東日本大震災から12年〜こころを紡ぐ民宿の物語、映画「ただいま、つなかん」。自主上映会の募集を開始

株式会社文化工房

2023.06.20 13:00

全国44館で上映されたドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」。自主上映会主催者の募集を開始します

株式会社文化工房(所在地:東京都港区)は、映画「ただいま、つなかん」の自主上映会を開催してくださる主催者の募集を開始します。個人・団体・自治体・法人など、どなたでも上映会を企画することが可能です。

宮城県気仙沼市唐桑半島にある民宿「唐桑御殿つなかん」を舞台に、10年以上もの歳月を追ったドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」。2月下旬から劇場公開となり、全国44館にて上映され、東京では2か月にわたる好評ロングラン上映となりました。

この作品は、東日本大震災で自宅を失い、海難事故で家族を亡くした民宿女将の菅野一代さんと、震災当時に学生ボランティアだった若き移住者たちが、復興のその先を見据えて共に歩み、新たなチャレンジをしていく、テレビ報道発のドキュメンタリーです。監督は、震災当時テレビ報道の現場にいた現役ディレクター・風間研一。10年以上にわたり長期取材を継続し、全国ニュースで放送されるたびに多くの反響を呼んできた映像に、新たなシーンを加え、一本の映画にまとめあげました。

映画化にあたり、語りを引き受けたのは、震災直後から菅野夫妻や気仙沼と深い関わりがある俳優・渡辺謙さん。長年の関係に裏打ちされた人物や土地への深い理解と、思いのこもった語りで作品を温かく包みこみます。音楽は気仙沼出身・仙台在住で、みなと気仙沼大使も務めるジャズピアニスト・岡本優子さんが、映画のためにオリジナル楽曲を書き下ろしました。

自主上映会 開催詳細

募集対象:団体、企業、学校、個人の方
上映料金:最低保証料金55,000円(税込)~
※詳しい情報については、下記HPの自主上映ページからご確認ください。
https://tuna-kan.com/

作品概要

宮城県気仙沼市唐桑半島鮪立(しびたち)。美しい入江を見下ろす高台に民宿「唐桑御殿 つなかん」はあります。100年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享(やすたか)さんと一代(いちよ)さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、半年間で延べ500人を受け入れてきました。

若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は、夫妻の「皆がいつでも帰ってこられるように」との思いから、2013年の秋に民宿に生まれ変わります。女将となった一代さんは、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。そんな「つなかん」に引き寄せられるかのように、次々とこの地に移り住む元ボランティアの若者たち。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営んだり、移住者のサポート体制を整えたりと、地域に根ざしたまちづくりに取り組み始めます。

復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。

そんなある日、海難事故が発生。養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から「つなかん」に集まってくる元ボランティアや仲間たち。涙なみだの時を経て、民宿は再開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていきます。そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で迎えた2021年3月11日。震災から10年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていました。

語り:渡辺謙
監督:風間研一
音楽:岡本優子
ゼネラルプロデューサー:齋藤隆平
プロデューサー:柴﨑木綿子
編集:井上秀明
製作著作:文化工房
2023 年/115 分/16:9/カラー/日本/ドキュメンタリー/
HP:https://tuna-kan.com

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
商品サービス

カテゴリ
エンタメ