【コロナ禍での人付き合いの変化調査】約3人に2人が「変化があった」
オンラインが普及しても遠くの人との付き合いは減少
株式会社トナリスク(本社:東京都豊島区、代表取締役:松尾 大史)は、全国の18~84歳までの男女1097名を対象に、コロナ禍での人付き合いの変化について調査を行いました。
コロナ禍で、在宅ワークが推奨され直接会うことが自粛されたり、ビデオ会議などオンラインでのコミュニケーション方法が促進されるなど、人付き合いをめぐる環境には大きな影響がありました。そのなかで、近所の人や遠くに住んでいる人との付き合いにどんな変化を感じているのかを調査しました。
コロナ禍でオンラインが普及しても「遠くに住んでいる人との付き合いが増えた人」はごくわずか
近所の人や遠くに住んでいる人との付き合いについて、約3人に2人の64.3%が「変化があった」と答えました。
変化があった人のうち、「ご近所さんとの付き合いは減り、遠くに住んでいる人とも付き合いが減った」のは84.7%で最多でした。次いで、「ご近所さんとの付き合いが増え、遠くに住んでいる人との付き合いが減った」が12.3%おり、「遠くに住んでいる人との付き合いは減った」と感じているのは、あわせて97.0%という結果となりました。
コロナ禍の影響で、オンライン会議やオンライン飲み会など、オンラインで人とつながることは日常となりましたが、「遠くに住んでいる人との付き合いが増えた人」は3.0%と、ごくわずかだということがわかりました。
付き合いが増えた例
ご近所とも遠くに住む人とも人付き合いが減っていると答えた人が大半のなか、付き合いが増えた人のコメントを紹介します。
ご近所の付き合いが増えた人は、家の周辺で過ごすことが多くなったことで、ご近所さんと顔を合わせる機会が増え、新たな知り合いができたという人もいました。
遠くに住む人との付き合いが増えた人は、直接会えない代わりに、ビデオ通話などオンラインでの交流の機会が増えたようです。
<ご近所さんとの付き合いが増えた例>
- 近所を散歩することが増えて、新しい顔見知りができました。(50代女性・沖縄)
- 家にいることが多いので子ども同士を遊ばせることが増えた。(30代男性・三重)
- 長年同じマンションに住んでいるのに交流の無かった人々とも話すようになった。(70代女性・大阪)
- 近所の人と出会う機会が多くなり、雑談することが増えた。県外の友人達を訪ねていたが、現在は交流がない状態である。(70代男性・三重)
<遠くに住む人との付き合いが増えた例>
- 遠くの友人とは、久しぶりに連絡したり、手紙を書いたり、ビデオ通話で顔を見たり、直接は会わないけど連絡することがかえって増えた。(50代女性・山梨)
- 近所の人との交流が激減したが、遠方の人との付き合いをオンラインで行う機会が増えた。旧来の知り合いとオンラインで交流する機会が増えた。(60代男性・高知)
- 疎遠な人とSNSで交流が復活した。(60代男性・石川)
調査概要
- 調査期間:2022年8月8日~15日
- 調査対象:全国18~84歳の男女
- 有効回答数:1097件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
株式会社トナリスクについて
- 社名:株式会社トナリスク ※旧GoodNeighbor株式会社。2022年1月25日より商号変更
- 住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-36-7アルテール池袋2F
- 事業内容:引越し前の隣人調査事業
- 役員・経営陣:松尾 大史(代表取締役)・岡田 真弓(共同創業者)・池田 朋弘(共同創業者)
- 設立年月:2020年4月 ※2020年4月に株式会社MRの隣人調査事業を分社化
- HP:https://tonarisk.co.jp/
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