6月29日開催 P2M普及・推進セミナー「DX時代に必要なマネジメント」
デジタル技術をリスキリングしただけでは、DXを進められない
DXには“TOPの決断”と“先進のデジタル技術”とともに、DXプロジェクトを推進する“マネジメントスキル“が欠かせません。本セミナーでは、日本で生まれたプロジェクトのためのマネジメント手法「P2M(ピーツーエム)」の概要をご紹介します。
【P2M普及・推進セミナー】
特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)では、DX時代における変革プロジェクト推進に有効なマネジメント手法P2Mを紹介するP2M普及・推進セミナーを開催しています。今回は、その第1弾であるPMAJ副理事長佐藤義男による「DX時代に必要なマネジメントとは~プログラムマネジメント~」の2回目(全3回)です。
〇_DX時代のマネジメント
VUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性))とも評され、ビジネスの前提条件・事業要件が混とんとして目標設定すら難しい時代です。目前の課題解決だけを企図した単発型のプロジェクトでは、DXを進めることが困難になります。様々な要素をバランスさせて全体最適を追求するプログラムマネジメントが必要となります。
〇_DX時代のリスキリング
ビジネス環境の変化や先進デジタル技術に対応するために、多くのビジネスマンがデジタル技術習得に取り組んでいます。それにも拘らず、DXが進んでいないという状況がいたるところで発生しています。仕事の進め方(マネジメント)が従来のままで変革に対応できていないことが最大の理由だと考えられます。日本のビジネスマンは、リスキリングの対象として新たなマネジメント手法にも取り組む必要があります。
その一つが、DXプロジェクトに最適なP2Mです。P2Mは、世界に先駆けてプログラムマネジメントの考え方を取入れているとともに、次の2つの特徴からDXに最適なマネジメント手法だといえます。
①_ミドルアップダウン:混とんとしたビジネス環境で変革プロジェクトを進めていくには大きな困難を伴うが、P2Mでは組織としての最適解を導けるよう、現場ミドルマネジャー層からの施策提言を重視するミドル・アップダウン・マネジメントをベースとしている。
②_全体最適:DXの推進にあたっては不確定な要件が複雑に絡みあうことから、特定の要件を満たすと他の要件が未達になるといったケースが出てくる。P2Mでは各要件の達成目標をバランスさせて、事業全体として最大の成果を目指すという考え方を取っている。
【セミナーの内容】
4月に開催した第1回では、DX時代におけるプログラムマネジメントの必要性について説明しました。
第2回セミナーでは、DX時代に最も有効なマネジメント手法であるP2Mの概要を紹介します。
◆P2Mの概要
・P2Mにおけるプログラムマネジメントの構成
・3Sモデルと呼ばれるプロジェクトモデル
・統合マネジメントの概念
・ミッションプロファイリング
・プログラムデザイン
・統合マネジメントのプロセス
・価値評価
・他の手法との比較
【講師】
PMAJ副理事長/株式会社ピーエム・アラインメント代表取締役社長 佐藤 義男(さとう よしお)
石川島播磨重工業(現IHI)にて、原子力発電所検査データ収集・処理システムAI応用システムなどの開発経験16年。
日本ディジタルイクイップメントにて、プロジェクトマネジメント実践経験を活かして指揮・監督を行う。
現在、㈱ピーエム・アラインメントを設立し、企業向けにPMコンサルティングサービスを提供。
2013年に「PMI年間最優秀教育プロバイダー」として表彰された(日本初)
【P2M普及・推進セミナー概要】
〇_開催日時:2023年6月29日(木) 19:00~21:00
〇_開催方法:オンライン開催
ZOOMウェビナー、全国どこからでもPC/スマホで視聴できます。
〇_申込方法:PEATIXからお申込みください。
〇_受講料 :無料
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