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デザインエッグ2段バーコード対応開始 出版サービス「MyISBN」「ムゲンブックス」「パブー」 書店販売に配慮 問合せがゼロに
デザインエッグ株式会社
2023.10.02 09:05
3つの出版サービスを提供するデザインエッグ株式会社(大阪府東大阪市、代表取締役：佐田 幸宏)は、2023年2月より試験的に出版書籍に2段バーコード印字をスタートしました。このたび半年の試験期間を経て、10月9日より正式運用することを発表します。
デザインエッグは2013年にスタートした「MyISBN」を皮切りに、「ムゲンブックス」「パブー」という0円〜5487円で紙の本を出版できる3つの出版サービスを展開しています。
誰でも著者として自分の人生の記録や創造を出版できることを実現するため、ITスキルに応じたサービス開発やM＆Aを行ってまいりました。
10年の事業展開を経て、出版サービスの幅が広がり全国の書店での販売機会が増えました。しかし、一方で新進サービスであるが故に1953年の独占禁止法改正で定められた定価販売を例外的に認める制度には該当せず、書籍本体への価格表示が叶わない状況にありました。
このため、全国の書店から「この本の定価はいくらですか？」という電話やメールでの問合せが相次いでおりました。
書籍はオープン価格ですが、希望小売価格で販売する書店が多い現状です。
この実体に沿う形で希望小売価格と「価格は拘束していません」という文言を印字すると共に、書店とデザインエッグのオペレーションコスト削減のため試験的に2段バーコード対応を導入しました。
この施策により、印字開始後、価格に関する問い合わせが0件になりました。書店側にも生じていた電話や伝票確認の手間がなくなり、「納品後に価格を聞かれる」という事象がゼロになりました。
そこで、このたびデザインエッグと書店、互いの業務効率化に寄与する2段バーコード印字を正式に導入するに至りました。
今後は、専門性を極めながらも販売数の少ない著者の書籍を、より多くの書店で取り扱うことが可能になります。インターネット情報が溢れる社会の中でも、書籍という形で読者が能動的に深い情報に触れられる選択肢を増やしてまいります。
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