大学生が企業の特徴的な取り組みに迫る企画「ユニーク関西」がスタート
第一弾である今回の「ユニーク関西」では、プラザオーサカの取締役 菅原真太郎さんに直接インタビュー!
大阪府を拠点として活動する就活支援団体「学生販促隊」の学生が、世の中を知り、就活での実績を作るために、企業の“ユニーク”について取材する「ユニーク関西」をスタートさせた。
今回は第一弾として、大阪市淀川区にあるシティホテル株式会社プラザオーサカ(代表取締役:菅原真一)の取締役 菅原 真太郎さんにユニークな外国人スタッフの活用についてインタビューした。
外国人の人材採用に力を入れているプラザオーサカ。現在では全体の従業員数の2割を占める、27名の外国人スタッフが在籍中。
プラザオーサカだけでなく、ホテル業界全体としても外国人労働者受け入れを推進している。厚生労働省における令和元年10月発表の「外国人雇用状況」の届出状況によると、外国人労働者数は約166万人で、届出義務化以降、過去最高を更新し続けている。
このような現状に伴い、労働環境など外国人労働者を取り巻く様々な問題が起きている。しかし、菅原さんは外国人スタッフに対しても能力に合わせて、課長職や営業(海外セールス)などを任せるといった取り組みをしていた。これにより外国人スタッフのモチベーションは上がり、宿泊しに来る観光客の満足度も上がっているそうだ。
今後の展望としては、「インバウンド対策で外国人スタッフを採用するのは進めていきます。しかし、最近はそもそも外国人と日本人で分けて考えることはナンセンスで、優秀な人材はどんどん採用していきたいと考えています。さらに、最近では外国人スタッフの高い能力を活かして、ヨーロッパやスペイン語圏内の現地の旅行会社などに直接セールスが可能になってきたので、これを機に事業の幅を広げていきたい」と話す。
また、今後は学生がプラザオーサカとタイアップし、ホテルの施設を利用した売上向上・活性化に向けたビジネスプランを考案中。
プラザオーサカが目標とする「地域密着型」にフォーカスした世の中のニーズに応じたイベントやホテルの施設(経営資源)を最大限に活用した地域貢献事業を学生と共に進めていく予定。
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