「都会」「地方」の二項対立を超えて
SDGsとローカルを考える
各地で今、移住者と地元住民の対立が報じられているなか、「都会」「地方」の二項対立ではなく、それを乗り越えるには、どうしたらいいのでしょうか?「シン・地方人」では地域づくりを担う自治体職員ら3人にインタビューしました。また、「往来人」では、都心に拠点を構え地方をくまなく回る2人を取り上げました。「都会」も「地方」もという視点で新しい地域づくりのヒントを見つけたい。ローカルとは足元だ――。
株式会社デスクワンは、読者とともに社会課題解決を目指す「SDGs+プラス)」Vol.5を5月12日に発行しました。
『SDGs+』5/12号 主な内容
インタビュー[シン・地方人]
そこに生まれ育ち今も住む3人だから言えること――。
埼玉県横瀬町まち経営課・田端将伸さん 町づくりの中心に「縁側」を
RDND代表社員・東輝実さん 上勝町ゼロ・ウェイスト次章へ
相模原市みんなのSDGs推進課・榎本幸二さん みんなのSDGsとは
人物ノンフィクション[シン・地方人 往来人]
「本」と「米」をたどると地域づくりのヒントが見えてくる――。
夏葉社代表・島田潤一郎さん 本と地方が教えてくれた「待つ」ということ
[Another Story]忍書房店主・大井達夫さん 街の本屋として あるいは夏葉社と私
小池精米店店主・小池理雄さん 原宿から全国のお米と食卓をつなぐ
Book Review 著者に聞く 『新地方論』
ローカルアクティビスト・小松理虔さん 「共事者」という視点
伝え方 ここがカナメ(朝日新聞・大平要 浜松支局長)
本誌でしか読めない朝日新聞現役支局長コラム。今号のテーマは地方記者の役割についてです。
SDGs+写真館
長寿寺(滋賀県湖南市)所蔵の「陶板地蔵曼荼羅」 住職・藤支良道さん 指先に感じるお地蔵様、誰も置き去りにしないお寺についてお聞きしました。
■編集部コメント
表紙は大原写生会2022で星信郎賞を受賞し、2月に原宿「GALLERY装丁夜話」で初個展「夜の青」を開催された白石晶子さんにかきおろしていただきました。表紙から裏表紙にいたるまで全40ページ、ローカルに染め上げました。東京からの地方を見るというのではなく、東京も一つのローカルとみて相対化し、今住んでいる自分たちの足元を見つめ直す一冊になっています。
何もかもが愛おしいし、何もかもが憎たらしい。好んでここに住んでいるわけでもないかもしれません。ですが、しばしその土地のリズム、「ローカルタイム」に浸ってみませんか?
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