特別展「鉢形城主 北条氏邦」
埼玉県立歴史と民俗の博物館では、令和6年3月16日(土)から5月6日(月・振休)まで、特別展「鉢形城主 北条氏邦」を開催します。
寄居町に所在する国指定史跡・鉢形城跡は、戦国時代に小田原北条氏が北武蔵支配の重要拠点とした名城です。北条氏邦はその城主を務めました。現在の寄居町、秩父市、小鹿野町や周辺地域には、氏邦やその家臣団ゆかりの文化財が多く残されています。
なかでも、小鹿野町両神薄に所在する法養寺薬師堂の木造日光菩薩・月光菩薩立像、木造十二神将立像は、氏邦らによって奉納されたものと考えられ、近年全面的な修理が行われました。修理後初出品となる本展では、奉納当時に近い姿によみがえった氏邦ゆかりの仏像群を一堂に公開。調査研究等の成果を踏まえつつ、鉢形城主北条氏邦をめぐる歴史像を描きます。
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