ノンフィクション林業マンガ、「漫画・東京チェンソーズ」スタート
林業をもっと自由に!〜担い手不足の業界の門戸を開け放つ〜
株式会社東京チェンソーズ(東京都西多摩郡檜原村、代表取締役 青木亮輔)は、2023年7月1日に創業18年目を迎えるにあたり、新たに「漫画・東京チェンソーズ」を自社SNSにてスタートします(作画:KIKORIBEATS)。普段山の中で作業をする林業は都市生活者には馴染みが薄く、より林業を身近に感じてもらうため、社会課題を前面に出すのではなく、林業現場での面白い出来事などを楽しく伝え、親しみやすい8コマ漫画を毎週お届けしていきます。
掲載SNS 「漫画・東京チェンソーズ」 https://www.instagram.com/manga_tokyochainsaws/
※専用インスタグラムの他、当社ツイッター等でシェア、拡散をしてゆきます。
※初回公開日:2023年7月1日 午前7時
※初回のみ一挙5話公開。以後、毎週土曜に1話ずつ公開予定。
■林業の認知度
林業は一次産業の中でも家庭菜園や釣りなどで身近に感じられる農業や水産業に対し、体験する機会や生産者と接する機会が圧倒的に少なく、特に都市生活者には馴染みが薄い存在です。映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 〜神去なあなあ日常〜」(2014年公開)で世間の林業への興味関心が一時的に高まることなどはあったものの、依然として林業従事者の高齢化率は高く、林野庁では「林業労働力の確保の促進に関する基本方針」を令和4年10月に変更するなどの対策に乗り出しています。また、令和4年度の都政モニターアンケートからは東京の林業や多摩産材の認知度の低さが明らかになっています。
○東京で林業が営まれていることを「知らなかった」と回答:44.6%
○多摩産材(※)について知らなかった」:78.9%
※多摩地域で生育し、適正に管理された森林から生産されたことが証明された木材
( https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/02/03/documents/01.pdf より抜粋)
しかし林業は、土砂流出防止や水源涵養といった多くの公益的機能を持つ森林を育む、街の暮らしにも密接に関わる重要な産業です。弊社は2006年の創業当初より、企業理念の中で「山のいまを伝え」という一文を掲げており、街から見えづらい職業だからこそ意識的に情報を発信し続けてまいりました。それにより新規採用の問い合わせや「東京の木を使いたい」といった問い合わせをこれまでも多くいただいています。
今後、森林の価値を最大化して産業として発展させていくためには、一般の方への木材需要の喚起や担い手の確保、また他の産業との協業が必須であり、そのための第一歩としてまずは「林業」という職業をもっと身近に感じてもらうことが必要だと考え、「漫画・東京チェンソーズ」の企画を立ち上げました。
■作画担当:KIKORIBEATSさんについて
(プロフィール)
1988年生まれ、宮崎県小林市(旧須木村)出身。東京都あきる野市在住。2017年から3年半ほど林業に従事。その後造園業の傍ら漫画執筆中。好きな言葉「目に見えない世界を信じる」「ないものは作れ」
(漫画・東京チェンソーズへの想い)
昔からすればだいぶ林業に対するイメージは良くなっていると思いますが、それでも未だに閉鎖的で且つ危険できつい仕事というイメージが持たれがちな気がします。
そんな中、古くからの林業の在り方にとらわれずにさまざまなアプローチで新しい取り組みに果敢に挑戦している東京チェンソーズはぼくにとって輝かしい存在です。
ぼくの漫画を通して、林業に興味がある人、自然が好きな人、それ以外の多くの人が林業という仕事を知る上でのちょっとしたスパイスになってくれたら幸いです。
【株式会社 東京チェンソーズ概要】
代表者:青木亮輔
所在地:東京都西多摩郡檜原村654番地
設立:2006年7月1日創業、2011年2月25日法人化
社員数:34名
事業内容:
1)造林・育林・木材伐出等、森林の整備及び管理
2)根株、枝葉、板、丸太等の1本まるごと素材販売
3)現場直送の木材を使用した木のおもちゃ、什器、日用品等の企画・製造・販売
4)森林空間を活用した体験サービス提供
WEBサイト:https://tokyo-chainsaws.jp
【本プレスリリースに関する問い合わせ先】
株式会社東京チェンソーズ 担当:飯塚潤子、木田正人
メール:otsuka@tokyo-chainsaws.jp TEL:080-5226-2125
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