想画、無料で人の通行量を測れるサービス「スマホで通行計」を公開

株式会社想画

2024.03.01 10:30

~スマートフォンによるエッジAIで、統計の民主化を促進~

AIと画像解析のソフトウェアを開発する株式会社想画(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中(たなか) 統蔵(とうぞう))は、スマートフォンだけで人の通行量を計測できるAIサービス「スマホで通行計」を公開しました。

人の通行を検知するセンサーやシステムは従来から存在しますが、「スマホで通行計」は専用の機器購入や利用料などがなく、無料で利用できるサービスです。

お祭りやイベントの来場者数や商店街の通行量など短期間の通行量計測ニーズに対しては、従来の計測システムでは機器購入費や利用料の負担が重く、課題となっていました。想画は、スマートフォン上でも実用的な速度で人物検出が可能なAIを活用し、カメラ付きのスマートフォン一つで通行量を計測できるサービスを無料で提供します。

(活用例1) お祭りやイベントの来場者数

(活用例2) 商店街の通行量

(活用例3) 部屋や建物の出入り

スマートフォンのカメラに写った映像は、そのスマートフォン上でAI処理され、AI処理を終えたカメラ映像は即座に破棄されます。AIが検出するのは通行回数のみであり、通行者の性別や年齢などの属性情報等は一切検出・送信せず、人物の通行回数のみがサーバーへ送信されます。

想画は、「スマホで通行計」の無料提供を通して自社のAIや画像解析技術を伝えるとともに、国や自治体が担っているマクロな統計業務を、人々がより簡便にミクロな単位で行える「統計の民主化」へ繋げたいと考えています。スマートフォンは、撮影、通信、AI処理などを1つのデバイス上で完結できるエッジAIに適したデバイスであり、国内普及率は96%を超えています※1。人通りを無料かつ簡易に計測できることで、小規模な組合や団体でも統計データを主体的に作成・活用できる環境を目指しています。

想画のAIを利用した画像解析システムは、洋上の小さな人影を検出する捜索救助の用途で海上保安庁などでも使用されています。また、人物の移動経路解析や、トンネルの崩落検知システムなども提供しています。

想画は今後も独自のAIと画像解析技術を活用して、社会の課題を解決してまいります。

※1 スマートフォン普及率:
https://www.moba-ken.jp/project/mobile/20230410.html

■ 株式会社想画について

株式会社想画は画像解析やAI学習型の自動検査システム、ドローンなどのロボティクス制御など高度技術開発に多数の実績を持ち、大手メーカーや物流・医療・出版・広告・飲食業など多様な業界のシステム開発を手掛けています。エッジデバイス制御から大規模ウェブシステムの開発まで、クラウド活用の実績も豊富です。

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