100万人の管理職必読の一冊【書籍発売『成長する組織をつくる1on1マネジメント』】
部下のパフォーマンスを飛躍的に向上させる「1on1ミーティング」の極意
株式会社ビジネス社は『成長する組織をつくる1on1マネジメント』(佐原資寛 著)を7月20日に発売しました。本書は部下のパフォーマンスを飛躍的に向上させる「1on1ミーティング」の極意が紹介された本です。
◆100万人の管理職の実情
日本に数多くいる会社員の中で、管理職を務める人数は約100万人。そのほとんどが部下の顔色を伺い、悩んでいると著者は記します。今は人手不足の時代、さらに雇用の流動化などで、会社員が「自分が会社に合わせる」時代は終わりました。働きづらいと思ったら部下はすぐに転職してしまいます。そうした中で社員が会社に残り、最適なパフォーマンスを発揮してもらうためには、個別の対応こそが重要です。その手段として最適なものが「1on1ミーティング」です。
◆「1on1ミーティング」とは何か?
「1on1ミーティング」とは上司と部下が、1週間や1ヶ月など短いスパンで1対1の話し合いをすることです。そこで目指すのは社員一人ひとりのパフォーマンスの最適化です。その時、上司に求められる役割は社員の目標へ向かう伴走者という位置づけであると本書では紹介されています。そうした意識を社員が持つことで仕事に対して前向きになれるのです。
◆心理学的なアプローチで部下を分類
上司が部下に向き合うにあたり個別の対応は重要ですが、ある程度のタイプ分けも必要です。本書では他者誘導型、組織貢献型、組織調整型、理論運用型、正義調和型といった5つのタイプが紹介され、個別の向き合い方も解説されています。例えば自己の利益を優先する他者誘導型の社員には「こうすれば給料が上がる」といった言葉でモチベーションを与えるといったものです。このほか、著者の会社で提供されている、科学的で客観的な部下の行動原理として「成人発達理論」を用いた発達心理学をベースにした意識構造のタイプを知るためのツールなども紹介されています。
◆社員の「ホンネ」を引き出す1on1のやり方を紹介
本書では1on1ミーティングの正しいやり方も紹介されています。
・発話促進(相手に話を促す、徹底的に聞く姿勢で)
・安心感醸成(自分の話にすり替えない、とにかく話を聞いている姿勢を示す)
・共感(相手の話を一度すべて受け止める「共感」を示す)
・活性支援(ネガティブな要因をできるだけ排除するよう心がける)
決して難しいものではないとわかるでしょう。著者がコンサルティングをしている企業ではこれだけでも「部下の行動が変わった」という声が多くあるそうです。ちょっとした心がけで部下は大きく変わるのです。本書では「うまくいかない理由」に関する解説もなされていますので実用的な一冊です。
◆すべての上司が自信を持つために
著者の佐原資寛(さはらもとひろ)さんは、管理職のコンサルティング業務や、管理職が使える便利なツール開発などを行う、EDGE株式会社代表取締役、チーフエヴァンジェリストを務める人物です。著者の会社の開発した人事課題・組織課題を解決するためのツールは、富士フィルムビジネスイノベーション、日本生命、伊藤ハム、ベネッセコーポレーション、テレビ朝日など日本を代表する企業にも採用されています。本書はすべて上司(管理職)に自信を持ってもらうために作られました。部下のマネジメントに悩むすべての上司、管理職のマネジメント力を上げて業績向上を目指す経営者は必読の一冊です。
【書籍情報】
『成長する組織をつくる1on1マネジメント』 (2022年7月20日発売)
¥1540(税込)
Amazonページ短縮URL: http://urx3.nu/SgLT
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