東北初の串カツ人間国宝さん認定店主全国二人目が誕生!
一般社団法人日本串カツ協会が定める、アゲアゲな串カツ職人の物語。
2023年12月3日、一般社団法人日本串カツ協会理事長吉野誠が定めた【串カツ人間国宝さん】認定制度。
串カツ職人に一期一会の歴史あり。その人がなぜ串カツの道に進んだのか!?
これは串カツ職人の串カツ人生を後世に残す取り組みです。
今回は、宮城県の「ダイニングわこう」店長佐藤勇作氏の一串一会の物語です。
1、佐藤勇作氏近影
2.お店:宮城県柴田郡大河原町にある「ダイニングわこう」 串カツ暦一年
3.串カツ屋を始めた経緯
大学卒業後自動車部品メーカーに6年勤めており、気がつくと、29歳。
会社経営者の方とお話をすることが多く、私も手に技術を持って働きたいと思い、退職。
学生時代、飲食店のアルバイト経験が多数あり、また食への追求心が強かったことから地元中心に展開している和食店に転職しました。
社員として5年間、食の重要性や安全性を学び、料理を提供する楽しさを感じていた中での新型コロナウィルスの流行。
飲食店のあり方、ご来店されるお客様一人ひとりのありがたみを改めて実感する出来事でした。
一方で、営業時間短縮等で賃金がカットされ、生活に大きな影響もありました。そのため、転職を考えておりました。
そんな中前職の自動車部品会社へ車のオイル交換に行ったある日、ここでご縁が。その社長から『飲食店を出店する』とお話がありました。
ジャンルはまだ決まっていなかったので、揚げ物を得意としていた私のしてみたかった串カツ屋に決定したため、転職に至ります。
串カツは以前大阪で1回だけ食べたことしかありませんでしたが、なんと、そのお店が串カツ協会理事長である吉野さんのお店である『新世改94ダイニング誠』でした。
そのご縁もあって、串カツ協会さんに監修していただけることになりました。
しかも理事長の吉野さんは、お店の隣町出身の方で、社長と昔ながらのお知り合いというミラクルが!
オープン前の講習では、串カツの歴史から勉強し、最新調理器具を用いたハイブリット串カツを数ヶ月間実践練習していました。
オープンしてからは串カツソースを東北仕様に変更したり、ご当地串カツを開発したりと試行錯誤の日々が過ぎ、まもなく1周年を迎えます。
4.店のこだわり
一番のこだわりは『衣』です。串カツの味を左右するほど重要です。甘い串も当店はメニューにありますが、通常の『衣』と違い、食材の味が引き立つように専用に作っております。
また、串カツに必要なソース、塩等もハイブリット串カツに合うよう、えぐみや雑味を取り除いたオリジナル調味料にこだわっております。
5.これからの目標
東北は串カツ文化がない街なので、新たに東北流串カツ文化を作っていきたいです。
本場大阪で触れた串カツ文化は朝から串カツを食べて、気軽にお酒も飲める。素晴らしい文化だと思います。
文化を作る事は非常にハードルが高いとは思いますが、その道のりの第一段階として、ハイブリット串カツを提供し続けていきたいと思っております。
また、その地方によって料理は味付けが違います。
当店の串カツは地元の食材を用い、『地産地消』をモットーに地元の方になじみある味に仕上げております。
この二段構えでまずは地元の方から愛される味を確立し、東北流串カツ文化の形成を目指します。
6.自慢の串カツ3選
もち豚
地元のおいしい肉をオリジナルソースに合うように開発した、地産地消の主人公。
海老
サイズ、食感にこだわり、海鮮串人気No.1特性タルタルとも相性抜群。
店内熟成鶏ササミ
下味を付けて熟成しているので、何もかけず食べても最高に美味い串。
一般社団法人日本串カツ協会では、串カツ人間国宝さんにふさわしい熱い想いの串カツ店主さんを
大募集しております。
店には、【人間力】と言う最大の隠し味があります。
皆様の串カツ人生を日本中の串カツファンの方々に知っていただきたく思います。
この活動が皆様の明日の活力(カツ力)になります事を心から願います。
一般社団法人日本串カツ協会理事長吉野誠
一般社団法人日本串カツ協会
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