折れない就農を支える【3本の矢(支援策)】を準備!メロン農家・JA職員・市役所職員がタッグを組み、アールスメロン後継者「長崎県松浦市地域おこし協力隊」募集中

一般社団法人長崎県地域おこし協力隊ネットワーク

2022.09.15 11:51

7軒の農家が礎を築いた約50年つづく地域の宝=アールスメロン栽培技術をつなげたい!新規就農の壁も移住の不安も、地域おこし協力隊任期終了後の仕事も暮らしもサポート。仲間と一緒に挑戦しませんか?

資材高騰でますます減少が懸念される新規就農者。長崎県松浦市では、市のブランド産品であり後継者不足が深刻な“松浦アールスメロン”の後継者育成のため、市の3・4人目となる地域おこし協力隊2名を9/30まで募集中。 募集に際して、メロン農家・JA職員・市役所職員がチームを組み、1年以上協議や準備を重ね、新規就農の壁となる「①技術習得の難しさ」「②農地やハウスなど初期投資の大きさ」に加えて移住の不安もサポートする【3本の矢(支援策)】を準備しました! 本採用は、日本一の地域おこし協力隊サポーターを目指す「(一社)長崎県地域おこし協力隊ネットワーク」が採用支援を行っています。

地域おこし協力隊の仕事内容

  • 現役のメロン農家のもとでの研修と研修用農地での実践栽培によるメロン栽培技術習得
  • 補完作物(アスパラガスやブロッコリー等)の栽培研修のため、研修用農地で実践栽培
  • 地域を盛り上げるため、地域住民との交流やSNS等での情報発信

募集記事はこちら

 

折れない就農を支える【3本の矢(支援策)】

第1の矢(支援策①)【約3年間の報酬/住まい/研修用農地】保証! 

約3年間は市の地域おこし協力隊として採用し、月額報酬をお支払いします。また、探すのが大変な住まい/研修用農地、軽トラックほか必要な農機具はすべて準備済。苗代、肥料代、燃料代も予算の範囲内で市が負担。移住と転職の負担と不安を軽減します。

※農地及び農機具等…農業研修用の農地については指導者が準備/農作業用の軽トラックは市が準備して貸与/農機具については予算の範囲内で市が準備して貸与

第2の矢(支援策②)【約50年磨き上げたメロン栽培技術】指導!

技術指導を担当するのは、アールスメロン栽培に20年以上取り組む農家・辻さん(50歳)。辻さんが専任指導者となり、地域おこし協力隊に農家に必要な知識やメロン栽培技術を直伝。更に、研修用農地(ハウス)では、自ら実践栽培にもチャレンジします。

第3の矢(支援策③)【協力隊任期後の独立も、退任後も】サポート!

地域おこし協力隊着任から退任後も、移住と農業のベテラン職員を中心に、暮らしも仕事もサポート。松浦に縁もゆかりもなくても心配なし!農業の知識や経験がなくても、むしろ大歓迎!農業に熱意のある人を全力で支えます!!

 

松浦アールスメロンとは

松浦アールスメロンは、松浦ならではの「赤土」で、旨みや甘みがぎゅっと濃縮された、とろけるような美味しさ!今から約50年前、7軒の農家がメロン栽培に挑戦。技術を磨き広めるうち、最盛期には60軒に増えたものの、現在は8軒にまで縮小、加えて、高齢化により、後継者不足にも悩んでいます。

メロン部会の最も若手で、協力隊の指導者となるのはメロン農家・辻さん(50才)。現在栽培する作物はメロンのみ。奥様と二人三脚で栽培に取り組み、3人の子息を育てています。辻さんのお父さんは、松浦でアールスメロン栽培を広めた7軒の農家のうちの一つです。

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長崎県松浦市とは

アジの水揚げ量日本一を誇る“アジフライの聖地松浦”は、長崎県で一番人口が少ない「市」。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉幕府の執権職を手にする北条氏の、8代目・北条時宗が執権だった時代、“元寇”終焉の地となり、現在日本初で日本唯一の海底の国史跡“鷹島神崎遺跡”がある。同じく鎌倉時代、“御厨(神の台所)”として神饌を納めた一地域で、“御厨”の地名は今も松浦アールスメロンが栽培される地域に残っています。

協力隊の活動場所となる星鹿・御厨地域では、海と山に囲まれた地形を活かして、今も多彩な農畜水産物がつくられています。

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担当職員からのメッセージ

地域おこし協力隊として来ていただき、松浦アールスメロン栽培の後継者を目指すのは、私たちにとっても初めての大きな挑戦です。ただ、大きな挑戦だからこそ、その経験から得られるものは多く、努力が実を結んだ際の喜びは格別であると思っています。

あなたの「熱意」、その想いを形にするべく、最初の一歩を、ここ松浦市で私たちと、松浦アールスメロンの後継者として、共に歩みましょう!

今回の地域おこし協力隊の募集は、農業の経験が全くなくても、松浦に縁もゆかりもなくても、とにかく「熱意」さえあれば、後継者育成支援策「3本の矢」で、私たちが全力で支えます!今回、2人の協力隊を採用予定なので、同期もいますよ^^

私たちと一緒に、挑戦しませんか?

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募集要項

  • 導入目的:御厨星鹿地区におけるメロン栽培農家の後継者として定住すること
  • 勤務内容:メロン栽培の技術習得のため、メロン農家で研修し、研修用ハウスで実践栽培。補完作物の栽培研修のため、研修用ハウスにおいて野菜栽培の実践。地域の活性化のため、地域住民との交流やSNS等を活用して情報発信
  • 募集人数:2名
  • 勤務地 :松浦市星鹿町内
  • 雇用期間:着任日〜令和5年3月31日 ※ただし、最長3年間まで延長可能
  • 募集期間:募集開始の日から令和4年9月30日 (金) まで(当日消印有効)
    ※ただし、定員を満たした場合は事前周知なく締め切ることがあります

 

地域おこし協力隊について

●制度概要

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。

●制度の課題

総務省では、令和3年度で約6,000名の隊員が全国で活動していますが、この隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

令和3年3月31日までに任期終了した8,082人の地域おこし協力隊員の定住状況について、任期終了後、同じ地域に定住したのは 5,281人 (65.3%)。そのうち、 活動地と 同一市町村内に定住したのは4,292人(53.1%)で、前回調査(3,310人)比で約1.2倍に増加しています。

●中間支援の重要性

2022年9月6日、寺田稔総務相は記者会見で「都市部から地方への人の流れをさらに拡大するため、隊員数を大幅に増やすよう岸田文雄首相から指示があった」「受け入れ自治体や隊員へのサポートを拡充し、増加に取り組む」と述べられています。これを受けて総務省は、当初令和6年度末までに隊員を8,000人に増やすことを目標にしていましたが、令和8年度末までに隊員を1万人に増やすことを目指すこととなりました。
地域おこし協力隊は募集概要と移住希望者のニーズや協力隊採用後のミスマッチが課題となっており、協力隊と自治体のマッチング率を上げる中間支援に取り組む協力隊OB・OGによる組織が全国的に増加。長崎県は、地域おこし協力隊員の定住率が54.4%(全国ワースト2位)で、中間支援の必要性が高い地域です。

 

一般社団法人長崎県地域おこし協力隊ネットワークについて

一般社団法人長崎県地域おこし協力隊ネットワークは、「地域を起こし、長崎を動かそう」をミッションに、長崎県内の地域おこし協力隊の伴走・定着支援を行う組織として2021年4月に設立しました。長崎県内で地域おこし協力隊として活動する皆さんが、地域に愛着を持ち定住しやすい環境を作るために、協力隊経験者がその経験に基づき、着任前(採用)、着任中(協力隊活動)、退任後(就職・起業)までの一貫したサポートを行います。

【事業内容】

  • 協力隊や担当職員向け研修を始めとしたイベントの企画・制作・運営
  • 弊社オウンドメディア「Nagasaki Edit」を活用した協力隊のPR・情報発信
  • 自治体と連携した協力隊の導入・採用支援
  • 協力隊関係者向け相談対応を始めとした定着支援・関係人口創出

公式サイト https://ngs-cnw.com/ 
Nagasaki Edit https://ngs-cnw.com/nagasaki-edit

 

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