「コンゴの恵み」 フェスリエゾンに出展します! 9月24日-26日 表参道
「食べる高級コーヒー」 フェアトレードでオーガニック SDGsなスィーツです!
高級コーヒー豆をチョコレートで包むことによって、お子様から大人まで、どこでもお手軽にコーヒーをお楽しみ頂けるようになりました。スッキリ爽やかな味わいと評判です。
コンゴコーヒーとカフェ・ショコラ
「食べる高級コーヒー」 フェアトレードでオーガニック SDGsなスィーツです!
スッキリ爽やかな味わいと評判です。産地と共に日本直送ルートを開拓しました。コンゴ民主共和国、紛争理由による渡航禁止地区ですが、農園はスペシャルティコーヒー豆を生産しています。フェアトレード、オーガニック認証も取得しています。希少な産地の希少な豆は、日本の世界的焙煎士により焙煎されます。それをチョコレートで包み込みました。ですから、口の中で芳醇なコーヒーの香りが広がります。日本ではSDGs教育でコンゴとコーヒーについて学んだ中学生が箱のデザインをしました。この箱は、身障者施設で組み立てられています。
在京コンゴ大使が、「コンゴにも良い豆がある。しかし、大半は密売でルワンダ産として出荷され、税収ロスにもなっている。よって、日本市場を開きたい」とお話頂いたのがきっかけでした。紛争地域の農園では、退役兵士の受け入れも始まっています。
希少なコーヒーとなるかもしれない、希少なルートの可能性。温暖化によるコーヒー農園消滅説があります。農園は標高2000m以上の所にもあります。よって、この直通ルートは希少なコーヒールートの確保にもつながるかも知れません。
DRCコーヒーとの出会い
2018年、在京DRC大使に「コンゴにもいいコーヒーがある。しかし、大半が密売ルートでルワンダ産として出荷されている。税収ロスともなっている。元来コーヒー大国だった。鉱物資源依存から、コーヒー大国の復活を期待したい。」とお声がけ頂いたことが、きっかけでした。
当社は、2006年、日本で初めて隣国ルワンダのコーヒー組合から直接コーヒー豆の輸入に成功していました。そのため、日本への直接ルートを開設したいとのことでした。
ルート開拓
正規の輸入ルート開拓には1年を要しました。2つの大きな壁がありました。物流と送金です。物流はルワンダの経験が役に立ちました。最初はルワンダの保税倉庫まで運び、キガリ空港から空輸しました。後に現地で、キガリからの飛行機は、ゴマからも出ていることに気が付きました。現在はゴマから成田に空輸しています。
産地キブ州は紛争地域のため、日本では渡航禁止地区となっています。そこへの銀行送金は「テロの資金源になる恐れがある」とのことで大変、高い壁となっていました。が、ある地方銀行(常陽銀行)がゴマ支店への銀行送金を実施してくれました。
このことは、DRCは銀行送金可能な安全安心な国である、という副産物を生むこととなりました。
SCPNCK
パートナーは、キブ湖にあるイジュイ島に20以上の水洗工場を持つSCPNCK組合です。
USAIDなどからスペシャルティコーヒーについて学んでいて、良質のスペシャルティ豆(KIVU3)を生産しています。少量ですが欧米にも出荷されているようです。
良い豆を手で選別していかなければなりません。大変手間のかかる作業です。それを紛争理由による渡航禁止地区という悪環境の中でも実施してくれています。
※スペシャルティコーヒー:5%市場 米国基準80点以上の選別された豆
それまでは、自らの輸出手続きによる輸出は無かったようです。どこでどの書類を得れば日本に輸出出来るのか、その手続から共に取り組みました。
組合はフェアトレードTERO認証とオーガニックECOCERT認証を取得しています。
組合には「コーヒーアンバサダー」がいます。コーヒーアンバサダーは収穫方法やテイスティングについて、指導します。コーヒーアンバサダーは全員女性です。女性が指導者となって良いコーヒー作りに取り組んでいます。
未だ希少なDRCコーヒーです。これから益々、世界に知られて行くと良いと思います。
直送ルート
このようにして、日本への直送ルートは開設されました。今ではイジュイ島からゴマのONAPAC(農業省)に運ばれ、ここで原産地証明、品質評価などを経て、日本に直送出来るようになりました。
加工
日本には生豆で運ばれます。その豆は日本の世界的な焙煎士によって最適に焙煎されます。
焙煎豆にチョコレートコーティングが始まりました。このことによって、「食べる高級コーヒー豆」カフェショコラが誕生しました。アジア、欧米への輸出も始まりました。
国内では、大手量販店や国会議事堂内での取り扱いが始まりました。
学校
日本ではSDGs教育が盛んです。複数の学校がコンゴとそのコーヒーの取り組みを取り上げるようになりました。カフェショコラの背景デザインは中学生によるものです。また、その学校と繋がりのある障がい者施設で箱の組み立て、梱包、出荷などがされています。
別の学校では同じく中学生により、コーヒーのロゴが作成され、学校で大変精力的に、毎月、販売までされています。この学校の取り組みは3年目を迎えています。
今後
本年2月にはカカオ豆の輸入も実施しました。SCPNCKでは良質のカカオ豆も生産しています。
一粒のコーヒー豆が結んだコンゴと日本の交流は、他の産物へと広がり、または日本で加工し世界へと繋いで行こうとしています。
これからも、コンゴの産物が世界へと広がることを祈念したいと思います。
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