金属で紡ぐ記憶の中の小さな世界 原田武金属造形展「scenery」
身近なモチーフを記憶の中の風景や感覚に基づいて再構築する金属造形作家の新作展
金属板や針金を切ったり曲げたり溶接したり、金属造形を駆使して、虫や小動物や植物など身近にあるが大人になると見ることがなくなってしまった、記憶の中の小さい世界を表現する金属造形作家の原田武さんの個展「scenery」が、GallerySeekで開催されます。幼少期に熱中して見ていた虫や小動物による小さな世界を、記憶の中から再構築して新しい命を吹き込む原田さんの金属の技巧をぜひご覧ください。
GallerySeekでは、2023年6月24日から7月2日まで、原田武さんの個展「原田武金属造形展 「scenery」」を開催いたします。
原田武さんは、1984年生まれの金属彫刻家です。金属板や針金を切ったり曲げたり溶接したりして、様々なモチーフを表現しています。虫や小動物や植物など身近にある小さい世界をモチーフに、それらを記録の中の風景や感覚に基づいて再構築することによって、写実的な表現の中にどこか懐かしさを感じる作品を目指しています。それは、幼少期にはただただ夢中に観察し、身近にある小さい世界を発見していた感覚を思い出すきっかけになればと思っています。
原田さんは、2008年にイギリスのEAST-WEST Art Award Competition 2011に出品し、Encouragement Prizeを受賞しました。その後もイギリスや日本で数々の展覧会に参加し、高い評価を得ています。2014年には、東京ミッドタウン・アワードのアートコンペでグランプリを受賞しました。
今回の個展では、原田さんの新作である「景」や「水面」などの金属彫刻を展示します。「景」は、H160×W160×D200mmのサイズで、木々や水面などの自然の風景を金属で表現した作品です。原田さんは、「金属という素材の可能性を追求することで、見慣れたものに新しい命を吹き込みたい」と語っています。
ぜひこの機会に、原田武さんの金属の技巧をご覧ください。
【展覧会概要】
タイトル:原田武金属造形展 「scenery」 会期:2023年6月24日(土)~7月2日(日) 会場:GallerySeek 住所:東京都中央区銀座2-11-18 銀座小林ビル1階 時間:11:00~18:00(最終日は17:00まで) 休廊日:無休 入場料:無料 主催:GallerySeek お問い合わせ:GallerySeek 050-5491-4949 / info@galleryseek.jp
作家来場日 : 6月24日(土)・25日(日) 各日13:00-17:00
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