築100年以上の宗教施設跡地を使ったメディアアート展覧会を京都で開催
あいまいさへのまなざしを促す。「かみさま」をテーマにしたオリジナル作品群。
この展覧会は、使われなくなった空き家で開催されます。 また、その場所固有の物語を展示テーマに内包します。
1.開催概要
今回はテーマ「かみさま」から着想し、概念や認知を再構成したメディアアート作品などを展示いたします。
日本で「神」という言葉を聞くと、
思想性が重い下手に触れたくない怖さや、風土と結びついた習わし等を連想します。
一方で「神がかった」「神ってる」「神7」のように日常的なリスペクト表現として親しまれてもいます。
日本人は「かみさま」という存在を自然や生活の至る所に空想する感受性を宿しているのかもしれませんが、結果として曖昧な風景であり続けています。
この曖昧さを受け入れる態度を「かみさま」のような概念的存在をきっかけに浮かび上がらせながら、デザインにつながる「問い」の形を模索していきます。
この展覧会は、使われなくなった空き家で開催されます。
また、その場所固有の物語を展示テーマに内包します。
今回の場所は、ある宗教施設の跡地です。
それを踏まえ「かみさま」というテーマを掬い上げました。
<展示テーマが持つ問いの観点>
ビジネスの場で「宗教のようだ」と人が言う時、嫌悪に近い、あるいは関わりたくない、または、それに囚われる人への蔑みや憐みのような感情を得てしまっていることがある気がします。強い歴史的背景を実体験として持っている人は元より、若い人の間でも通念しています。無宗教が多数の日本人が、参拝とは別の角度で「かみさま」という概念に触れながら、私たちの持つ不可侵に迫れたらと思います。
展示作品
- cleaner
- viewer
- KEMONO
- MONONOKE
- やり直しウォッチRe-Do
- カミノイッテ
- 涅槃{login}
- 生成系偶像
- マニピュレーター
2.出展作家名・プロフィール
YUKISAKI
ユキサキは、プロダクト・サービス開発とブランディングをサポートする京都のデザインファームです。
https://yukisaki.co.jp
これまでの展示
・2021年 言葉のAspect 展
3.INFORMATION
展覧会名:かみさまのAspect展
会期:2023.12月2日(土)~12月3日(日)
時間:2023.12月2日(土)10:00~17:00、12月3日(日)10:00~16:00
休廊日:なし
会場:特設会場
住所:〒602-8072 京都府京都市上京区中長者町通新町西入仲之町281−1
アクセス:地下鉄丸太町駅より徒歩15分
鑑賞料:投げ銭制
主催:株式会社ユキサキ
イベントURL:https://yukisaki.co.jp/event/kamisama/
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