PressWalker NPO法人全国てらこやネットワーク世界遺産宮島で行う｢子ども世界遺産キャンプ｣事業概要

世界遺産宮島で行う｢子ども世界遺産キャンプ｣事業概要

自治体など

～コロナ禍で高校生活や青春を奪われた大学生のチャレンジ～

あきらめる事をあきらめた大学生と貪欲に挑戦する2泊3日の冒険

★子ども世界遺産キャンプを開催する意義

私たちは、日本が世界に誇る世界遺産に、全国から子どもと若者を集め、一生の思い出に残る感動体験を創出したい。

この感動体験を原点に、子どもたちが日本の宝を守り発展させていく存在へと成長すること、そして地域の中に現存する宝（場の力、人の力）によって、子どもたちが地域の日本の世界の宝として育まれる活動に繋げていく事を目的に本事業を企画しました。

「てらこや」の大きな特徴は子どもたちと一緒に感動体験を作り出すキーパーソンとして、大学生のお兄さんお姉さんが主体的に活躍していること。それが、私たち「てらこや」の大きな特徴です。大学生の強みは、何時間でも子どもと一緒に鬼ごっこをして楽しめるバイタリティ、そして大人のエゴで子どもたちを頭ごなしに否定せず、ありのままに受け止める共感力、受容力の高さです。そんな大学生たちとの交流を通して、子どもたちは「自分らしさ」を大切にしながら「あんな人になりたい」というロールモデルと出会うことが出来ます。

★課題解決のためにクラウドファンディングにチャレンジしました

また、本事業を開催するにあたり、全国から子どもたち大学生たちが宮島に集まるには交通費の課題がまず解決しなければならない課題としてありました。

その課題解決のために、大学生たちがクラウドファンディングにチャレンジいたしました。

いま、大学に在学している世代はコロナ禍の影響で、部活の大会も体育祭も修学旅行も卒業式も、当たり前にあると疑わなかった高校での行事が悉くなくなってしまった世代です。

ともすれば、「どうせ、だめだし」「どうぜ無理」とあきらめてしまいそうなものですが、この事業を開催したいと、がむしゃらにクラウドファンディングに取り組みました。

大学生の思い付きで始まったクラウドファンディングでしたが、多くの共感の輪を広げ、1200人をも超える方がサイトの訪問くださいました。そして、当初の目標を大きく越え、100万円をも超えるご支援を頂くことができました。

現代社会が抱える、社会問題「体験格差」。この社会問題に対して一石を投じることができたのではないか？と思っております。

★事業の内容について

全国から小、中学校の子ども達、ボランティアの大学生スタッフ達と世界遺産である宮島に集まり、子ども達が新たな人・価値観と出会い、目の前にある全てのことに対しがむしゃらに、貪欲に挑戦し続ける事ができる2泊3日の合宿を宮島、大聖院にて開催します。

家庭では体験する事ができない経験を通して、チャレンジ精神を培う場を提供します。

これからも、全国の挑戦することに対し躊躇している子ども達に、自分の興味が沸くことに対しがむしゃらに挑戦し続ける瞬間を届けたいと考え、何かを成し遂げる達成感、人と触れ合うことの重要性を感じ、人生において何か背中を押すきっかけとなる事業を提供し続けたいと考えています。

★子ども世界遺産キャンプの概要