埼玉県在住の保護者、学生に無利子の奨学金を貸与する「大平(たいへい)奨学会」が奨学生を募集

株式会社エスコミュニケーション

2023.05.12 16:04

学ぶ意欲のある埼玉県の学生を応援

渋沢栄一の甥で「日本の製紙王」と呼ばれた坂戸市出身の大川平三郎が設立した大平(たいへい)奨学会とは

保護者が埼玉県内に居住、または本人が埼玉県内に居住し、学ぶ意欲のある学生を応援する「一般財団法人大平(たいへい)奨学会」(池田光男理事長)が高等学校生(国公立、私立)、大学(院)生(国公立、私立)、高等専門学校生(国公立、私立)の奨学生を募集している。

同奨学会は、経済的理由により就学が困難な学生に学資の貸与を行ない、学業が続けられるようにする財団で貸与額はすべて無利子で返還は、貸与を終了翌々月から起算して6ヶ月を経過した後、貸与の最終月額の半額以上を返還する。海外留学の相談にも応じている。

月額貸与額は国公立の高等学校生が14,000円、私立が26,000円、国公立の大学(院)生が38,000円、私立が47,000円、国公立の高等専門学校生が17,000円、私立が28,000円。

奨学金の申し込み、問い合わせは同会ウェブサイト www.taihei-sa.com/ まで。

 

同奨学会は近代資本主義の父といわれ、NHKの大河ドラマでも話題となった埼玉県深谷市出身の渋沢栄一の甥で渋沢の書生から身を起こし、渋沢の右腕として王子製紙を再建するなど「日本の製紙王」と呼ばれた坂戸市出身の大川平三郎が大正12年(1923年)の関東大震災で困窮した埼玉県の学生を支援するため、渋沢を発起人にして、私財を投じて大正14年に始めた奨学事業。

昭和11年の大川平三郎の死後も続けられたが、第二次世界大戦の影響で一時中断。その後、奨学金を受け、卒業後に大企業の重鎮、事業家、医師、弁護士、政治家となった奨学生が大川に感謝し、資金を出し合い昭和42年に奨学事業を再開し、現在に至っている。

奨学金を受けた220人以上が社会で活躍している。

 

一般財団法人大平奨学会

住所・埼玉県さいたま市南区辻5丁目3番8号

URL http://www.taihei-sa.com/ 

この件の問い合わせは池田光男(090-3204-6754)まで

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