当に気を付けてほしいです。(20代女性、愛知)
- 夜中に子どもの声だけ外から聞こえると何事かと不安になる。(30代女性、宮城)
- 子ども自体に迷惑を感じたことはないが、暗いところで子どもが遊んでいたとして、今のご時世、心配で声をかけたら声をかけたことで不審者扱いになってしまう。あまり暗い時間にうろうろしていると心配になるので暗い時間には遊ばせてほしくないです。(30代女性、神奈川)
<迷惑を感じた経験談>
- 大きな声や甲高い声で騒がれること。子どもなので仕方がないとも思うけれど、何時間も続くとイライラしてしまう。(40代女性、兵庫)
- やはり声がうるさいです…。泣き声、叫び声、はしゃぎ声、声がでるのはわかりますが、時間帯や場所によっては迷惑であることを親がきちんと教えてあげて欲しいです。(30代女性、奈良)
- 夏休み期間にマンション前で21時過ぎまでバスケットボールの練習をしている親子がいました。子どもの声も響いているし、ボールの音も響いていたのでもう少し早い時間に切り上げて欲しいと思いました。(40代女性、千葉)
- 夏休みの夜中に爆竹を鳴らす子ども。毎年必ずいるのがちょっと不思議。(50代女性、三重)
- 21時頃まで道路でスケートボードをされた時はうるさくて迷惑だった。(50代女性、愛媛)
- 夜7時以降に薄暗くなってから近所のマンションに住む父親と子どもが道路でサッカーをしていました。危ないしうるさいし迷惑です。(40代女性、京都)
- 近所の子が22時くらいまで外でボール遊びをしていて、うるさくて(自分の)子どもが寝付けなかった。(30代女性、東京)
- 公園に食べ物の袋や水風船を散らかして片付けずに帰っている。(60代女性、広島)
道路族などの問題に発展しないよう、親の意識を高めるのが大事(トナリスク松尾)
子どもの安全のためにも、ご近所の迷惑とならないためにも、子どもの外遊び時間は「18時まで」を一つの目安にしましょう。特にボールやスケート等、周りに音が伝わりやすい遊びは、事故にも騒音に繋がりやすく注意する必要があります。
「道路族」といった言葉が問題となりつつ、一方では他人の子どもを叱りづらいという風潮もあるため、親がマナー意識を高め、自分の子どもに積極的に伝える姿勢が求められます。
【調査概要】
- 調査期間:2022年9月7日~13日
- 調査対象:全国17~92歳男女
- 有効回答数:1342件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
【会社概要】
株式会社トナリスクについて
隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社。隣人調査・トラブル仲裁事業を通じ、「平穏な日常生活」の実現への貢献を目指す。
代表:松尾(隣人トラブル予防・対策の専門家)
日本最大手の探偵「株式会社MR」の取締役を経て、㈱トナリスクを代表として創業。
隣人調査や仲裁事業の現場経験も豊富であり、テレビ・メディアでの登壇も多数。不動産系YouTuberとのコラボも多数。
- 住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-36-7アルテール池袋2F
- 事業内容:引越し前の隣人調査事業
- 代表:松尾 大史
- 設立年月:2020年4月 ※2020年4月に株式会社MRの隣人調査事業を分社化
- HP:https://tonarisk.co.jp/
- ファクトブック・掲載実績:https://tonarisk.co.jp/media.php
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。