世界で一番手づくりな❝子ども映画祭❞と注目されている国際フィルムフェスティバルの波瀾に満ちたインサイドストーリー たひらみつお『子どもたちに映画を! キネコ国際映画祭ができるまで』 10月26日(木)発売

株式会社ホーム社

2023.10.26 12:00

株式会社ホーム社は、10月26日(木)、たひらみつお著『子どもたちに映画を! キネコ国際映画祭ができるまで』(発売:集英社)を刊行いたします。

キネコ国際映画祭は、1992年に日本で初めて誕生した子どもと大人が一緒に楽しめる、世界で一番手づくりな映画祭。毎年11月上旬に東京・二子玉川で開催され、世界中から集められた映画を声優たちによる「ライブ吹き替え」で上映するなど、映画を通じて世界の文化や芸術について学ぶ機会を提供している。
映画に魅せられた著者が、さまざまな困難を乗り越えて、わずか5人の観客から10万人を集客する一大国際イベントに育て上げるまでの、波瀾に満ちた30年の歩みと子ども映画の魅力を余すところなく語る。映画と子どもを愛するすべてのひとに届けたい一冊。

《こうして三十年の歴史を振り返ってみると、映画祭をつくる大変さとともに、私という一人の人間を突き動かしてきた映画祭の魅力とすばらしさを痛感します。波瀾万丈の五十九年でしたが、とにかくここまで続けてきて、今、キネコ国際映画祭は多くの人に愛され、必要とされている。満足のいく真心籠ったすばらしい映画祭がつくれているということだけは、疑いようのない事実です。なぜここまで長い間、こんなに大変なことが頑張れたのか。もちろん映画が好きだからということもあるとは思います。ただそれ以上に、……キネコで観た映画が子どもたちの成長につながっていくと思うと嬉しいし、こんな私でも少しは社会の役に立てているのだと感じるたびに、頑張ることができたのです。》──あとがきより

 

■目次
第一章    映画は人生のバイブルだった
第二章    日本初の子ども映画祭という挑戦
第三章    フェスティバル・ディレクターという仕事
第四章    真の国際映画祭になる
第五章    キネコの未来

◆特別鼎談 戸田恵子×野本弘文(キネコ国際映画祭プレジデント/東急株式会社代表取締役会長)×保坂展人(キネコ国際映画祭チェアマン/世田谷区長)
◆応援コメント 中山秀征/高橋克典/横山だいすけ/井ノ原快彦/森本千絵

戸田恵子さん(キネコ国際映画祭ジェネラル・ディレクター)
〈キネコ国際映画祭〉でのライブ吹き替えは、私自身の心を豊かにする素晴らしい時間です。とにかく最初の一歩! 是非、二子玉川で一緒に体感してほしい。
中山秀征さん(キネコ国際映画祭プログラミング・ディレクター)
人生の中のほんの一瞬だけれども、生涯心に残る「あの日」になる。キネコには、そんな映画祭になってほしいと願っています。
高橋克典さん(キネコ国際映画祭スペシャル・サポーター)
映画祭は、人間が人間らしく育つために必要な場所です。だからこそ、最初の思いを絶対に忘れず、貫き通してもらいたい。それが子どもたちが大きくなってどういう人間になるのかにつながることだから。人間の行く末と未来につながっていくことなのだから。

 

■著者:たひらみつお 
1965年北海道生まれ。キネコ国際映画祭フェスティバル・ディレクター。幼い頃から映画が大好きで、1983年、ハリウッドの映画監督になるべく渡米、『ニューヨーク・ヨミウリ』の企画で全米48州のバイク旅行を敢行。帰国後、人材派遣業・薪ストーブ専門店(東京ストーブ)の株式会社カイクラフトを設立。1992年、第1回〈キンダー・フィルムフェスト・ジャパン〉(後に〈キネコ国際映画祭〉に改称)を開催。以後、フェスティバル・ディレクター、プログラミング、アート・ディレクター、セールス(営業担当)すべてを一人で担っていた。2016年からは会場を二子玉川に移し、東急グループがメインスポンサーに。18年には世田谷区が共催となり、新たなチームスタッフとともに世界でも有数の「子どもたち、ティーンズ、そして街」に愛される国際映画祭を目指している。

 

■書誌情報
2023年10月26日(木)発売
定価:本体1,760円(10%税込)
発行:ホーム社・発売:集英社
ISBN:978-4-8342-5376-4
体裁:四六判・本文240P+口絵4P
装幀:松田行正+杉本聖士
 
■第30回 キネコ国際映画祭 開催スケジュール
日程:2023年11月1日(水)~11月6日(月)
場所:東京・二子玉川
公式サイト:https://kineko.jp/

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
商品サービス

カテゴリ
エンタメ