コロナ禍の影響で「おうち時間」を充実させることに注目が集まり、また、9月23日の秋分頃から「秋の夜長」というように、夜が長く感じられる季節となりますが、夜の家での過ごし方は、多くの人がご近所に気を遣い、自分のしたいことを我慢していました。

娯楽よりも家事を我慢

夜、家で過ごすときに75.3％もの人が近所に気を遣い、何かしら我慢していることがわかりました。

最も我慢している人が多かったのは「掃除」（39.1%）、次いで「洗濯」（34.1%）といった家事に関することで、娯楽の「テレビ」（24.6%）よりも多い結果となりました。

「不規則な勤務をしているため、夜に洗濯をまわしたいがそれができない。」（20代女性・岐阜）といった、夜にしか家事の時間がとれなくても我慢している人もいました。また、「家族が寝静まった後に無性に片付けや模様替えをしたくなるのですが我慢しています。」（30代女性・神奈川）や「夜中に模様替えしたくならないように、夜更かしせず早く寝るようにしている。」（40代女性・東京）というように、ストレス解消になるのか、夜に模様替えをしたくなるが我慢しているといった人も数名いました。

ご近所さんに気を遣い喧嘩を我慢！？音以外にもにおいや光に気をつける人も

「その他の騒音・生活音」と答えた人には、音楽鑑賞の音量や扉の開閉音などのほか、自分の声を気にする人もいました。なかには、夜に喧嘩をしないようにしている人もいました。自分の声を気にしている人のコメントを紹介します。

• テレビなどがおもしろ過ぎて、笑い声が漏れないように静かにします。（40代女性・岡山）
• ゲーム実況や通話をしてみたいが我慢している。（20代女性・静岡）
• 声を出して会話をする事ができない。（40代男性・愛媛）
• 怒鳴りあいの夫婦喧嘩とかはしないようにしています。（60代男性・山形）

「音」を気にする人が多い結果となりましたが、光やにおいに関するコメントもありました。

• 暑いけど光が漏れないように早めにカ－テンをひきます。（70代女性・愛知）
• 料理もにおいが漂ってくると管理室に苦情があったので気をつけています。（50代女性・兵庫）
• エアコンの室外機の風が、隣の窓に漂うので、できるだけつけるのを我慢している。（60代男性・愛知）

「我慢していることはない人」は隣家が離れているか、ご近所さんとの関係性によって

「我慢していることはない」と答えたのは約25％でした。隣家が離れていたり、防音対策がされている家に住んでいる人は、「我慢していることはない」ようです。また、「隣人も大きな音や話し声があったりするのでお互い様だと思っています。」（20代女性・大阪）というように、ご近所さんとお互い様という考え方や普段からの信頼関係があり我慢なく過ごしている人もいました。

調査概要

• 調査期間：2022年8月9日～14日
• 調査対象：全国20～92歳男女
• 有効回答数：733件
• 調査方法：Web上でのアンケート調査

株式会社トナリスクについて

マイホーム購入後の後悔をなくす近隣トラブル予防・対策の専門会社。「購入後の後悔のない世界」を目指して、不動産購入前調査を提供してまいります。

会社概要

• 社名：株式会社トナリスク　※旧GoodNeighbor株式会社。2022年1月25日より商号変更
• 住所：〒170-0013　東京都豊島区東池袋1-36-7アルテール池袋2F
• 事業内容：引越し前の隣人調査事業
• 役員・経営陣：松尾 大史（代表取締役）・岡田 真弓（共同創業者）・池田 朋弘（共同創業者）
• 設立年月：2020年4月　※2020年4月に株式会社MRの隣人調査事業を分社化
• HP：https://tonarisk.co.jp/