大正 11 年創業以来、１００年間名古屋の駅弁を作り続けてきた松浦商店。
ルーツは明治中期に中区大須で開業した料亭にまでさかのぼり、令和にな
った今も「地元の味を守る 日本一の駅弁屋」を目標に職人の技術が駅弁
に継承されている。駅弁という伝統も守りつつ、名古屋市内の学校給食業
務委託を始め、焼売餃子、惣菜、ベーカリーなど新しいことにチャレンジし、
『食』を通じてすべての人に笑顔を届ける。
日本人の繊細な味覚に合う洋酒を目指したサントリーのウイスキーづくり
は、今年１００周年を迎えた。今では誰もが知るサントリーのトリスブランドも
原点はここからであった。同じく、名古屋駅最古の駅弁屋である松浦商店も
昨年１００周年を迎えた。長年の歴史に裏打ちされた味は、今もなお多くのお
客様を魅了し続けている。
6 月 20 日(火)から販売開始となる「思い出のトリ弁」は、東京駅(株式会
社ジェイアール東海パッセンジャーズの売店)と名古屋駅（株式会社ジェイア
ール東海パッセンジャーズと東海キヨスク株式会社の売店）にて取り扱う。１
００周年コラボレーション企画として、トリスハイボール缶と駅弁を同時に購
入することで１００円の割引が適用され、お値打ちにお楽しみいただける。〈ト
リスハイボール缶：税込 18３円(税抜き 16７円)+思い出のトリ弁：税込
1,220 円(税抜き 1,130 円)＝通常 1,40３円⇒１００周年企画で１００円引き
＝税込 1,30３円(税抜き 1,297 円)〉
「思い出のトリ弁」は、弊社の駅弁の中で最も歴史のある「天下とり御飯」
をもとに企画した。中でもこだわりは３つ。玉子そぼろは、発売以来伝統の
『粉雪製法』と言う独自の製法で、他にはマネのできない「きめ細かく・口ど
けがよい・上品な甘さ」が自慢の逸品。おかずには、弊社の歴史の味が詰ま
った煮物や焼き魚に加え、トリスハイボール缶に合うおつまみとしてお楽しみいただけるラインナップとなっている。焼売は名
古屋駅で最も歴史のある焼売・餃子店「寿屋」の自慢の一品。溢れんばかりの餡を包んだボリューミーな焼売は、１つでも食
べ応え十分なほどの存在感がある。他にも掛け紙に『アンクルトリス』を起用するなど見た目にも味にもこだわった商品で、ト
リスハイボール缶と一緒に旅に出かけたくなる駅弁だ。
代表取締役社長 松浦浩人氏（四代目）は「１００年を超える企業同士のコラボレーションを通して、両社の歴史と魅力が詰
まった商品を改めて伝える良い機会にしたい。また、コロナ禍で止まっていた旅行客を後押しし、東京・名古屋をはじめ各地
域を一緒に盛り上げつつ、商品を手に取ってくださったお客様の思い出に残るようなひと時を提供したい。」と想いを話す。