長岡市に初のワイナリーがオープン!
“新潟県長岡市 栃尾産100%ワイン「T100」” 長岡市初のワイナリー ワインファームとちお ファーストヴィンテージのワインを販売開始
とちお農園株式会社 (代表取締役社長:馬場弘次/以下:とちお農園)は、2023 年12月8日(金) より、長岡市初のワイナリーとなる「ワインファームとちお」のオープンに伴い、フラッグシップ商品となる、栃 尾産(新潟県長岡市)のワイン用葡萄を 100%使用した、日本ワインブランド「T100」(ティーヒャク / 以下: T100)をリリースいたします。
ワ イン 農 家 が 感 じ た ワ イン の 愉 し さ を
T100 は、私たちがここ栃尾で 20 年以上ワイン用葡萄の生産を続け てきた中で感じた、同じ葡萄品種でも、栽培地の特徴が味わいに出るこ と。同じ畑でも、年どしの気候の特徴が味わいに出ること。そして 、自然 の影響を受ける農作物として、ワインになってもその特徴を色濃く残す こと。 そんなワインの面白さ、魅力を感じていただけるよう、自社畑の葡萄の みを使用し、異なる葡萄品種のブレンドをおこなわずに醸造する、単一 農場・単一品種の「栃尾産 100 %」のワインです。
【T100 の特徴】
1.原材料は、自社の栽培する栃尾産のワイン用葡萄を100%使用
2.単一農場・単一品種
自社畑の葡萄のみを使用し、異なる葡萄品種のブレンドをおこなわずに醸造する、単 一農場・単一品種のワインです。
3.雪と水から育まれた、やわらかで瑞々しい味わいをヌーヴォーで
私たちの葡萄は、品種ごとの特徴の他に、毎年どの葡萄品種にも水資源の豊富な、栃
尾らしい味わいが出ることが魅力です。この葡萄品種「らしさ」と、その年ごとの栃尾 「らしさ」という、「葡萄の味わいの愉しさ」を伝えていきたいと考えています。
そのため、その年に収穫した葡萄を醸造し、熟成期間を設けない新酒のワイン。いわ ゆるヌーヴォーの商品としてお届けしています。 醸造では、葡萄のフレッシュでフルーティーな軽やかさだけでなく、新酒の時点から果 実のうま味やジューシーさを感じていただけるよう、特に醸造中における「抽出」を大 切に考え、時間・温度・発酵の管理を行っています。
【栃尾の気候・環境】
豊富な水資源に恵まれた栃尾
栃尾は、新潟県内でも福島県寄りの山側に位置する地域で、東西を山に囲まれ た、いわゆる盆地の地形です。 毎年の豪雪、市街地を挟むように流れる河川や豊かな湧水など、昔から豊富な水 資源に恵まれた地域ですが、氾濫した河川の歴史や、葡萄畑周辺からの縄文時代 の遺跡の出土、水を多く使う繊維産業が盛んだったことから、古くからここに住む 人々が、自然の脅威と恩恵の折り合いを付けながら、自分たちの土地を守り、この 地に暮らしてきたことが分かります。
【栽培のこだわり】
栃尾の味を育むための「葡萄と水との良い関係」
栃尾の気候・環境は、稲作を中心とした日本らしい農業にとっての好条件ですが、こ とワイン用葡萄にとっては、元より梅雨などの影響から栽培に向かないとされる日本 の気候の中においても、厳しい条件下での栽培といえます。
ですが、そんな栃尾でも 20 年葡萄と向き合ってきた経験から、今では、栃尾だからこ そつくれた。そんな味わいのワインができると考えています。
私たちの葡萄は、春先にたくさんの雪どけ水を吸い上げるためか、品種らしい味わい の他に、やわらかな瑞々しさの中にしっかりとした旨みをもった味わいのワインがつく れます。
雪や水は、ワイン用葡萄にとって嫌われる存在ですが、葡萄栽培ひとすじで葡萄と向 き合い「葡萄と水との良い関係」を築いてきたことで、ここでしか出せない味わいが 育っていると感じています。
●雪の重さと湿気に耐える、粘り強さのある樹に 幼木期の成長速度を見極め、過度に栄養を絞らず、しっかりと根を張らせること。一般 的なワイン用葡萄のセオリーから外れるかもしれませんが、この地域での栽培に、必要 な管理だと考え行っています。
●未病と雨よけ 自社で栽培する全ての葡萄に雨よけをかけた栽培をするなど、日々適切な水分の管 理体制を整え、病気に罹らせない「未病」を一番に考えた栽培を行っております。
【事業立ち上げとこれまでの経緯】 人口減少や産業衰退などの地域課題を抱える栃尾地域で、耕作放棄地の再生や関係人口の創出
など、地元を盛り上げる新たな地域産業の創出を目指して、2001年からワインづくりの取り組 みが、有志の手によってはじまりました。 2018年に、現代表への世代交代も行い、2019年からは、ワイナリー立ち上げに向け、赤ワイン 用の葡萄の栽培や、地域おこし協力隊をはじめとした、地域内外からの世代や地域の垣根を超え た協力をいただきながら、ワインづくりに取り組み、2023年より自社での醸造を開始する運び となりました。
2001年 ワイン用葡萄の栽培、委託醸造によるワインの生産を開始。
2013年 とちお農園株式会社設立
2015年 ワインの一般向けの販売を開始
2017年 直営店「葡萄の杜」をオープン
2018年 立ち上げメンバーから、現代表へ世代交代。
2020年 赤ワイン用葡萄の栽培を開始
2023年 直営店を用途変更し、ワイナリーをオープン。
ワインファームとちお オープンと今後
【ワイナリーオープンにともなう事業について】
長岡市初のワイナリー誕生
ワインファームとちおが所在する長岡市は県内2位の行政区ですが、これま でワイナリーはありませんでした。広大な合併地域含めた長岡市で、初のワ イナリー設立となります。
ワイナリー設立で新商品を発売!
昨年まで委託醸造でのワインを生産から、今年のワイナリー設立により、原 材料から商品化、販売まで、すべてを自社で行うことになりました。これによ り、事業の健全化や、自社の商品についてより詳細な情報をお客様にお伝え することができるようになりました。 また、これまでケルナーという白ワイン1つだけだった商品も、メルローとタ ナという赤ワイン2種を加え、商品ラインナップを3種に増やすことができま した。
12 月8日金曜日オープンイベント オープン期間は12月30日迄
出来上がったばかりの新酒をご試飲いただけます! もちろんワイナリー併設のショップで、ワインをご購入いただけます! 当日は、ワインに合うおつまみも用意して、お客様をお待ちしております。 また、メンバーシップの会員様へのワインの引き換えを12/8(金)~ 12/10(日)で行います。 お得なメンバーシップへはその場でご加入いただけます。ご加入の方には、 ワインを当日お渡しいたします。 オープン期間は12/30まで(月曜定休)11:00~15:00の営業となりま す。
年明けからは土日祝日11:00~15:00の営業となります。
【ワインファームとちおが目指すこと】
農業の課題解決の一助へ
昨今問題になっている未利用果実の活用を計画しています。 ワインファームとちおは、小規模だからこそ小回りがきく設備により、小ロッ トの実験的な醸造にも対応が可能です。 地域の未利用果実や、近年クマの害を防ぐために伐採を推奨されている柿 の木をはじめとした果樹などの救済につながればと考えています。
ワインの新しい愉しみ方を提案
服装やマナーに縛られる事のないアウトドアでの愉しみや、お好みのカクテ ルに使用したりなど、身近にワインを愉しむことを提案していきます。 より多くの方に、地域のワインを楽しんでいただくことで、新たな価値観を 創り出していきます。
アートやデザインとの協働で広がる輪
ワインファームとちおは、ワインとアートの相性の良さに着目しています。 地域在住の作家や、長岡や栃尾での展示経験がある地域縁の作家の作品を ラベルにしたり、作品とセットでの商品開発など、ワインとアートを愉しむ企 画を進行中です。
ワインを通じたコミュニティづくり
上記のような活動を通じ、共に地域を愉しみ、考え、創り出し、次世代へつな げていく仲間の輪を広げていきます。
【商品概要】※2023 年産
商品展開:ケルナー 100%(白ワイン)/ メルロー 100%(赤ワイン)/ タナ 100%(赤ワイン)
希望小売価格(税込):750mℓ ケルナー ¥2,970 / メルロー ¥3,465 / タナ ¥3,960
日本ワイン
品目:果実酒
原材料名:ぶどう(新潟県長岡産 / 旧栃尾地区)、酸化防止剤(亜硫酸塩)
製造者:とちお農園株式会社 新潟県長岡市栃尾本町 3-11
内容量:750 mℓ /360 mℓ *360 mℓの取扱いは自社と一部取扱店のみ
アルコール分:ケルナー 12%/ メルロー 12%/ タナ 14%
製造者 とちお農園株式会社|ワインファームとちお
醸造担当:奈良場 晃大(元 地域おこし協力隊)
ブランドデザイン:柴田 和花子 ( 元 地域おこし協力隊)
【会社概要】
会社名
ワイナリー屋号 ワインファームとちお
所在地 新潟県長岡市栃尾本町3-11
設立 2013年
代表取締役社長 馬場 弘次
事業内容 ワイン用葡萄の栽培/ワインの醸造/ワインの販売/直営店の運営*12月8日リニューアル予定
H P https://www.tochio-wine.com
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