12/23~ 横浜 はまぎん こども宇宙科学館「敷きつめ図形パズル」常設展リニューアル

日本テセレーションデザイン協会

2023.12.20 09:59

50年来の数学上の難問「アインシュタイン問題」が解決 新作パズルになり初展示

 この度、2023年12月23日(金)~、はまぎん こども宇宙科学館の敷きつめ図形常設展がリニューアルされます。弊協会の敷きつめ図形パズルは、2017年から展示され地域の子どもたちに親しまれてきました。今回新たに展示されるのは、23年5月に解決された、約50年もの間、数学者を悩ませ続けた数学の難問「アインシュタイン問題」に関するパズルです。この問題の解決は世界的にも注目されており、米国TIME誌の「THE BEST INNOVATIONS OF 2023」でA Long-sought Solution(熟考解賞)を受賞しました。

 敷きつめ図形を通じて子どもたちに“数学×アート”のSTEAM教育活動を提供する日本テセレーションデザイン協会代表の荒木義明(あらき よしあき)と申します。

 この度、2023年12月23日(金)~、はまぎん こども宇宙科学館の敷きつめ図形常設展がリニューアルされます。弊協会の敷きつめ図形パズルは、2017年から展示され地域の子どもたちに親しまれてきました。今回新たに展示されるのは、23年5月に解決された、約50年もの間、数学者を悩ませ続けた数学の難問「アインシュタイン問題」に関するパズルです。この問題の解決は世界的にも注目されており、米国TIME誌の「THE BEST INNOVATIONS OF 2023」でA Long-sought Solution(熟考解賞)を受賞しました。

 はまぎん こども宇宙科学館は、宇宙教育の父としても著名なJAXA名誉教授でもある的川泰宣氏が館長です。弊協会の敷きつめ図形パズル展示リニューアルに際し、的川館長は「同じ形をした色とりどりのパズルをうまくつなげて、ひろげて、敷きつめ、大きな図形を完成しながら、高度な数学と図形センスを楽しく養ってほしい」と言います。

 「アインシュタイン問題」は長年、数学研究者にとって難問でした。「1種類だけで平面を敷きつめる図形のうち、繰り返しパターンが現れない特別な図形があるのか」、という問題です。この答えが23年5月についに発見され、関係者たちはこの快挙に沸き立ちました。この図形は、「非周期モノタイル」と呼ばれ、誰もが初めて見る13角形です。弊協会ではこの形状を恐竜の姿に見立て、子どもたちにも親しみやすいパズルにしました。この恐竜パズルは、23年冬にタイル発見を記念して、米国国立数学博物館が開催した作品コンテスト「The Einstein Mad Hat Awards」で、世界中の応募の中から佳作に選ばれました。今回のリニューアル展示は、世界に先駆けてこの恐竜パズルを本格的に扱う初の展示となります。ぜひ科学館で実際に手に取って、数学者らが試行錯誤の末に発見した最先端の図形パズルに触れていただければと思います。

 またこのパズル展示は全国の約200の施設が加盟する全国科学館連携協議会の令和5年度「新規巡回展示物制作の助成」に選ばれました。横浜を皮切りに、全国の科学館での「非周期モノタイル」パズル展示に活用されることを期待しています。

 お忙しいとは存じますが、この件についてご取材をご検討いただけますと幸いです。多くの方に本展示を知っていただき、普段なかなか知ることのない数学研究の最先端の図形についてパズルという遊びを通して、多くのお子さんに数学・科学を楽しむ一助となることを願っています。

〜「非周期モノタイル」パズル展示 リニューアル 概要 〜

◆ 展示場所:はまぎん こども宇宙科学館 地下2階 あそびの広場 (横浜市磯子区洋光台5-2-1)
◆ 展示開始日: 2023年12月23日(金)~
◆ 入場料: 科学館の入場料が必要です(大人400円、小・中学生200円)
◆開催時間:午前9時30分〜午後5時00分(最終入館は午後4時まで)第1・3火曜日、年末年始、臨時休館
◆展示内容: 非周期モノタイル「恐竜パズル」 ほか

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