PressWalker 株式会社トヨタエンタプライズ約200名が集う子供服の無料交換市を２月14日に開催

約200名が集う子供服の無料交換市を２月14日に開催

ファッション

不要な衣服を次世代に繋ぐ持続可能な取り組み

着物を日傘にリメイクする事業を営むpresent（代表：古川大助、豊明市）は２月１４日、豊明市共生交流プラザカラット（豊明市）にて、子供服の交換市「カラット交換市」を開催します。本イベントは、成長して着なくなった衣服を持ち寄り、現状に適したサイズへ無料で交換できる取り組みで、対象は新生児から160cmまで。毎月第二水曜日に開催しており、22年11月開始以来、今回で14回目を迎えます。入場は無料で、参加者は20～30代の子育て世代を中心に、最近はお孫様のためにと高齢者世代も増加。毎回約200名が各々不要な子供服を持ち寄ります。現状では70～100cmの小さなサイズが比較的充実。参加者から好評を得る本会をぜひ取材していただきたく存じます。

　カラット交換市は、主催者が上の子と年が離れた息子さんをお生みになる際、子育て用品が不足し困っているとSNSを通じ発信したところ、非常に多くの支援が得られた経験から地域に恩返しがしたいとの想いで発足しました。企画が立ち上がったのは、22年8月頃。開催するにあたり、多世代交流をテーマに掲げる施設「豊明市共生交流プラザカラット」（管理元：株式会社トヨタエンタプライズ、館長：森田崚介）にご相談いただき、共同主催として、会場と衣服の保管場所をご提供することとなりました。

　開催を重ねる度に、徐々に活動の輪が広まり、活動を手助けいただける方も増加。参加者の方々からも「今後もぜひ続けてほしい」という有難いお声もいただき、継続の励みとなっております。将来的には、子供服にとどまらず、着物や玩具、自転車や制服なども取り扱う交換市へと活動の範囲を広げていければと考えております。

会社情報

「present」を屋号とするオフィスBATON（代表：古川大助、豊明市）は2018年に設立。現在までに6000名以上の方の遺影写真を制作し、命の尊さと向き合う。生かされている今を大切に生きたい、そして今というご先祖様からいただいたプレゼントを大切にしたいとの思いを込め、「present」として日傘制作にも取り組む。屋号には、「贈り物」に加えて「現在」という意味があり、今というご先祖様からいただいたプレゼントを大切にしたいとの想いが込められています。

会場情報

豊明市共生交流プラザカラットは、2021年３月に閉校となった唐竹小学校の跡施設を整備し、2022年5月6日に誕生した複合型施設です。市民が世代や分野を超えて繋がり、興味関心に応じた多様な活動に出会うことで、誰もが孤立せず、役割や生きがいを持って暮らすことができる「地域共生社会の実現」を目指しています。

館内には、会議や親睦会に使用可能な活動室をはじめ、ダンスなどに使用可能な多目的室やパフォーマンス室、楽器練習が可能なサウンドスタジオ、調理室など、多種多様な目的に対応したレンタルルームが揃っています。そのほかにも、イートインスペースやラーニングスペース、子育て世代交流スペースやこどもあそび場などもあり、市民の憩いの場として幅広い世代にご活用いただいております。（昨年来館者数　約２７万人）

また日々、様々な講座やイベントを開催しております。中でも、11月に開催される「豊明秋まつり」（主催：同実行委員会）は、開催２日間で約25,000名を集客するなど、全館を利用した大型イベントも開催しています。