心霊から血塗られた歴史まで、古今東西の「こわい切手」を網羅! 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇……。印刷ミスか、はたまた呪いか。“怖さ”にフォーカスした珍しい切手特集!
古今東西から集めた「こわい切手」にまつわる11篇を収録!
株式会社ビジネス社(東京都新宿区 代表取締役:唐津隆)は、『本当は恐ろしい!こわい切手』を 2022年8月1日に発売いたします。ぜひ、貴メディアにてご紹介いただけますと幸いです。
■「切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある」
一般にはきれいなモノ、かわいいモノと認識されることの多い切手の中から、あえて「怖い」という人間の感情に刺さるものをピックアップしました。呪いの切手、鬼の切手、伝説の切手、現代の闇の切手、戦争の切手とそれぞれ題し、古今東西から集めた「こわい切手」にまつわる11篇を収録しています。世界を震撼させているロシアのウクライナ侵攻についても、その背景を踏まえ、関連切手を紹介。切手好きはもちろん、世界情勢を「切手」という窓を通して読み解きたい方にもおすすめの一冊です!巻頭カラー8ページで、美しくも恐ろしい切手のすべてをフルカラーでもお楽しみいただけます。
こちらから試し読みも可能です。
https://note.com/businesssha/n/n58fbfdbf138c
※本編第1章 呪いの切手から「心霊切手」の一部と、第5章 戦争の切手のうち「嗚呼、おそロシア」からの抜粋を掲載します。
【本書の構成】
1章 呪いの切手 心霊切手(暗殺されたセルビア王の亡霊/廃城の騎士/ヒトラーは見ている/おばけ小指/チェコスロヴァキアは死なない)ゾンビの誕生とヴードゥー教(ゾンビとヴォドゥン/ベナンのヴォドゥン/雷神ヘビオソと武神オグン/ヴォドゥンは“宗教”か?)
2章 鬼の切手 鬼が鬼たるまで(もともとは目に見えない存在だった“オニ”/夜叉と羅刹/鬼門/橋姫伝説と般若の面/般若から真蛇へ)モンゴルの忿怒尊(“こわい仏像”はなぜ生まれたか/ヤマと閻魔、ヤマーンタカと大威徳明王/大黒天とマハーカーラ/武神ジャムスラン)
3章 伝説の切手 ドラキュラとブラン城(ドラキュラの誕生/映像化とイメージの定着/トランシルヴァニアのブラン城/残酷伝説から紡ぎ出される物語/ブラン城の現在)解き放たれる“クラーケン”(大統領選挙と伝説の魔物/アンゴラ沖で船を襲う/海底二万里/ダイオウイカ)
4章 現代の闇の切手 恐ろしい交通事情(交通事故現場の生々しさ/ヒヤリとさせられる二輪車/スペインの“飲酒とスピード違反”/恐ろしすぎるジンバブエの運転)タリバンの恐怖(アフガニスタンと“女性への暴力”/イスラムの女性はなぜ髪を隠すのか/イスラム原理主義者の発想/タリバンの登場/世界の麻薬工場)
5章 戦争の切手 ナチスと死神(ヒトラーと髑髏/ヒトラーの仮面を脱いだ死神/マイダネク収容所とナチス親衛隊の死神/暴走する反ユダヤ)悪魔が殺傷した子供たち(イラン・イラク戦争/劣化ウラン弾を被爆した少年)嗚呼、おそロシア(魂を刈り取る“死”の使者/ウクライナを搾取した死神、ボリシェヴィキ/たった一年で国民の一割強を殺した「ホロドモール」/語り継がれるジェノサイド)
著者:内藤陽介
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。ノンフィクション作家。日本文藝家協会会員。文化放送「おはよう寺ちゃん」レギュラーコメンテーター。国際郵趣連盟およびアジア郵趣連盟審査員。「東京五輪の郵便学」で第16回河上肇賞受賞。切手等の郵便資料から国家や地域の在り方を読み解く「郵便学」を提唱
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